ホーム > 行事レポート > 2003 > 上越4大会

SAJ B級公認 マスターズ第1戦
第4回神奈川県ジュニア選手権
第25回神奈川県民体育大会
第58回国体スキー競技神奈川県大会
第20回神奈川県選手権大会(スーパーG)

2003年1月18日〜21日 新潟県・上越国際スキー場
広報委員 川上修レポート(前半)
  理事  徳本進レポート(後半)

めざせベストタイム

成績は良かったのかな

◆クラス別表彰 New

★神奈川県マスターズ選手権
★全日本B級マスターズ選手権
★神奈川県ジュニア選手権

★神奈川県民体育大会
★国体選考会
★スーパーG

 

◆国体代表選手

★国体代表選手

 

◆大会リザルト

★ジュニア 男子
★ジュニア 女子
★マスターズ 男子59歳以下
★マスターズ 男子60歳以上
★マスターズ 女子

★SAJ B級 男子59歳以下
★SAJ B級 男子60歳以上
★SAJ B級 女子

★県民大会 男子A
★県民大会 男子B
★県民大会 男子C
★県民大会 女子

★国体選考会 男子A
★国体選考会 男子B
★国体選考会 男子C
★国体選考会 女子

     お 詫 び                          平成15年 1月 28日

去る、1月18日より上越国際スキー場で開催されました「神奈川県選手権大会」及び「国体予選会」におきまして「選手会の開催時刻変更」の周知徹底に不備があり、大変ご迷惑をおかけ致しました。 大会役員一同反省致しております。今後このようなことが発生しないよう大会運営に万全を期す覚悟であります。今後とも宜しくお願い申し上げます。

(財)神奈川県スキー連盟専務理事  山田 隆
競技本部長 菊地 富士夫

広報委員 川上修レポート(前半)
◆1月17日(金)
 カンカン照りの上越国際スキー場。大会本部となる護城館に到着。
 午後1時、ミーティングルームに集合した役員・・なんと全員が昨年もお世話になった方々である。神奈川県のスキー競技を支えている理事,専門委員の皆さんの熱心さには頭が下がる。自分が現役時代はそんな裏方さんの苦労など考えてもいなかったなぁ・・と反省。ひたすら感謝感謝!
スケジュールと担当振り分け等のミーティングが行われる。手馴れた進行で30分ほどで終了。その後、スキー場総支配人の高橋さんに加わって頂き地元との打ち合わせ。高橋さんからは、「今年は平年より1m近く積雪量が少ないが、競技会場は万全の準備をしています」との力強い言葉。真剣な打ち合わせの中に冗談も混じり、長年にわたっての開催で築き上げた信頼が感じられる。
ミーティング終了後はスキー場での準備担当と、本部でのエントリー確認,ゼッケン確認などに分かれて作業が進行、準備は万端。

役員ミーティング

準備作業中

チームキャプテンミーティング

ビブ配布

◆TCミーティング
 午後7時から観光会館2階でマスターズ大会開会式とTCミーティング。マスターズ大会はそこに集まってくる人たちの再会の喜びの笑顔から始まる。古参の元気さを見ていると、人間の声って年齢とともに大きくなるのかな?と思わせる。もちろん態度も同様である。にぎやかなジュニアも大勢いるためか中間で圧倒されている成年層・・ガンバレ!

前走の地元中学生4人

霧の中のスタート

★1月18日(土)
第2回全日本B級神奈川県マスターズ選手権大会,第4回神奈川県マスターズ選手権大会,第4回神奈川県ジュニア選手権大会

 寒さを感じない大沢コース。上越らしいベタ雪のバーンにコース作り開始。曇天無風で順調にコースセットを終えた。しかし雪は柔らかく、インスペクションの段階でかなり掘れてしまう状態。それでも競技開始までには平らに仕上げられ、スノーセメントでバリバリのコースが完成。みごとなコース作りの技である。
ところが、競技開始の数分前から濃い霧が発生。前走の地元中学生4人が2旗門先しか見えないコースに消えていく。おそらくコースの起伏は全く見えないであろう。それにしてもいまどきの中学生は元気なものだ。この不安なコースを前にしても大笑いしながらしゃべりまくっていた。
選手のスタート時点でも霧は晴れず、マスターズの大先輩たちも口々に恐怖を表している。しかし、非情にも競技開始。最初の選手が2番目の選手に抜かれるハプニングで幕開けとなった。小学生にとって、このコース条件は厳しく、出走した7名全員が途中失格というクラスも出てしまった。それにしても自分が選手じゃないというのは気楽なものだ。

