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FIS公認
第6回スノーボード選手権南関東大会
SAK総務本部理事 百海延

◆過去に観測記録のない大雪

 '01年1月25日(木)から降り続いた雪は、2時間で積雪48センチメートルと昭和28年から長野気象台が観測して以来、例の無い大雪に見舞われた。
その雪は、27日(土)まで降り続き、大変な大会であった。 本大会は、昨年までのSAJ公認から、急遽FIS公認大会と昇格し、役員、スタッフは当然ながら、参加等選手の皆様には大変な迷惑をお掛けしたのではないかと考えます。
通常のイメージとして野辺山ハイランドのカリカリに固いバーンが大雪で一転、深雪の掘れたコースに足を取られ転倒する選手も続出。
コース整備も追いつかず、選手の皆さまには申し訳なく思っております。

競技内容
◆パラレルジャイアントスラローム(GPS)

  パラレルジャイアントスラロームは、標高差120m〜200m、旗門数は標高差の11%〜15%の2つのコースは、セット、地形、整備ともなるべく同一でつくられる。
2本のフレックスポールと回転用三角旗でセットされる。上から見て、左側は赤のフラッグと赤のポールのコースで、右側は青のフラッグと青のポールのコースとなる。
旗門数は、25〜32旗門とする。  まったく同じにセットされたふたつのコースを2人の選手が同時にスタートし、勝敗を競う。同時スタートであるため、2系統の時計を使い、2名の選手のフィニッシュのタイム差だけを記録する。最初にスタートを切った選手が時計をスタートさせる。決勝は2本のタイム差で順位を決定する。

《予選》予選用のコースでタイムレースを行い、予選1本目の男子上位8名、女子上位4名が決勝に勝ち上がり、男子上位9〜32位、女子上位5〜16位が予選2本目に出場する。
 予選2本目の男子上位8名、女子上位4名が決勝に進出し、決勝は男子合計16名、女子8名が決勝ラウンドに進む。

《決勝》予選順位の男子8組、女子4組のペアをつくり、2本のランをコースを替えて行なう。タイム上位者がトーナメントで勝ち上がっていくノックアウト方式で行なわれる。

◆主な日程
26日(金) PMからコースオープン(約1.5時間)
16:30から開会式とキャプテンミーティング

27日(土)  8:00〜ビブ配布
9:30〜 予選インスペクション開始
10:30〜 前走スタート
10:40〜 予選開始

FIS女子、FIS男子、オープン女子、オープン男子、大雪のため、ピステンを入れる


     14:00〜 決勝インスペクション開始
     15:00〜 前走スタート
     15:10〜 決勝開始
     17:30 競技終了
     18:30〜 表彰式・TCミーティング

大雪に見舞われ思うように進行せず、終了予定時間をオーバーしてしまった。

28日(日)  8:00〜ビブ配布
      9:30〜 予選インスペクション開始
     10:00〜 前走スタート
     10:10〜 予選開始
             FIS女子、FIS男子、オープン女子、オープン男子
     12:30〜 決勝インスペクション開始
     13:00〜 前走スタート
     13:10〜 決勝開始
     15:30 競技終了
     16:00〜表彰式・閉会式
 28日は快晴となりスムーズに進行し、閉会式を迎える事が出来ました。
今回はFIS公認大会で、遠くは北海道から参加して頂き、2日間の2大会で約300名の参加があった。
最後に、参加していただいた選手皆さまの今後益々のご活躍を期待するとともに、ご協力いただいた野辺山ハイランドをはじめとするスタッフ関係者の皆さま
    に感謝と御礼を申し上げます。    ありがとうございました。

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