第56回国民体育大会 |
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総務本部理事 越前谷芳隆 | |||||
◆いよいよ競技開始 第56回国民体育大会冬季大会スキー競技会は、2月18日から21日まで長野県スキー発祥の地飯山で開催された。長野での開催は14年ぶり7回目。2月18日(日)晴天に恵まれた飯山市役所横の城北グランドで皇太子殿下、同妃殿下を迎え開会式行われた。各都道府県代表がいろとりどりのユニフォームで入場、田中康夫知事が大会宣言、飯山市長等の歓迎挨拶の後、地元の小泉仁(ノルディック)選手が力強く選手宣誓を行った。
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◆男子アルペン陣総崩れか… 競技は戸狩温泉スキー場(アルペン競技)、長峰スポーツ公園(クロスカントリー)、飯山ジャンプ競技場(ジャンプ)、なべくら高原(バイアスロン競技)斑尾高原スキー場(フリースタイル・モーグル競技)の5会場で行われた。 |
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◆公開競技のフリースタイル、予選通過できず コンバインド・ジャンプ成年男子Cで西舘健吾選手は8位につけ翌日のコンバインド・クロスカントリーに期待がもたれた。公開競技として今回はじめて採用されたフリースタイルの公式練習が18日に行われ、成年女子、成年男子の選手は入賞が期待出来る滑りをしていたが19日の女子、20日の男子本番で予選通過の12人にはいることは出来なかった。 |
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◆クロスカントリー冨井稔選手が見事5位入賞、アルペン女子で内田美穂選手が8位に入賞 20日、クロスカントリー5km成年男子に出場した冨井稔選手が見事5位に入賞、ジャイアントスラローム成年女子Bで内田美穂選手が8位に入り、沈みがちの雰囲気を一気に吹き飛ばした感がした。コンバインド・ジャンプで8位に付けていた西舘選手はクロスカントリーでも8位と成ったが総合で惜しくも9位となり得点には至らなかった。 |
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◆クロスカントリー・リレー11年ぶりの入賞 クロスカントリー・リレーは第1走者池田圭二選手が強豪長野、北海道が秒差で争う中で、新潟、富山、秋田、東京、京都等に続いて11位に付け、第二走者浦野裕之選手が11位を維持、第三走者柿沢福郎選手が一人を抜いて10位に上がり、アンカーの富井稔選手が2人を抜き8位でゴール、11年ぶりの入賞だった。 |
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◆トレーナー同行で好成績に直結 本大会では初めてトレーナーを同行し、選手の疲労回復のためマッサージ、筋肉痛や捻挫などの対処や選手の相談にのってもらった事は非常によかったと。次回は強化合宿のときから同行してもらうよう検討すべきではないだろうか。選手団の人数の多いところは役員も多く、コースの状況の把握、選手への連絡(どこが荒れてきている、ここで多くの選手がミスをしている等)が蜜であったり、応援も熱心で選手の励みになり好成績につながっていたように思われた。 |
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