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第2回拡大教育本部会

 平成12年5月12日、県社会福祉会館にて、第2回拡大教育本部会が開催されました。

1、片岡副会長挨拶
2、三塚教育本部長挨拶
3、渡辺理事
4、山田専務理事
6、専門委員会について(各委員長)
7、その他
8、小林副会長挨拶

 

◆三塚本部長 一方通行でなく、遠慮なく発言を

 今シーズンは、スキー技術も用具も変わり、それに伴い検定の内容も変更になりました。 今回の拡大教育本部会では、それらの反省も踏まえ、執行部からの一方通行にしたくないので、遠慮無く発言していただきたいと考えます。また今期は、検定委員会、指導委員会、企画委員会、強化小委員会などの委員会の 活用を進め、皆さんに頑張っていただきました。そういう意味でも良いシーズンで あったと思います。

◆渡辺理事 ドタキャン問題で苦しかった

 ご苦労様でした。このシーズンご協力ありがとうございました。 専門委員会制度については、委員長・副委員長会議を夏秋で2回ほど行いました。 また、養成講習会の理論講師も御願いしました。 雪上行事では、ブロック技術員の行事間際でのキャンセルが多く、仕事などの事情も あるとは思いますが、みなさんの責任感、使命感が薄れてきていると思わざるを得ません。 皆さんが、ブロック技術員に推薦された時の要件には、雪上行事の半分以上に参加できることと 明示されています。

 

 皆さんに参加していただきたい行事は8回から10回ですので、 半分は、4〜5回となります。今年は3回以下は14人(昨年は12人)です。 たしかに、行事への参加について皆さんの希望通りに行かないこともあるかとは思いますが、 人数の必要な行事でかなりキャンセルが出て、執行部としても人集めに苦労しました。 来期は、融通してでも出られる体制が必要だと考えております。 技術選手権大会や検定会では、集計ソフト含めて、一部のブロック技術員と総務の方には 大変御世話になりました。この場を借りて御礼申し上げます。

 

 

◆山田専務理事挨拶 県連の役員としての行動を

 皆さんのご多大な協力で、無事雪上行事を終えることが出来ました。ありがとうございます。 ただ、渡辺理事からもありましたが、ことしのブロック技術員の行事への参加については、 波がありまして、ある一定のブロック技術員の 協力によって行事がおこなえたという感じがします。 特に、シーズン中1回とか、無理やり御願いしても2回しか来ていただけない人が たくさんいました。そして、ドタキャンがずいぶん出ました。 これも仕事であればやむを得ないのですが、ドタキャンした本人がどこかのスキー場で 滑っていたという情報が県連に入ってくることもあり、非常に不愉快であります。

 そうで あれば、なにもブロック技術員にならなくても良いのではないか、と考えております。 また、県に出てきても目立たず小さくなっている人が、協会やクラブでは勇んで全日本の ユニフォームを着て、威張って教えているという話しも聞いています。 そういう方がいらっしゃるなら、県のブロック員としては恥ずかしい限りです。 ここにいらっしゃる方はそういうことは無いとは思いますが、 是非、気をつけていただきたいと思います。 法人化に伴う財源拠出の問題で、いままで苦しい財政状況でしたが、来期からそれらが解消し、 財政的には多少余力ができます。この為、大きな行事にはブロック技術員の強化として 研修会を併設したいと考えています。そうすれば、ドタキャンにも対応できるし、 ブロック技術員の強化にも繋がります。
 来期は、ブロック技術員ではなく、SAK専門委員として推薦を受けたいと考えています。 ブロック技術員はSAJの規定により人数が制限されています。SAK専門委員として もっと数を増やして、ドタキャンにも対応したいし、そのなかでブロック技術員の 淘汰もして行きたいと考えています。もちろん熱心に、前向きにブロック技術員、専門委員を 続けたいという方は、練習して参加していただければ、制限もありませんので、 何期でもやっていただければと思います。是非、今後とも、教育本部、神奈川県スキー連盟の ために、ご協力をお願いしたいと思います。

 誤解されるとこまりますので補足してますが、 せっかく、何かに縁で仲間になったわけですし、仕事が忙しくて来られないというのは、ある程度やむを得ないと考えます。問題は、県の役員になったにも関わらず、県の行事に出ないで、プライベートなり、協会やクラブの行事に参加するなら、それは協会やクラブの役員をやっていただければいいということです。県の役員として出来てきているのだから、県の役員を全うしていただきたい。仕事が忙しいことについては、皆でカバーしなければならないと思います。

 

