ホーム > 行事レポート > 拡大教育本部会(春期)

拡大教育本部会(春期)

平成16年5月22日(土) 県社協 徳本進理事レポート

教育本部長専門委員

挨拶する山田専務理事

平成16年5月22日(土)神奈川県社会福祉会館

◆ 古郡副会長の挨拶

 お蔭様で15年度の教育本部の行事もつつがなく終了することができました。これも役員・専門委員の方々のご協力のお陰と大変うれしく思います。ほんとうにありがとうございました。
  来週末には評議員会がありますが、15年度の締めと16年度に向けての皆様からの意見と行事に対する希望があると思いますが、それらを出していただき、実のある拡大部会にしていただきたいと思いますので宜しくお願いいたします。

◆山田 隆専務理事

 終わりましたシーズン、皆様のご協力により大過なく終わったように思いますが、昔と違ってクレームのようなものが多くなってきています。スキーを教える側と教わる側の人間の立場の違いが昔ほどはっきりしなくなってきており、言いたい事をはっきり言う風潮がありますので、皆さんが誠心誠意スキーの指導をしていかないと後でトラブルが発生します。皆さんに承知していただきたいのは、誠意のある指導をする。身をもって心の通じる指導をしていただかないとこれからはクレームの山になるのではないかと思われます。
  我々が30年40年かけて積み上げてきた技術に対して、それが簡単に裏返ってしまうほど楽な・ 革新的なスキー板が出て進んでいる訳です。こういう中で自分がどのような努力をしたら良いか考えて精進していただきたいと思います。
  私事ですが、今期で専務理事を退任し、来期からは片常務が専務理事となりましので、私同様ご協力いただけるようにお願い申し上げます。長い間ありがとうござました。
(山田隆さんは、副会長に就任されました)

◆片 忠夫常務理事

 1シーズン大変ご苦労様でした。来週末に県民センターで評議員会が開催され、役員改選で選任される予定であります。皆さんはこれから加盟団体へ専門委員の選出依頼が出されていますので、やる意志があるならキチッと出していただきたいと思います。
  次年度の方針は評議員会で決めるわけですが、体制としては教育本部の理事を1名増やして運営体制を強化します。スノーボードについては、今までは総務扱いでしたが、競技関係は競技本部へ、資格付与・研修会・準指検定は教育本部でいたします。
  次に海外研修ツアーは実施してましたが、多様化したニーズを捉えて韓国ドラゴンバレーを加えたいと思います。また、1月に指導員会が実施していた特別研修会をお返ししていただくことで話し合いがつきました。これらを入れて出来るだけ参加しやすい行事を執行していくことにしました。
  山田専務が築き上げられた教育本部の体制を100%引き継ぎたいと思います。今は反省の時期でもありますので、新たな夢・希望を加えて来期に繋げていくためにもコミュニケーション良くやっていきたいと思いますので宜しくお願いします。

◆渡辺三郎教育本部長

 皆さんご苦労様です。1期2年間教育本部長として皆さんの協力でやってきました。皆さんの意見・要望を行事運営に役立てたいと思っていますが、中々要望が生かせないのが現状です。今年度は県連の財政が厳しいことで執行費なども縮小されて、最小の人員で行事の執行しました。皆さんにはご迷惑をかけたと思います。
  また企画委員会の一部の方には多大な労力をいただきました。来期は何とか改善していきたいと思います。教育本部の専門委員は60数名おり、本日も拡大部会には20数名が欠席していますが、このような場でのコミュニケーションも大事でありますので参加をお願いしたいと思います。2シーズンほんとにありがとうございました。

村山政幸 指導委員会委員長


大渕泰蔵 検定委員会委員長

◆各委員会の反省と来期への抱負

◆指導委員会 ・・・… 村山政幸専門委員

 指導委員会としては、専門委員全員に執行に携わっていることを認識していただくために、昨年秋に研修会・理論等の事務処理に活用していただくように資料を作成配布しました。それに関しては比較的スムーズに処理できたと思います。クリニックについて資料を作りましたが、ツールBOXに入らず活用できなかったのが残念でした。来期はこれらを改善して活用出来るようにしていきたいと思います。

