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車山T行事レポート
広報委員 高木豊
【開会式での挨拶】

主管県連責任者 SAK副会長 小林幹夫

顧問である松浦さんの冥福をお祈りいたします。
今回の研修会は、実技研修および理論研修という大きな目的がありますが、この研修会参加者の約半数の方が今シーズンの初滑りということですので、シーズン始めにお互いに顔を合わせてコミュニケーションを図って頂きたい。このようなコミュニケーションを図ることが、皆さんが生徒にスキー技術を教えていく際に生徒とのコミュニケーションにもつながって参ります。スキーの楽しさを若い方達に伝えていくことも大事な使命だと考えますので、このような点も踏まえて、研修会に臨んで下さい。
【Top】


  SAJ立会責任者 SAJ教育本部専門委員 山田隆

◆基本テーマはなにもかわっていません

 前回の指導員研修会でも申し上げましたが、研修会のテーマは昨年と変わりがありません。言葉は変わりましたが、その内容は変わっておりません。賢明な先生達は既にご理解頂いていると思いますが、この5年程、研修会テーマの中身は変わっておりません。表現が変わっているだけだとご理解頂ければ良いと思います。表現が変わったことで色々悩まれたり、どう教えたらいいのかとお考えの方が大分いらっしゃるとお伺いしております。

 

◆中央研修会のテーマをそのまま教えない

研修会で行う技術で皆さんが講習会を行うということではなくて、研修会で行うテーマは指導員の資格をお持ちの皆様のためのテーマです。強いて言えば、中央研修会で行うテーマは、皆さんの前に座っているブロック技術員のためのテーマであります。このテーマを噛み砕いて、この研修会で皆様にご指導申し上げる。それをまた元にして、皆さん流の出来る指導をして頂くという事であって、この中央研修会のテーマをそのまま同じように教えなければいけないということではありません。


◆カービングでどれだけ上達が早まったのか、増えたのは怪我人だけ?

  最近の中央研修会のテーマは非常に狭いレンジでテーマを出してきております。これだけでスキーが上手くなれば苦労はありません。非常に高いテクノロジーで設計されたカービングスキーというものが出て、もう5年近くなります。この板を履けば難しかったカービングターンが簡単に出来て、また切れの良い滑りが出来るということで、皆さんのほとんどの方がカービングスキーを履かれていると思います。 如何でしょう?この5年間でゲレンデに上手い人が増えましたか?
研修会で一緒に滑る他の先生方が上手くなったように思いますか?
私はそのようなことは無いように思います。カービングもどきの滑りで、かっ飛ばして滑る方が増えただけで、増えたのは怪我人だけ。 こんな結果を生んだような気がします。


◆スキーの楽しさ、雪遊びの楽しさを伝えていくことが、指導員の本来の務め

そんなに板の操作性が上がったのなら、教程は薄くなっていかなければおかしいはずなのに、教程は今度5冊になりました。この都会人にとってお金のない時期に、5冊もの教程を読まなければ理解できないスキー技術というものはどうか?またカービングの板になじめない方も非常に多いと思います。スキーの指導者は、資格を取得した時期がずれております。おそらく30年近くのずれを持った指導員の方がお集まりだと思います。30年も前に指導員の資格を取得された方が、時代が変わってスキーが変わったからと言って、指導の仕方を簡単には変えられないと考えております。
カービングの技術が教えられない指導員は指導員じゃないと思っている方がいらっしゃいましたら、 それは大きな間違いでございます。
導員は最新の技術を教えることだけが指導員ではなくて、この雪の上に初心者を連れて来て、 スキーの楽しさ、雪遊びの楽しさを伝えていくことが、指導員の本来の務めであると考えます。そういう中で最新の技術を覚えたいという方がいれば、最新の技術を教える先生に習えばいいわけです。


◆お集まりの皆さんを慕っていただける生徒さん10人を集めてください

 神奈川県スキー連盟としては、当連盟に登録した頂いている指導員先生方に、最新のカービング技術だけを教えるという風には考えておりません。私どもの指導員は、スキーを楽しめる方を一人でも多く集めて頂きたい。当連盟の片常務、広瀬副会長とも話していたんですが、ここのお集まりの指導員の皆様を慕って頂けるような生徒さんを一人10人集めて来て頂けたら、私共の組織は3倍の大きさになると思っています。是非とも、皆さんの持っている技術で、皆さんを指導を慕って付いて来てくれるような生徒さんを集めて頂けることが一番大切なことであって、最新のテクノロジーでスキーを教えなくてはいけないという風にはお考えにならない方が良いのではないかと思います。


