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競技本部拡大部会が開催される!

平成15年10月4日(土)神奈川県社会福祉会館 徳本進理事

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多くの方に集まっていただきました

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いよいよ会議が始まります

■ 競技本部拡大部会が開催される! 平成15年10月4日(土)神奈川県社会福祉会館

◆ 競技本部拡大部会を神奈川県社会福祉会館で開催!
 10月4日(土)17時30分より、神奈川県社会福祉会館第1研修室にて競技本部の拡大部会が開催された。競技本部は、アルペン・ノルディック・フリースタイルの3つの競技から組織されていて、専門委員もアルペン25名、ノルディック8名、フリースタイル10名で構成されている。それぞれアルペン委員会、ノルディック委員会、フリースタイル委員会に所属し、さらにその中をいくつかの小委員会に分けて運営しています。また、2年前からはマスターズ大会を開催・運営しているマスターズ委員会があり、さらに将来のオリンピック選手を育てる強化委員会があり、その中にジュニア委員会とシニア委員会で構成されている。それぞれが競技するスキー場が異なり、一同に会う機会がなく、このような会合でしか会わない方もいると聞いています。本日は、23名の専門委員が集まり、SAK側7名出席されての拡大部会である。

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古郡副会長

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片常務理事

◆SAK古郡副会長のあいさつ
 陽気も秋らしくなり、北海道では初雪の便りもちらほら聞こえてまいります。今日は競技本部の拡大部会ということで、お集まり頂いたわけですが、シーズンもいよいよ近しということで、今シーズンもぜひ皆さんのお力をお借りして、有意義で内容の充実した大会にして頂きたいと思います。
 シーズンに入る前には体調に気を付けてコンディションを万全にしてシーズンに望んでほしいと思います。
 今シーズンも宜しくお願いします。

◆ 片常務理事の挨拶
 皆さんご苦労様です。本日山田専務は、SAJの会議で来れませんが、一言述べさせていただきます。1つはFISのマテリアルのルールがかなり厳しくなり、SAJはFISのマテリアルどおりに運営しなければなりません。SAKはFISのルールは適応しない。というのはFISマテリアルを持っている人はそのまま出場して結構ですが、それを実施するとスキー板を全部買い替えなければいけない。このルールは適応しないで、楽しいスキーをしてもらおうと思います。
 しかし、国体の選手になったりすればSAJの傘下に入りますので、FISルールどおりにしなければいけないだろう。
もう1つは、県総体の会場を変更します。詳しくは要項が出ており、後程説明があると思いますが、会場変更に伴い、宿舎の問題やいろんなことが出てまいります。理事の我々も十分注意したいと思いますので、皆様方にもご協力をお願いします。
また、一昨年発足させましたジュニアとマスターズの大会も回が増えるに当り、SAK以外からも参加者が来ており、運営もきちんとやらなければいけないと思います。ご指摘も受けていますが、改善を加えて運営していきたいと思いますし、その辺の意見交換もお願いしたい。
 活性化委員会を開催して、競技からは中田圭さんに出て頂いたが、若手の意見をかなり取り入れました。それぞれ競技本部の委員会でも活性化委員会の意見を取り入れながら事業を見直して、改善出来るところは改善したいと思います。
 SAKの競技者管理登録は1000名を超え、ここ数年増えてきており、よい傾向だと思います。教育関係は、スキーヤーが減ったりしておりますが、競技を指向する方は少しずつ増えている訳で、我々もその辺を踏まえてジュニア・マスターズ関係にも力を入れて運営していきたいと思います。もまなく、シーズンインでありますので、色々な調整準備をしなければいけないと思います。
 是非意見を出して頂いて、大手を振って事業に入っていただきたいと思います。

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渡辺教育本部長

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部会風景

◆ 渡辺三郎教育本部長
 こんにちは、SAK内でも競技と教育では交流が図られていないのが現状かと思います。雪上行事が重複している部分もありますし、過密な部分もありますが、一昨年から教育本部の専門委員が競技のお手伝いというか、スキー場で交流が図られるようになりました。3〜4行事に派遣して少しでも競技の世界を知り、教育の方へも役立ててもらおうとしております。皆さんご存知のように教育では参加者が伸び悩み、減っている傾向にあります。それに引替え競技では参加者が増えているということで、私たちも見習って一人でも多く、参加者を増やしていきたいと思っております。皆さんのクラブの中で、有資格者を目指したい方がいれば教育の行事にも参加していただければと思います。

