平成11年3月26日(金)〜28日(日)、 長野県車山高原スキー場において、指導員研修会(G)、公認検定員クリニック(G)、B・C級公認検定員検定会(C)が行われました。
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◆山田SAK専務理事
ハイバックルのブーツが登場したときにスキー技術に大きな変化がありました。しかし今、もっと大きな変化が起きています。それはカービングスキーです。先週、県連の海外スキーがアメリカのベイルでありましたが、アメリカでもカービングが中心となっています。
必ずカービングをはかないといけないということではありませんが、県連としてもカービングに対応することが必要となっています。
皆さんも指導員として教えることがあると思いますが、生徒さんがノーマルとカービング混在となったときの指導の難しさもでてきます。この大きな変化をご理解の上、研修に望んでいただきたいと思います。もし板を購入される予定がありましたら、思い切って半径の小さいモデルをお勧めいたします。当然のことですが、基本はスキーを楽しんでいただくことが大切なことにはかわりません。今回は、今シーズン最後の雪上研修でもあります。そういう意味では、技術の変化を超越して楽しい研修会にしたいと思っております。みなさんも是非、この研修会を楽しんでください。
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◆信州総合開発観光(株) 永坂観光事業部長
神奈川県スキー連盟の本年度最後の研修会、B・C級公認検定員検定会を車山で開催していただきありがとうございます。3月に入り非常に暖冬となり、また雨も降りました。先週雪が降りましたが、ゲレンデは完全な状態ではございいません。みなさん、怪我の無いよう3日間研修され、成果が上がることを期待しております。
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◆渡辺SAJ専門委員
技術の変化を超越して楽しんでくださいとお話がありましたが、主任講師としては研修テーマの確認をさせていただきます。今年のテーマは従来の指導法にカービングのテクニックを組み込んだものです。従来、スキーのテールを大きくスキッディングさせるセーフティと現在の教程教本の中核となっていますスキーのトップとテールを一緒にまわすピボット的なものがありますが、それぞれスキーをスキッディングさせ後半ずれをすくなくさせていくものです。カービングスキーはスキーをひねることはしないで、重心クロスオーバーさせて角付けを切りかえる(単なる切り替えではない)もですが、いづれにしてもカービングスキーで滑ってみないと感覚として捉えられないと思います。
みなさんも、チャンスがありましたら、カーブの大きいカービングを是非体験して欲しいとおもいます。本日は天気も良いので出来るだけ多く滑りこんでいただきたいと思います。
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