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平成14年度 競技本部アルペン部会
平成13年10月20日(土)神奈川県社会福祉会館

◆古郡副会長

 いよいよ皆さん方のお力をいただくシーズンが近づいて来ました。ご存知のように競技本部は大変な仕事であり、みなさんに負担がかかりますが、ボランティアの精神で今シーズンもよろしくお願いいたします。

 

◆山田専務理事

 世の中の景気も悪く、大会の参加者が減少することを懸念しております。県全体としては、将来競技会に参会したいという有資格者の方々や、非常に熱心に大会にご参加いただいているマスターズのみなさんなどたくさんいらっしゃいますので、こういう方たちを大切にして、良い運営がシーズンを通して行われればありがたいと考えておりますので、みなさまのご協力をよろしくお願いいたします。
 尚、専門委員の追加について、横浜協会より坂田元政(掲示計測)さんが加わります。

 

◆菊地競技本部長

 昨日、本日は国立の理化学センターにてFISとSAJのTDセミナーが開催され、かなりの問題提起がされました。なかでも、大会での選手の安全面について時間を費やしてディスカッションしました。カービングスキーを含めたマテリアルの変化によって、今現在のスーパーGの速度が5年前のダウンヒルの速度、GSが5年前のスーパーGの速度、SLが5年前のGSの速度とあがってきているなかで、安全な大会運営が求められています。

 ひとつの例としては、女子のダウンヒルでジャンプ台を5つから3つに減らしたら、確かに事故は減りました。しかし実際はジャンプをした後の処理やライン取りが問題であって、単純にジャンプ台を減らすだけでは、大会のレベルも下がるし、観客の楽しみも減るわけです。グレードを下げて安全な運営をするのではなく、傷害の原因を見据え、準備の段階から対応していくことが必要です。全日本レベルでもTDの怠慢、競技役員のレベルの低下なども問題になっておりますが、われわれも神奈川県の大会に置き換えて考えていきたいと思います。
 幸い皆様の力添えで大きな事故もなく大会が運営できたこと感謝するとともに、運も良かったかなという気もしています。準備や運営中に妥協してしまう場面もありますが、かなり危険であると認識をお願いします。たとえばスーパーGでの参加者のレベルのバラツキや選手層の拡大を考えると、運営方法を見直していかなければいけない時期に来ていると考えます。11月に講師も呼んで競技本部セミナーを開催いたしますので、全員で参加していただき、ルールや運営方法の見直しをお願いします。選べる人が選べ、楽しめる人が楽しめるという大会運営をお願いします。

 今年度は県選手権がおかげさまで60回ということで、記念大会とし、参加者には携帯のストラップ(首かけタイプ)を配る予定であります。是非、記念大会ですし、みなさまの参加者への働きかけをよろしくお願いします。

 ワールドカップの大会などスポーツの大会ではボランティアの方々の支えがなければ運営が出来ない状況です。我々も少ない人数の中で行事を運営していかなければいけない訳で、役員の皆様の健康に留意いただき、積極的に運営に参加していただくようお願いいたします。

 組織運営では、各小委員会方式で進めておりますので委員会のほうである程度の主導権を持って、例えば強化指定選手を決めるときは強化委員会で案を出す、大会運営では最低ジュリーメンバーをシーズン前に決定し、出来るだけ決めた行事には参加していただくということでお願いしたい。委員会が活発に活動していただくためにも権限を委譲していきますのでよろしくお願いします。TD,競技委員長、主審についての人選は、委員会の指示に協力をお願いします。

 

◆本宮アルペン部長

 競技本部セミナーですが、11月11日が決定ですので、専門委員の方はなるべく出席をお願いします。この時に各委員の役割などについても説明を行います。

 SAJ公認旗門審判、セッター検定につきましては、専門委員の方々は公認料・検定料は県連で負担をいたしますので、受検するようお願いします。

 

(大会運営委員長の話を受けて)

 競技委員長は一番大変です。キャプテンミーティングで話しておしまいではなく、プログラムやタイムスケジュールなど色々な書類を当日までに揃え、、現地との打ち合わせを行うなどの前準備が大変です。しかし、教育していかないと、昨年と同じように一部の人に負担が偏ってしまうことになってしまいます。今年はアシスタントを付けるということで、最後の2連戦は、経験をつんでいただこうと考え、次年度はみなさんが出来るようにと考えたいです。