◆村山指導委員会委員長

 最初の車山の研修会は大変参加者が多くなっています。今シーズンみたいに雪があれば なんとか対応できますが、雪不足などの場合は、検討を要すると考えています。 後、各行事の受付ですが、スムーズに動いていないように感じており、改善が必要だと思います。また、BC級公認検定員検定会ですが、かなり高い合格率となっていますが、 その妥当性について検討する必要があると考えてます。

 

◆清水検定委員会委員長

 準指導員検定会での、養成講習会での評価の仕方について、基準なり明確にしたいと考えています。 技術選手権については、検定員会を中心にはじめて、決勝方式をとりました。初めてであり、多少盛りあがりに欠けたのかなと考えています。是非、来シーズン改善して行きたいと考えています。 また今シーズン、種目がいろいろ変わりましたが、皆さんも少し理解が足りないのでないかと感じています。

 

◆堀強化小委員会委員長

  強化については、今年から1回合宿も増えて、3回の合宿がスムーズに運営できたと思います。 特に、1回目の五竜では、参加者も多く、逆にスタッフが少なくて迷惑もかけた面がありましたが、 参加された方からは、このような合宿をどんどん屋って欲しいという意見を聞いています。 SAK技術選の後の合宿は、2月に平日で、大会会場で実施しました。 たまたま組んだ日程が、山形や長野の合宿とも どう日程で、八方の好意もありセパレートされたバーンを滑走させていただいたので、 非常に良かったと思います。来年も、同じような日程に設定していただければ、 合宿としては効果があるのではないかと考えます。 本番に関しては、結果的には予選通過者が1名だけに終わったのですが、怪我人も多く出て、 体制が整わない面もありました。神奈川の選手としては、レベル的にまとまってきているんでは ないかと思います。

 

◆加賀ブロック技術員 カービングスキー大会に参加して

 県連の推薦をいただき、第一回目の全日本のカービングスキー大会に参加してきました。 大会自体はそれほどスピードの出るものではなく、楽しめるものであった。 技術力だけではなくて、戦略、スピード、ポイントの稼ぎ方、層行った全てを計算 したすべてで 次分自信が楽しめました。 このカービングは、FISで正式種目となっており、そういうことから開催されたものです。 全国的には100名参加、第一回目で尾瀬岩倉スキー場でカービングカップが開催された。 県連からは4名が参加し、2名が予選通過し、神奈川のスキーにたいする情熱がアピール できたかなと感じています。来年以降も神奈川から出ていただいて、神奈川をアピールして いただければ良いと思います。

 

◆専門委員制度について(案) 三塚本部長

 ブロック員の数は、全日本では50人に1人と規定で決まっている。神奈川は2200人で 専門委員を入れて40名ということになる。いまは、57名の委員をだしている。 東京から17名を借りているのが実態である。 一回神奈川は全員専門委員とし、そのあとブロックを選出したいと考えています。 また、今回新しいかたは専門委員として入ってもらう。 辞めたい方も井ラシャいますが、できるなら神奈川の専門委員として活躍していただきたい。 わたしも全日本の専門委員を辞めて、神奈川の専門委員として活躍したいと思います。


◆専門委員制度について(案) 山田専務理事

いままでブロック技術員になれば、ある種の最終到達点でブロック技術員だからうまいんだ、偉いんだ というような、なんとなくおごりも合った気もします。 ブロック技術員については、東京もすべての枠をだしてはいない。200人中半分は専門委員としているが、東京の中では 対等の立場となっている。南関のブロック研修でも専門委員も出てきていっしょにやっている。 県も、そういう肩書きにあまり捕らわれることなく一生懸命、県の為に教えてくれる、 又は、総務でも専門委員に出てもらって事務的なことその他に協力してくれる方には、 是非仲間になっていただこうと考えています。 また、ブロック技術員はうまくないとこまる。滑れない方は情熱を持ってうまくなって欲しい。50人に1人だと、枠が厳しくなってしまい、ある協会では、適格者が 何人もいるのに1人しか出せないことにもなってしまう。それでは困るので、適材が出て来やすく するためにも、ブロック技術員という数の決まったものではなく、専門委員として出てもらたほうが 望ましいと考えています。ブロックだから専門委員より偉いという考え方は、県の中には 絶対ありません。長くやっている方は、ブロックのタイトルをハズして専門委員でやってもらうほうが好ましいかもしれない。指導員検定以外は、ブロックとしての仕事は無く、資格的には必要無い。たとえば、新人で出てきた人は、専門委員をやってもらい、2〜3期後から2期か3期をブロック技術員になっていただき、 その後は、県の専門委員として同様の活動をしていただくことも考えられます。 この制度を前向きに捕らえて考えていただきたいということです。この件は、まだ決まったことではありません。 これから検討を重ねて理事会に提案します。

(この件については平成12年5月15日の理事会で承認されました)


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