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平成13年度全国中学校体育大会
第39回全国中学生スキー大会
競技本部専門委員 中田圭

スローガン [菅平 燃える気持ちに 夢 未来]
開催地 長野県菅平スキー場 大会期間 平成14年2月4日〜2月8日

派遣役員として参加した中田圭専門委員
神奈川選手団のみなさん
神奈川県代表選手
氏名 種目 学校名
坂本航一 GS 川崎 犬蔵中
落合克允 GS 海老名 有馬中
阿多宏峻 GS 座間 南中
川越夏樹 SL 横浜 中田中
塘田隼也 SL 横浜 領家中
宮沢陽祐 SL 藤沢 鵠沼中
鈴木雄太 SL 森村学園中
井出昌子 ★動画(RealVideo) GS,SL 鎌倉女学院
関麻美子 ★動画(RealVideo) GS,SL 関東学院
三浦奈々 SL 大和 渋谷
土井彰子 ★動画(RealVideo) GS,SL 横浜女学院
小林明日香 ★動画(RealVideo) GS 桐蔭学園
監督、役員
日野 宏 県団長  
後藤 克幸 県総務  
古川 直樹 県監督  
河合 輝一郎 コーチ  
藤 一仁近 コーチ  
中田 圭 県コーチ  

◆大会日程

2月6日(水)9:00
      男子スラローム
      女子スラローム
2月7日(木)9:00
      男子ジャイアントスラローム
2月8日(金)9:00
      女子ジャイアントスラローム

◆大会レポート2月5日
 大会前日、天気は晴れこの日公式練習が行われ、公式練習ではコースレイアウト、雪面の硬さ、斜面変化、試合当日のセットなど想定して選手たちはGSコース全長11830m、SLコース569mを滑った。選手たちに感想を聞いてみると思ったより雪面は硬くなく滑りやすかったそうだ。この時まだ選手たちはあまり緊張してないようだった。公式練習と平行してGS、SLポールトレーニングも行った。練習には東京都さんや福島県さんの協力によりスムーズな練習が行われた。
◆開会式が盛大に開催される
 この日の開会式も行われ選手たちは午前中の練習をきりあげ開会式会場にむかった。会場では地元のみなさんに歓迎され全国各選手団は [菅平 燃える気持ち夢 未来] 大会スローガンのもと盛大に開会した。この夜チームミーティングで県団長で来られている日野先生から挨拶を受け(頑張ってください)と選手たちに告げられ県総務の後藤先生や監督の古川先生に明日の競技の説明を受けた。選手たちの緊張が少し伝わってきた。
◆大会レポート2月6日
 天気、晴れ前日の予報が見事にはずれ雲ひとつない天気になった。この日の種目はSL競技、選手たちは朝早くからアップトレーニングを行いスタートを待った。先生たちの協力によりスタート脇に見事な待機小屋まで作っていただき選手たちはそこで試合用の板、オーバーウェアーなどを置きゴーグルなど磨いていた。

◆SL男子は塘田選手が2本目に出場
 9時男子ゼッケン1番がスタートをした。神奈川はゼッケン65番・川越選手、107番・塘田選手、136番・宮沢選手、166番・鈴木選手だ。女子選手は33番・井出選手、52番・関選手、106番・三浦選手、137番・土井選手とゆうスタートだった。2本目出場権利は男女上位80位までとなり男子成績については塘田選手が1本目65位に入り2本目の出場の権利をとったが2本目コース途中で転倒しDNFになった。他の男子選手は残念だが2本目出場権利を得ることができなかった。

◆SL女子は出井選手が健闘したが…
 女子成績だが井出選手が1本目、48位に入り2本目、7人をまくり、結果41位に入った。関選手が88位と惜しかったが2本目に出場できなかった。他の女子選手についても出場権利を得ることができなかった。成績的には決してよいとは言えないが、全国トップレベル差を目にした選手たちは何かを得たように思えた。明日の大会に期待したい。
◆大会レポート2月7日
 天気、晴れ、雲は少し合ったが今日も問題のない天気になった。この日の種目は男子GS競技。今日,出場する選手たちはゼッケン45・坂本選手、ゼッケン98.落合選手、ゼッケン129・阿多選手、ゼッケン182・鳴島選手の4名が出場する。アップも終わり選手たちは、スタートへ向かった。コースはチャンピオンコースを使用しバーンはハードになり、最高のコンディションになった。
1本目37旗門、2本目38旗門で行われた。
◆男子は全員2本目に
 成績だが、男子選手は1本目、全員完走し2本目に出場した。
結果は落合選手が98位、坂本選手102位、阿多選手122位、鳴島選手は2本目で転倒しDNFとなった。
◆大会レポート2月8日
 最終日、女子GS、前日に知人のサービスマンから予報を聞いた天候晴はれ、気温―16度、最高でもー1度とゆう予報だったが当日、確かに冷え込んではいたがそんなに寒くは感じなかった。使用コースは男子同様チャンピオンコースを使用した。バーンは2本ともハードになり起伏にとんだ最高のコースになっていた。
◆女子選手も全員完走で2本目に
 今日出場選手は井出選手、関選手、土井選手、小林選手の4名、全種目インスペクションには私も同行し選手たちにアドバイスをした選手たちは、かなり緊張はしていたが完全にレースに集中しコースレイアウトを頭に叩き込んでいた。成績はともかく結果は選手全員2本をまとめ全員完走した。こうして全中大会は終了した。
◆タイムの差は1本あたり7〜10秒
 今回、一緒に全中大会にいって私の思ったことは男女ともトップ選手との差が1本あたり7秒から10秒以上あった。これは単にトップ選手たちが雪国育ちだからとかとゆう問題ではない。確かに技術レベル体力レベルの差は多大にあるが、これはこれからの経験や時間などでクリアできる問題だと思う。

◆スキー選手としての自覚を持つこと
 このタイム差のもっとも大切なことは自分がスキー選手であると自覚を持つことからだと思う。雪国地元選手なら既に小学生から備わっているもので神奈川の選手には是非、テクニックやマテリアルだけではなくトップ選手からのメンタル部分の違いに気付き学んでもらいたい。これらの問題について当スキー連盟競技本部は選手同様学んでいく課題であると思う。   以上

  (財)神奈川県スキー連盟                    競技本部 中田 圭


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