◆第56回神奈川県総合体育大会冬季大会スキー競技会

　2月25日(金)〜27日(日)にかけて、第56回神奈川県総合体育大会が行われました。基礎スキーヤーの私にとって、初めて県連の競技行事への参加となりました。

◆開会式前の準備　2月25日(金)

　16:00からの開会式に先立ち、14:00からウイング２１で組織委員会が行われました。組織委員会は、主管のSAKと後援の白馬五竜観光協会、五竜とおみスキースクールなど、この大会の運営関係者がこれから2日間にわたって開催される大会の運営段取りを確認する会議です。

　まず始めに山田SAK副会長より「スペシャルオリンピック開催中にもかかわらずご協力いただきありがとうございます。この大会は神奈川県で最も力を入れている大会の１つです。最高の大会となりますよう、ご協力よろしくお願いします」とあいさつがありました。
　次に、昨年の大会からの改善点について話し合われました。神奈川県総合体育大会は、昨年より会場を津南からここ五竜に移しました。昨年は1回目ということもあり、反省や課題などがいろいろと挙げられました。まず、アルペン競技のフィニッシュエリアが右下がりになっていることについて。斜面がそのようになっているのである程度はしかたがないものの、整備で調整できるようコース整備係に手配済みとのこと。次に、スラローム競技で、インスペクション時と競技時でゲレンデの状態が違っていたことについて。そのようなことが無いよう、スタッフの配置やスケジュールを工夫したとの五竜側の回答。これにより、競技の開始が当初予定されていた時間より30分繰り下げることになりました。開会式後の監督会議で監督、選手に周知しましょう、という確認。これ以外にも、昨年双方が感じたことや選手からの要望などの改善がいくつも話し合われました。このような細かな要望を双方で共有したり、改善しようと調整したりすることが、すばらしい大会の運営を支えているのだと感じました。

◆開会式

　開会式会場のウイング２１には、午後3時半すぎから続々と選手団が集まりはじめました。それぞれ各市のロゴが入ったジャンパー(死語?)を着て会場に着席した様子は、なかなか見ごたえありです。

◆神奈川県教育庁スポーツ課標和夫課長代理挨拶

　美しい山のある白馬で、暖かいみなさんのご協力で第56回神奈川県総合体育大会を開催することができました。この場を借りてお礼申し上げます。この大会を機に、地元白馬の皆さんとの交流をぜひ深めていただきたい。また、明日からの2日間、選手の皆さんは充分力を発揮し、すばらしい大会になるようお祈り申し上げます。

◆神奈川県スキー連盟山田隆副会長挨拶

　SAKでは過去岩岳でも県総体を開催していましたが、その後他の場所に移り、昨年よりここ白馬五竜に戻ってまいりました。白馬の皆様のご協力に心よりお礼申し上げます。選手の皆さんは、普段のスキー技術を発揮しすばらしい成績を残せるよう、また、市町村の名誉にかけて悔いのない大会になるようがんばっていただきたい。ご健闘をお祈りします。がんばってください。

◆白馬村福島信行村長挨拶

　昨年に引き続いての白馬での開催にお礼申し上げます。神奈川県の1つのシンボルである大会をここ白馬で行っていただくことを名誉に思います。今回のコースは長野オリンピックコースではありませんが、インカレでは何度も使用されたコースです。普段の足前を充分発揮し、悔いのない大会にしていただきたいと思います。

　開会式に出席いただいた来賓紹介のあと、前年度優勝相模原市を代表して神壮一選手による選手宣誓が行われました。各市町村の旗手がステージ上で宣誓者をぐるっと囲んで選手宣誓する様子は、明日からの大会にかける意気込みが感じられ、見ている私も緊張してしまいました。

◆監督会議

開会式終了後、監督会議が行われました。監督会議では主審が選ばれ、ジュリーメンバーの紹介、競技委員の紹介、コースの説明、スケジュールの確認などが行われました。ここでも競技委員と各市町村の監督・代表者との間で、大会運営についての要望や質問、確認などの厳しいやりとりが行われました。

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