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越前谷事務局長

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受付 斎藤理事、平沢理事

◆越前谷事務局長
今晩わ、いつもお世話になっております。私はH/C委員会を担当してまして、競技へもH/Cの方が何人か参加しております。今シーズンはTOTOのスポーツ振興くじの助成金を岩岳のチャレンジカップ第2戦に割り当て、H/Cのチャレンジカップ大会を開催するということで進めております。皆さんにはご迷惑が掛かるかもしれませんが、是非成功させていただきたいと思いますので協力宜しくお願いします。

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栗田理事

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飯塚、平賀専門委員

◆栗田理事より県総体の要項(案)の説明
 県総体の会場が津南スキー場から白馬五竜スキー場へ変更になり、2回ほど現地と打合せを行ないました。本日配布した要項(案)ですが、今月中に県スポーツ課主催の会議に提案され、承認される見通しであり、承認後正式に要項(案)が配布されます。内容は昨年とほぼ同じであります。又、昨年はTOTOの助成金で運営しておりましたが、今回の大会からはTOTOの助成金が出なくなり、県としても補正を組んでいる。この辺は将来の検討課題として、時間をかけて整備していくことになっています。次に大会会場について、津南の場合はアルペンとノルディック会場は近くにあったが、五竜はノルディック競技をスノーハープで開催予定でしたが、同時期に他の大会開催のため、アルペン会場から車で5分ほど移動した特設会場で行う予定である。大会運営に支障がないよう地元の方々も協力し任せてほしいといっているので、そのように進めて行きたい。又、大会役員と運営役員との懇親会も計画されており、各協会2〜3名が参加し地元の会場で開催されます。送迎は宿舎が責任を持ってやるとのこと。今後は役員の体制とか運営について調整を行ない、県スポーツ課からは各市町村に大会要項と参加申込み書が送付されると思いますので対応方宜しくお願いします。以上です。

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林、高橋専門委員

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高体連 白沢、三井田先生

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菊地本部長

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青木専門委員

◆菊地競技本部長のあいさつ
 ご苦労様です。厳しい社会情勢の中で、スキーボランティアの仕事をしていただきありがとうございます。1年間を省みてのお願いですが、『SAKツール』を良く読んで内容を理解してもらうことが大会運営をスムーズに行くことであると思います。誰かに質問されて知らなかったとか、バラバラな回答をしてしまうと、選手の方で混乱しますので、時間を掛けてよく読んでおいて取り組んでいくことが必要と思います。
 今シーズンから、FISのルールが変更になりましたが、SAKとしては今までどおりの用具で出場可とし、FISルールは適応しないということで対応する。問合せがある場合は当面はコントロールしないと説明していただきたい。今後、用具を買う場合は極力FISレギュレーションに添った道具を買うように指導してください。このレギュレーション変更については、いたずらに数値を決めているのではなく、競技会における傷害・道具の危険性・選手のケガ防止をする上からでも、そのような数字が現れているので、理解して対応したいと思います。
 今年より、競技管理者登録にマスターズを導入しました。マスターズの競技者管理登録は35才以上で無料です。これは国体参加者を17%削減すると、どうしても成年C組を減らしたいという国体委員会の案でして、成年C組になると全日本マスターズがかなり活動してきており、マスターズの大会を活性化していくという考えも出ております。近い将来全日本マスターズも競技者登録をしなければ出場できなくなると予想されます。それらを考慮し、選考資料を揃えておかなければならない状況も発生することを含め、今年から競技者登録を開始しました。一般の「競技者管理登録」とは別にマスターズの登録をした場合は2枚出すことになります。マスターズの大会は、1月の上越4連戦の大会と2月の第2戦にマスターズポイントがつきますので、理解をお願いしたい。
 もうひとつは4月に開催される野辺山のチャレンジカップ第3戦ですが、シリーズでやってきましたが土曜日のスラローム1戦のみで終わります。日曜日の大会は新たに(株)トーエルが全面的に支援することで、『トーエルカップフェスティバル』として取り組んでいくことになりました。どなたでも、障害者・競技をしたことのない人、或いは、昔競技者で孫をつれて気軽に競技に参加できる大会として、ディスクジョッキーを入れて、「選手のプロフィールを紹介して、スタートさせる。」その為、種目はGSをやることにした。是非皆さんの回りにいる方でスキーをやってみたい方がおりましたら誘って大会を盛り上げていただきたいと思います。
 競技本部では色々な事業に取り組んでいますが、駅伝とか・クラブ対抗戦が絡む大会とか、野辺山のトーエルカップについても重点的に選手を増やしたり、クラブの活性化という意味で取り組んでいきたいと思いますので、ご協力をお願いしたい。
 それからお手元に配布した指導者アップデートセミナーは、今年から国体でドーピングコントロールが行なわれるようになりました。会場に行って引っ掛る薬物を飲まなければよいと言うわけではなく、長い期間飲んだりしたものが出てしまうことがありますので、ぜひ参加して知識を身につけて頂きたいと思います。次のテーマもスキー指導者の育成だけでなく、スポーツ指導者の育成ということで捉えておりますので、ジュニア指導者は大変参考になりますので、参加してください。
 会場は三ツ沢の県立スポーツ会館です。
 最後に今シーズン現地委託行事を増やしましたが、経費を抑えることのご理解ご協力頂きたい。選手の安全を考えて、それを支える専門委員もボランティアできている訳ですが、シーズン中は十分選手との接触或いは風邪、又往復の車には十分気をつけて、ケガ人が一人も出ないように、大きなトラブルもなく無事シーズンが終了するためにお力を貸していただきたいと思います。
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宮園、青木、後ろ)菊地専門委員