◆表彰式
 競技終了後、チロル2階で全日本B級と神奈川県マスターズの表彰式。ジュニアは夜の県民大会開会式前に行われることになった。クラス別けが多いので表彰される人、祝福する人で溢れている。こんな状況でやったほうが選手は晴れやかだろう。マスターズの最初の表彰者の名が呼ばれたが表彰台の前で立ち止まっている。上にあがって下さいと声をかけると「足が曲がらないから手を貸してくれ」と・・・エッ?本当にあなたが滑ったんですか???スキーって生涯スポーツなんだなぁと再認識。

ポールセッティング

片常務理事

◆ジュニア選手権大会表彰式,県民体育大会開会式
 夜7時から、観光会館2階でジュニア選手権大会の表彰式。学年別けのミスが指摘され訂正するハプニングもあったがなんとか無事終了。ジュニアの場合、いつもながら本人より親の方が一生懸命。今回は表彰式終了後に遅れて来た子供の顔写真を強引に撮らされる。「1人で写すのは1位の人だけです・・」とは言えなかった。

 続いて県民体育大会の開会式。片常務理事が挨拶の最後に連盟会長の河野洋平氏本人から「自分は会場に行けませんが、選手の皆さんがんばって下さい」ということばを頂いていますと紹介。さすが常務理事、○界入りの準備も着々?
 菊地競技本部長からは国体選考に関しての説明。今年の選考は基本的には20日の国体予選の上位者を対象とするが、19日の県民大会で各クラス1位になった人も選考の対象に加える。また、急斜面での滑りを見させてもらうため、選手は2日間で尾根回りコースと直接下る急斜面コースの両方を滑るように設定するとのこと。その後、上位選手のドローも行われ選手のムードも予選会モードに入っていく。

真っ黒なアリの行列…

インスペクション風景

◆1月19日(日) 第25回神奈川県民体育大会
  天気予報では日中は曇りで夜にかけて雨か雪とのこと。結果的には1日中曇り空で雨にはならなかったが気温は高く、相変わらずのベタ雪でコース作りはスノーセメントが大活躍。昨日に比べて霧が無くゴールからスタートまで一望できるのは助かる。実出走者数が300人にもなる大会のインスペクション風景を見渡せるのは爽快。コースは選手で埋まり、まさに真っ黒なアリの行列状態である。
競技は若干の遅れはあったものの順調に進行、各クラス終了ごとに表彰式が行われる。
レース実施中の表彰であるため参加者も少なくチョット寂しい面もあるが、逆に入賞者と気楽に話ができ、和気藹々とした雰囲気も良いなと感じる。賞状の字が違っていても、その場でサッと修正して渡せました・・そんなこと自慢にならないか。
 神奈川新聞社に送る入賞者リストも順位確定と同時にゴールハウスに持ちこんだパソコンで即制作。
 午後3時15分、競技及び表彰式はすべて終了。護城館に戻り新聞社宛てにデータをFAXし3日間のお勤め完了。明日に控えた国体予選の取材は徳本理事にお願いして帰路につく。

いつになく白い…

裏方の役員さんご苦労様です

◆おまけ その1
 今年は雪も少ないが晴れの日も少ないようである。そういえば某競技本部長(匿名だから良いですよね・・)の顔がいつになく白いことを発見。聞いてみると今年の競技会場は天候に恵まれず雨の日もあったとのこと。納得である。よく見ると自慢の髭には冬景色が広がりつつあるのでは?・・おまけに、夜のミーティングで大笑いしたとき、口の中から白い物が床にポトリ!なんと〇〇〇でした。本部長さん、ポールと同様にネジ込み式にしてもらった方が良いでは?・・・お体をいたわって下さい。

