ホーム > 行事レポート > 北海道委員会    4    8  10 11 12 13 14

北海道 強化合宿
レポート 強化委員会
委員長 伊藤明子
写真 総務本部専門委員 阿部文善

熱心に講習が進められました

伊藤明子委員長
電脳オキナのホームページはこちら (阿部文善 総務本部専門委員)(写真満載)

◆強化合宿レポート 伊藤明子

 あけましておめでとうございます。。。ってもう遅いですね?
  (すみません、Web掲載がさらにさらに遅れたことをお詫びいたします。Web担当)

  昨年は、今シーズン初にして、平成16年度最後となった北海道行事で幕を閉じました。ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。そして、お疲れ様でした。それぞれ、目的や楽しみ方は違ったと思いますが、何かひとつでも得て帰っていただけていることを願います。そして、得たものが生かされてさらにレベルアップしていただけることを願っています。

 さて、佐藤拓也SAJデモに引き続き、強化合宿についてのレポートをということですが、佐藤デモが日々の様子を語ってくれたので、ここでは、“北海道強化合宿”を総体的に見たレポートをすることにします。

◆基本的な動きから2軸運動の理解まで

 今回の強化合宿参加者は、下は13歳から上は61歳までの総勢30名。その皆さんが3日間に分かれて、徐々に増えていく・・・。事前に参加者リストを見たとき、正直言って戸惑いました。「さて、どうしたものか・・・?」。

 講師は、今期強化委員の吉野専門委員と私。そして、特別講師として、今期SAJデモンストレーターに認定され、技術的にも人間的にもひとまわり大きくなった、皆さんもご存知の当県の代表選手である佐藤拓也君。そして、さらに特別講師を!朝里川スキー場でインストラクターも勤める輪島千恵ナショナルデモと斉藤人之SAJデモです。最終日には、神奈川県代表選手で、札幌在住の工藤英朋さんも駆けつけてくれました。そして、合宿全体を通して、基本的な動きから今シーズンよく耳にする2軸運動の理解までをトレーニング内容としました。

いろいろ試してみれましたか

思い切り感動してください

◆うまくできたら思いっきり感動する

ご参加いただいた皆さん、

  • 何かひとつでも課題を見つけて帰ることができましたか?
  • いろいろな練習方法を学んでいってもらえましたか?
  • できることばかりやろうとしないで、思い切っていろいろ試してみることができましたか?

 私からは、皆さんに、技術的なアドバイスとともに上記の3点とうまくできたら思いっきり感動する!ことをお勧めしました。佐藤デモからは、現役選手の立場での技術理論、テクニックが伝授されたと思います。技術選を目標としている方や目標が立たずに悩んでいた人にとってもとても大きな刺激となったことでしょう。そして、地元の輪島デモと斉藤デモは、1日だけでしたが、ホームゲレンデの朝里川スキー場を存分に活用して、いろんな練習方法で、楽しいスキーを教えてくださったようです。講習後、参加者の皆さんが口々に「今日はうまくなりましたよ〜!」「なんかうまくなった気がした」「楽しかった〜!」と喜んでいましたね。(佐藤拓也くんと同様、私も教わりたかったな・・・)※参加したみなさん、“うまくなった気だけ”でなく、本当にうまくなっていることを願いますよ^。^

◆食い入るような真剣さと、まじめな顔で冗談

 最終日は、佐藤デモのレポートにもあったように、技術選やプライズテストなどを目標にしている人たちと、ベーシックな部分をおさらいしたい人たちと2班に別れて講習を行いました。この日は、強化合宿参加者で、希望の方のみを募っての半日講習だったのですが、強化合宿に参加のほとんどの方が集まって、それぞれ真剣に講習を受けていました。私は、工藤さんとともにベーシック班を担当したのですが、近くで講習を行っていた佐藤デモ&吉野さんの技術選&プライズテスト班を横目でちらりと見ると、皆さん、すっごく真剣。佐藤デモの姿を食い入るように見ながら、言葉のひとつひとつを聞き漏らすまいと首を突き出して聞き入っていました。対して、こちらのベーシック班は、工藤さんがまじめ〜な顔でまじめ〜に技術説明をし始めるものだから、最初は緊張気味だった皆さん・・・。しかし、徐々に砕けてまじめな顔で冗談を入れつつ、講習する工藤さんのムードに引き込まれ、次第に皆さんの表情が緩んできました。笑いの中に真剣さが加わり、いい雰囲気でいい感触をつかんでいるようでした。私自身も工藤さんの講習内容、そして皆さんからの積極的な意見や質問によってとてもタメになる講習でした。

工藤さんも参加して

工藤さんのムードに?

◆刺激を得て、沢山の収穫を

 こうしてすべての日程を終えたわけですが、全体的に皆さんが日を追うごとに積極的に講習に参加していて、滑りそのものも変化していき、最後には明るい顔で解散していったのが印象的でした。たくさんの刺激を得て、たくさんの収穫を持って帰ってくれていると嬉しいです。私自身も、今回の行事を通して皆さんからたくさんの刺激を受け、どんどんうまくなりたいと思いましたし、改めて「やっぱりスキーは楽しいな」と思いました。

 どうぞ、これからも新たな技術、新たな感覚を求めて、どんどんいろいろな滑りにチャレンジしてみてください!初めからうまく滑ろうとせず、失敗を恐れずにトライしてください。できないからこそ、練習するのですから。そして、「あ!うまくできた!?」と思ったときや講師から「OK!」が出たときは、思いっきり感動しましょう。せっかくうまくいっても「ふ〜ん。。。」と感動少なげでは、いざというとき、いい感触を思い出そうとしても思い出せないと思うんですよね。

◆「うまくなりたい」だけでなく「成績にこだわる」

 そして、つぎは、もう少し成績にこだわってみませんか?プライズテストでもいいし、技術選でもいいし、ただ「うまくなりたい」だけではなく、成績にこだわってみるのです。競技することはつらいときもありますが、自分の力試しとしても役に立ちますし、練習の成果を出せる場があることは意外と楽しいものです。成果が“結果”となったとき、スキーがさらにさらに楽しくなると思いますよ。そして、もっともっとうまくなりたいと思えますよ。どうです?トライしてみませんか?

 そんなわけで、また来年も北海道でお待ちしています!来年も大きな目標を持って参加して、たくさんの収穫をもって帰ってください!では!!


電脳オキナのホームページはこちら (阿部文善 総務本部専門委員)(写真満載)

 < 前へ   次へ >
ホーム > 行事レポート > 北海道委員会    4    8  10 11 12 13 14