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第58回神奈川県スキー選手権大会

◆休む暇もなく準備スタート

 スラローム競技が終わって休む間も無く、ジャイアントスラロームの準備に入る。圧雪車がバーン整備している。この大沢ゲレンデは広く長いコースだが、神奈川の大会のために、ほぼ半分は専用バーンとなった。
 (写真右が大沢コース)

写真:第58回神奈川県スキー選手権大会  そのバーンを、ポールセットが開始される。セッター長は、大森睦弘専門委員。大森専門委員と言えば、第49回宮城県・鳴子国体の大回転成年男子1部Cで優勝し、今年度の 第55回富山県・大山国体にも出場した現役の選手だが、今期から専門委員として、裏方にも参加だ。

写真:第58回神奈川県スキー選手権大会
三井専門委員(セッター)

写真:第58回神奈川県スキー選手権大会
大森専門委員中田専門委員
写真:第58回神奈川県スキー選手権大会
大森専門委員(セッター長)
写真:第58回神奈川県スキー選手権大会
地元スタッフ

◆レースは天候の急変になやまされる
 午後から雨が降ると、地元のスタッフが言う。レースが始まるころは、曇り空であった。 女子小学生高学年、男子小学生低学年と順次スタートしていく。女子のレースが終了し、一番人数の多い男子成年クラスにはいった頃、なんと雪模様となった。この時期の雪は水分が多く、タイムロスにつながりやすい。レースの後半では、雪が雨にかわっていた。短い時間にめまぐるしくかわる天候に、神様の悪戯を感じざるを得ない。もちろん、雪上に出て働いている役員はびしょ濡れである。

写真:第58回神奈川県スキー選手権大会
本宮専門委員(旗門係長)
写真:第58回神奈川県スキー選手権大会
小笹専門委員
写真:第58回神奈川県スキー選手権大会
三星専門委員(F審判)
写真:第58回神奈川県スキー選手権大会
和田専門委員(掲示・計算)

◆ゴールハウスも大忙し
 話は戻るが、朝、食事を6時半にとり、7時過ぎには大会準備のために出発する。大沢コースは少し奥に位置するため、リフトで移動すると時間がかかるので、役員は車で移動だ。なかには、板を持っていかない役員もいる。それは、掲示と、計時計算の係りだ。レースの前の準備から終了まで、ゴールハウスで忙しい時間を送る為、一切滑れないのだ。もう、割り切っていて、スキーウエアーも着ていない。本当に、裏方に徹しているその姿には、頭がさがる。でも、レース結果を正確に、スピーディーに計測し、掲示しなければいけないし、それが当然の仕事でもあるのだ。
 また、賞状作成も大変な作業なのだ。GSで12クラス、各クラス6位まで表彰するので、72枚の賞状書きをしなければならない。

 最終日であり、随時表彰式を行うので、忙しい。今回は、なんと選手の八木翔子さん(女子少年中学生)と、今利紗紀さん(女子少年高校生)の2人にお手伝いしていただいた。 本当にありがとう。
写真:第58回神奈川県スキー選手権大会
八木さん(左)池辺さん(右)
写真:第58回神奈川県スキー選手権大会
上越観光開発の高橋さん
写真:第58回神奈川県スキー選手権大会
今利さん(左)、八木さん(右)
ゴールゾーンの仕事はまだある。それは、ゼッケンの回収と整理だ。小林副会長、平沢総務理事がゴールに入ってくる選手から、ゼッケンを受け取る。整理は小笹専門員が行った。小笹専門委員はドクターでもある。
写真:第58回神奈川県スキー選手権大会
ゼッケン整理 小笹専門委員
写真:第58回神奈川県スキー選手権大会
中田専門委員(TD)
写真:第58回神奈川県スキー選手権大会
ゼッケン回収 小林副会長
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菊地競技本部理事
写真:第58回神奈川県スキー選手権大会
大森専門委員
写真:第58回神奈川県スキー選手権大会
関専門委員(主審)
写真:第58回神奈川県スキー選手権大会
門倉専門委員
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阿南専門委員(競技委員長)
写真:第58回神奈川県スキー選手権大会
白沢専門委員
写真:第58回神奈川県スキー選手権大会
コース整備を行う地元スタッフ
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