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勝又、和多専門委員

◆開催場所の変更です。注意ください!!
1) 指導者アップデートセミナー 
期日:10月26日(日)10:00〜
場所:神奈川県社会福祉会館 ⇒ 県立スポーツ会館(三ツ沢)
2) 競技運営管理・計算委員セミナー 
期日:11月2日(日)10:00〜
場所:神奈川県社会福祉会館 ⇒ かながわ労働プラザ

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小川、高橋、宮園

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丹羽、勝又、工藤

◆Q&A特集
このあと各専門委員からの質問があり、掲載します。
Q:県総体の会場が移ることのメリットは?
A:会場変更の理由の1つは、津南で7回開催したがアクセスが遠いという話があった。五竜についてはSAKとして協賛ゲレンデで10年経ったわけですが大きな行事を持っていけなくて苦慮していたが、それらを加味して五竜にしました。大会運営・宿舎等の問題もあるのですがその辺をぜひご理解して頂きたい。
Q:県総体要項(案)の説明の中で、県の補助金が打ち切られるようなことがあり得ると話したが、県と十分な話し合いをして頂きたい。
A:将来的に県の一般財源から大会運営費を出さなくてはいけない。県総体運営については時間をかけて検討していくという状況なので、視野に入れておかなければいけないことである。
Q:FISマテリアル変更の案内は見れるか
A:SAKホームページに掲載してあります。
Q:指導者セミナー受講申込み書の下段の協会推薦は必要か
A:指導者セミナーは要らない。11/2の競技運営管理・計算委員セミナーは必要である。
Q:セミナーの小テストはあるのか?
A:テストはない。安心して受講してください。
Q:セミナー要項の下段にSAK資格付与とあるが、昨年受けた人は終了証もないが。
A:受講者には終了証を発行する。資格付与され管理者登録となり、1000円徴収する。
Q:管理者登録はアルペン、ノルディックもあるのか。
A:アルペンのみで、ノルディックはない。

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今野、川口

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平賀、飯塚、三星

◆懇親会へ直行の方もいました。!
 最後に古郡副会長より、「色々とご意見をいただきまして執行部もよりよい大会の運営を目指していくつもりでありますので、専門委員の方々には宜しくお願いします。」との閉めの言葉で終了した。
 次に会場を『魚や一丁』に移しての懇親会である。ノルディック専門委員の小川浩史氏の乾杯により、歓談へと移りました。お酒が入っての情報交換と親睦が図られ、最後に出席者の自己紹介及び抱負が述べられ、懇親会も無事終了しました。
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松本、坂田

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古郡、栗田

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与口専門委員

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菊地本部長の終了の挨拶

◆取材者の独り事
 取材している私も教育関係ですが、競技関係の第一印象はアルペン・ノルとも大先輩方が専門委員をやられており、話を聞いて見るとスキーが好きでボランティアでお手伝いをしているとか、体が動いている内はスキー場へ通うとか、協会から若い者を出したいがいなくて俺が出ている等の悩みもあるようで ・ ・ ・
 何とか若い世代の方々にお手伝いを!

"競技本部専門委員の皆さん 大会の運営ご苦労様です。"
 "今シーズンも頼みましたよ!!"


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