◆検定委員会 …… 大渕泰蔵専門委員

 今年度は、準指検定・BC級検定・テククラを担当しました。気付いた点として、クラウンの合格者がここ数年出ていません。何故かを探ってみた所、クラウン合格レベルに達していないということです。 また、関心が技術戦やポール ( 競技 ) に向いており、クラウンを受ける魅力がないことが解かりました。ではどうするかを考えますと、環境づくりも必要ですが少し掘り下げて受検者の市場調査、アンケートを取ることをやってみてはどうかと考えています。ニーズを知り今後どうやれば良いかを探ることが大切かと知りました。これらのデータを集めて対策に繋げる部署を設けることが、来年は出来ればと思いますので、宜しくお願いします。

和田均 安全対策委員会


上村久 企画委員会委員長

◆安全対策委員会 …… 和田均 専門委員

 安全(委)はパトロール養成とパトロールの競技大会があり、パトロール競技大会では女子チームが、昨年に続き優勝しました。県連においても最近怪我をする指導員が多くなってきており、来年は各協会に安全対策委員を要請して、各クラブに対して安全対策の指導をしていく事で1人でも怪我人を減らす方向で活動していきたいと思います。

◆企画委員会 …… 上村 久 専門委員

 反省としては、各行事の入力作業を行なっていますが締切りを守らせることです。当日参加OKとして対応に苦慮しています。行事申込み書は1枚に集約されていますが、SAKとしては間違い易い、見にくいことが上げられます。FAX受付も一方通行で、受付完了の返信が必要と思います。
  本来の役割分担は規程に記載されているが、実情は異ななってやっていることがあり、来年はその辺から見直しが必要であり、実現出来ればと思っています。

加賀義人 強化委員会

金子敦 、望月博文 スノボ委員会

◆強化委員会 …… 加賀義人専門委員

 強化合宿から全日本技術選担当しましたが、例年出てくる年齢層はベテランが多く、若い選手は少ないのが実態です。今後は若手を含めて育成を考えた場合は、オフシーズンから通しで選手と接する機会を設けて育成していくことが必要だと思います。

◆ 強化委員会 …… 伊藤明子専門委員

 全日本技術選を担当して、出場選手それぞれの到達目標の違いが大きいことが解かりました。
  対応としてはオフからのコミュニケーションが大事でありますが、それぞれの目標をどこにおくかを上手くアドバイス出来ればと思います。男女間でも目標は違うので、一緒に練習していくことは難しい部分もあります。今回の技術選は怪我人が沢山でているし、その基は基礎体力の無いこと、用具が良くなった分だけ体力がないことで無理をした時の怪我が大きいと思うし、この事を理解せずに気持ち先行でやり過ぎて怪我をすと考えています。その辺の意識レベルを上げていくことをしなければならないと感じています。また、全日本クラスの選手の声をホームページに載せて、技術選が理解される場も必要と思います。

◆スノーボード委員会 …… 望月博文専門委員

 スノーボードとしては、研修会への参加者が多くなってきております。スキーに比べたらまだまだですが、SB準指導員を受けたいと思うような講習会を開催したいと思っています。SB単独開催が難しくいつも相乗り開催しています。来年は準指受検者をもっと増やしたいと思っています。宜しくお願いします。

◆SAJ専門委員 …… 岡田 良平 SAJ専門委員

 1年間ご苦労さまでした。SAK行事へは12月車山Tと3月の車山Xに参加しましたが、私からの要望は、県連の執行は担当理事中心ではなく、専門委員が中心にならなくては発展しないのではないでしょうか。もう1点は、SAJのスキー大学を担当していますが、これはSAJのトップデモによる講習を行なっており、講習内容を見るといろんなバリエーションを持っています。
  ここへ専門委員も参加していただければ、大変勉強になると思います。機会あれば是非参加して頂きたいと考えています。