◆おまけ その2
 上越といえばお酒!!ということで、地元の人から取材した情報。一般的には「八海山」そして「越の寒梅」「久保田」といった名前が浮かぶであろうが、地元の人が飲む酒はチョイと違うらしい。まずは「鶴齢」。昨年から気になっているお酒であり、塩沢でしか手に入らない。塩沢といっても17号沿いにあるお酒のディスカウント店には無く、街中の酒屋で入手できた。でも値段は普通の酒と同じというのがありがたい。そしてもう一つの銘柄が「高千代」。いかにも日本酒という感じの香りが強く、場合によっては好まない人も。でも、はまった人はこれしか飲まないそうである。もちろん個人の好みであり、やっぱり「八海山」が良いという人ももちろん多い。ウーーン・・・結局、上越の酒はどれも旨い!
 以上、「香報委員」である私のあくまでも個人的見解です。

理事  徳本進レポート(後半)

真剣にインスペクション

頑張れ!

◆1月20日(月) 第58回国体スキー競技会神奈川県選考会

 天候は晴れ。スタートからゴールまで一望できる。出場選手はインスペクションの時間前よりトレーニングランを行い、体調を整える。8:30からのインスぺクションでは、1つ1つポールをチェックして、ライン取りを確認していく。
今日のコースコンディションは雪質ハードで選手は滑りやすく、絶好のバーンが整備された。緊張感がみなぎる。
 競技は9時15分に女子B組から順次スタート。女子が終了し、成年C組がスタートする頃にはコースがやや緩んできたが、途中でコース整備を入れながら選手に滑りやすいバーンを提供する裏方も頑張っている。
午後2時の成年B組がスタートする頃には、雪が降り出して視界がやや悪くなったが、順調に競技は進み、3時過ぎには無事終了した。
 取材でリフトに乗り合わせた選手と話しをしたが、昨年から競技を始めたとのこと。楽しいですと言ってスタートしていった。競技も捨てたものではないなあと感じた。大会役員に聞いたところ、参加選手が増えてきている。いいことだ。

表彰式
競技終了後、17時より観光会館2階で表彰式を行う。各クラス別に1〜6位まで表彰される。その後、明日のスーパーGの選手会が行われる。誰も部屋からは帰らない。この後の国体スキー競技会の神奈川県代表の発表を待っている。
競技本部の菊地本部長から代表選手が発表される。名前を呼ばれると、ガッツポーズする者、安心してホーッとする者様々である。起立して会場からの祝福と期待の大拍手。
神奈川県代表として、22名の選手が推薦され、2月4日の理事会で決定される。
国体の期日は、2月22日(土)〜25日(火)北海道名寄市で開催される。
代表選手の登録を行い、本日の行事は終了です。

◆1月21日(火) 第20会神奈川県選手権大会(スピード系)

本日の天候は雪。
出場選手も少なくなったが、それでも200名近くの選手が滑る。8:30からのノンストップトレーニングで1本滑った後、インスペクションが行われた。
 競技は10:00にスタートした。女子の部そして男子の部と順調に進み、12:00過ぎには無事に競技終了した。
その後、表彰式が行なわれ、上越4大会の行事全てが終了した。

取材感想
 今回の取材で印象的なのは、マスターズに参加した方々の年令を感じさせないパワーと ゴールで手伝いしてた時に、「あんた、この飴玉あげるから頑張ってね。」と、気さくな人柄(お母さんみたい)に接したこと。さらに、ジュニア選手たちの入賞した時の喜びをさらに伸ばしてあげたいなあと思いました。可能性は無限に広がってます。
そして、最後にこの行事運営の裏方さん、4日間ほんとにご苦労様でした。


ホーム > 行事レポート > 2003 > 上越4大会