 それ以外に、例えばスタート審判の仕事は何か?ただ現地でスタートをやってくれと頼まれるというのが今までの常で、まことに申し訳ありませんでした。今年度は、それぞれの役割は何かをきちんと理解していただいて進めていきたいので、よろしくご協力お願いします。

(意見、質疑を受けて)

 昨年の野辺山杯では最終日に賞状が渡せないことがあったが、運営の改善・工夫を行い、必ず現地で渡せるように対応したい。

 マスターズについては、誤解を生む内容があるので、再度要領を作成し、協会に配布します。スタート順はドローでなくポイント順とします。TCミーティングにてB級にした意味、神奈川でのやり方について明確に説明し、エントリーリストを配布、記念品は携帯ストラップとします。(他県で行っている、スタートリスト冊子、ゼッケンは行わない)


◆門倉大会運営委員長

 アルペン大会の行事役員の決定を行う予定でしたが、皆さんの参加状況が正確に把握く出来た時点で確定する方が望ましいとの意見もあり、11月11日までに決定することとします。大会役員配置参考表(案)でTD、競技委員長、主審、コース係長、旗門係長、スタート審判、フィニッシュ審判、計時計測などが可能な人材名を記入しましたので、よろしくお願いします。 尚、競技委員長をはじめて担当する人にはアシスタントを付けていく方法を考えています。


◆意見、質疑他

(小野寺) 競技委員長だけでなく、主審にもアシスタントをつけると良い。

(本宮) 是非実現したいと考えますが、毎年、現地に行かないと最終的に誰が来るのか来ないのか判らないレベルで、人数も不足しています。今年から出欠確認の葉書を出していますが、それでもドタキャンが発生しており、是非ご協力お願いします。

(小野寺) SAKの大会では、主審・競技委員長の資格ということではなくても、経験なりで対応可能と考える。資格付与はセミナーを利用してもらえると効率的である。

(菊地) SAK役員の方でSAJの資格を持っている方が少ない気がします。教育関連ではあたりまえですが、指導員資格を持って指導に当たっています。一番大切だと思うのは、自分から知識を得るために勉強していただくということです。今回SAJ旗門員の資格もありますが、参加すれば旗門員のみならず競技役員全体的な講習もあります。資格をとれば客観的な公平性もあると考えます。まずは、競技本部関なーに参加していただき、試験を行いますが、SAK資格の付与を行いますので、ご理解ください。

(小野寺) TD、ジュリーメンバーは何を質問されるのかわからない訳で、ジュリーメンバーでフォローしながらやっていくということを、我々へも選手にも明確にしていただければ、対応は可能と考える。

(小野寺) 総務理事も参加する中理事の役割・胆務を明確にしておくほうが良い。

(門倉) 県総体の役員はどこまでですか

(平沢) TD,競技委員長、主審までで、それ以外は各協会・クラブ、地元にお願いします。

(河口) 昨年度、EPSONCUP、野辺山杯はポイント順のスタートとし、表彰はクラス別に行いましたが、今年も継続でよろしいでしょうか。

(菊地) クラス関係なくポイント順で出すということは、ポイントレースとしては当然であり、またジュニアの強化という面もありました。

(山田) 本来、その趣旨を手続き要領に掲載すべきであった。行う場合は、キャプテンミーティングで必ず、趣旨を説明してください。

(河口) 青年Aの選手は、ポイントがあるのに、クラス別になると(クラスの中はポイント順だが)どうしてもポイントが悪くなるということもあった。ポイントレースなのでポイント順にすべきという(小学生は除く)意見がずいぶんあり、昨年は野辺山杯で実施をした。管理登録も有料でもあるので、それなりのメリットが当然という面もある。

(本宮) 選手が楽しい方法で行うことが大切。ただし賞状書きが大変で、昨年はその場で賞状を渡すことが出来なかった。全員が終了後でないと書けないため、最終日が特に厳しい。→必ず渡すということで工夫・改善を行う。

(門倉) 上越マスターズ大会で、SAJ B級となったが1本競技で問題ありませんか

(菊地) マスターズは問題ありません。記念品は用意します。危険でなければ、スーパーGへも参加が可能です。

(青木) マスターズの要領を見ると、競技者管理登録をしたものに限ると書いてあるが。

(菊地) 競技者登録した人が公認大会扱いとなるという意味で、どなたでも参加できます。

(山田) 要領の文面が誤解を生むので、マスターズの要領を作成しなおし、協会へ配布します。


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