◆SAJ広報委員 …… 上田英之 SAJ専門委員

 SAJの参加行事は、南関東ブロック研修会とスキー技術選手権の広報を担当しました。昨年は教程の改訂・編集で10回以上会合に参加しました。SAJ側の反省として、教程改訂に関しては方向性は支持されたと思うが、まだ誤解されている点もあり、整理して解説していくことが大切との認識です。さらに来期に向けてこの辺が課題で市野先生を含めて是非SAKに来ていただき、ディスカッションしたり、話しが出来れば良いと思います。
  SAJ教育本部のWebへの掲載については、広報委員会として約40本取材しました。SAJのWebへのアクセスは、100万件/年あり、 季節によりアクセス件数異なりますが、1〜3月では50万件のアクセスがありました。人気ページは資格関係とデモのコーナー、スキー学校関係が多いです。今年は技術選の地区予選結果を掲載しましたが、アクセス率は高く好評でした。
これからの作業としてはオフィシャルブックの編集が始まります。
それから浜島SAJ専門委員と一緒に体育指導者のスキー講習会とか生涯スポーツリーダー等の行事をSAK内でも開催する方向で進めたいと思っていますので、ご協力ください。

◆千葉県連との技術交流 …… 田場川 博 専門委員

 千葉県の行事は高畑スキー場で行なわれました。研修会を担当し日程は3日間で、金曜日の午前中は理論研修でしたが、講師達は伊藤敦デモと足前のチェックを行ないやり易かったです。
  3日間とも雪が降る中での研修となったが、気を使っていただき、自分も良い勉強になりました。

◆千葉県連との技術交流 …… 山田 耕太 専門委員

 私も田場川専門委員と高畑スキー場へ行きましたが、変わった所ではクリニック班を2班に分けてビデオ撮りを行いました。滑る班と点数をつける班に分けて、翌日の理論研修でビデオを見ながら、滑りの点数を付け、良い点悪い点の説明をしていたことです。見る方は勉強になったが、大変なのはビデオ編集と点数付けと評価の流れを前日遅くまでやっていたことです。食事も大変美味しい3日間でした。

◆競技本部との交流 …… 古林康隆 専門委員

 競技はほんとに初めてで、役員の方に丁寧に教えていただきました。朝の7時にはゲレンデにいて、ポールセットでのポール運搬から始まり、競技中はコース整備担当しました。競技に出場する選手達の真剣な顔が印象に残っております。自分で出てみたいという気持ちになりました。

◆競技本部との交流 …… 長久保 巌 専門委員

 上越4大会に参加した。協会では競技も担当し、流れはつかんでいましたが延べ人数1000名以上は規模が違いに戸惑いを感じました。県連役員と地元の方々との連携が上手く、スムーズな運営がされていると思います。ピステの後ろに乗り、雪まみれになりながら山頂へ行った体験もさせていただきました。

◆競技本部との交流 …… 望月 光弘専門委員

 私は岩岳のチャレンジカップに参加した。H/Cも参加されていて同じ土俵での運営は大変だったが、H/C委員の皆さんが協力して運営していました。教育で活躍している方が競技にも出場しているのだなあと思い、コースサイドにいるよりも長いコースを滑ってみたいと思い、機会あれば県大会へも出場したいと思いました。

◆平成16年度教育本部方針について …… 渡辺三郎教育本部長

本部方針は呼んでおくこと。行事計画で変わったところは、

・南関東ブロック研修会は車山で開催 12 月4〜5日
・五竜Tのレベルアップに級別テストを追加
・車山Uの技選日程変更 1 / 28 〜 30 ⇒ 1 / 21 〜 23 及び併設の特研を分散した
・五竜Uを 1.5 泊から 2.5 泊に延長
・海外スキー行事として、韓国ドラゴンバレーを追加

◆ 最後に野地副会長より、「各委員会からの報告があり、委員会が活発になるほどSAKの活性化が図れるのではないか。本日出された意見が来期の計画に反映していただきたいと思います。」との閉めの言葉で終了しました。次に会場を『魚や一丁』に移しての懇親会となりました。

◆無事終了、ありがとうございます。

 皆さんの協力をいただきまして、行事は終了しましたが、ここで専門委員からいただいた反省と来期への要望が出てきました。教育本部ではこれらを基に必ず来シーズンに繋げることが大切と考えます。そして、皆さんの努力でより1人でも多くのスキーヤーをゲレンデに呼び戻したいと思います。皆さんと楽しいスキーが出来ることを願いつつ、シーズン終了です。

“教育本部専門委員の皆さん ご苦労様です。”

“ GOOD LUCK!!”


ホーム > 行事レポート > 拡大教育本部会(春期)