◆本来教えるのは教程ではなく、指導員の皆さん

 スキー以上に国民的なスポーツである野球であるとか、ゴルフであるとか、サッカーであるとかを良く考えてみてください。教程なんてありますか?ないですよ。教程や教本に則ってその通りにやれというスポーツは、スキー以外にございません。本来教えるのは、指導員である皆さんなんですね。教程の何ページにあるようにやれというのは、資格試験である準指導員検定や正指導員検定の際に必要なことであって、決して教程通りに教えなければいけないということではありません。
 例えばゴルフというスポーツを考えてみて下さい。初心者を連れて行って、ティショット。大体空振りしたりチョロったりします。でも「いいよ、いいよ」と言って打ってしまいます。そして少ししか飛ばなくても「ナイス、ショット」とみんなで誉めてあげて何とか引っ張って行く。それを何故かスキーだけは、プルークボーゲンをやった時から膝の角度がどうのこうの、スキーのエッジの角度がああだこうだ。こんなことでは誰もスキーをやらなくなってしまいます。是非とも、そういうことが無いようにして頂きたいと思います。
 

◆一方的でない、楽しい研修会をやりましょう

 教程や教本に書かれていることは、そういう技術を学びたい方が学べば良いもので、全ての指導員の義務ではないと考えて頂きたい。皆さんもスキーをあまり難しくしないで、練習をして頂ければと考えております。

 本日の午前、午後、明日の午前と講習がありますが、その3コマの中で1コマ以上、研修会のテーマをやらないよう各技術員には申し付けてあります。
是非とも、一方的な上位下達的な研修会ではなくて、双方で互いに意見を交換しながら楽しい研修会をやって頂ければ私共も大変ありがたいと考えております。【Top】


執行責任者 SAk常務理事 片忠夫

◆会員登録人員の減少について

 理論研修会の際にもお話をさせて頂きましたが、神奈川県の登録人員、並びに準指導員受験者数、合格者数などの
10年間の推移をご報告させて頂きました。指導員の皆様のご意見をお伺いできればと存じます。


◆色々な施策をトライアルしていきます

 先日のブロック研修会を皮切りに、いよいよ雪上がスタートしました。この後、北海道、エプソンカップと続きます。登録も終了致しまして6500名と700名ほど昨シーズンより減少していますが、皆様のご努力で追加登録もあり、7000名近くになっております。北海道の14000名がトップで、神奈川は第4位の登録者数です。先程の常務理事のお話にもありましたように、昨今、全日本スキー連盟の方針と皆様方現場の思いがずれているように思います。SAJは25%増員キャンペーンを行っておりますが、登録人員は減少しております。しかし神奈川でもこのままではいけないと考えておりますし、色々な施策を考えております。今回の研修会でも、チャレンジとエンジョイの2つに分けて研修を行う試みをしております。現在エンジョイに入っていてもチャレンジに移りたいというご希望があれば、担当技術員に申し付けて下さい。言葉の通りチャレンジは一生懸命滑る、エンジョイは楽しむというコンセプトです。なお昨今の調査では、スキーは下半身の怪我が多く、スノーボードは上半身の怪我が多いとのことです。皆様も安全確保に十分留意頂けますようお願い致します。【Top】


主任講師 SAJ教育本部専門委員 渡辺三郎

◆「指導の体系と検定種目の理解」

  本日皆様にお渡しした資料や、先般の指導員研修会でのお話にもありましたが、今回の実技研修会のテーマは
「指導の体系と検定種目の理解」です。今年は特に、初心者への指導方法論を重点的に行って参ります。
資料にもありますようにプルークボーゲンを中心に行ってまいりますが、斜面状況によりテーマ通りには行かない場合もございます。


◆お互い話し合いながらの研修会にしていきましょう

  特に今回は参加者も非常に多く、各班とも足慣らし程度で終わってしまうかも知れませんが、各講師にお願いしてさわりの部分だけでも行って頂きます。
また昨今カービングスキーが流行しているとは言え、まだまだノーマルスキーをお持ちの方もいらっしゃいます。ノーマルスキーでも十分にスキーは楽しめ指導もできますので、そうした方や、カービングスキーを履いてはいるものの、カービングテクニックまでは求めない方はエンジョイ班を選択して頂きます。またチェレンジ班は、カービングスキーの性能を生かした滑りを学びたいという方に研修して頂きたいと思います。
 いずれにしましても、一方通行の形だけの研修会にはしたくはありませんので、お互いに言い合いながら研修会を進めて頂きたいと思います。なおSAJの教育本部の大きなテーマであります「安心・誠意・感動」を年頭に置き、常に生徒さんの立場に立って指導をお願いしたいと思います。【Top】


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