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平成17年度指導員研修会・理論 |
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会場風景(川崎教育文化会館) |
野地副会長 |
◆指導員研修会が開催される2005年度指導員研修会は、野地副会長の「初雪、初冠雪の便りが届き、本格的な幕開け」との言葉で始まった。 ◆総括責任者あいさつ 野地澄雄副会長 今年度は、役員改正の年であり、6月の評議員会で新体制が決定した。片専務理事、三塚常務理事が「さわやかコンビ」称しているが、女性も加わっている。皆さんのご支援をお願いしたい。 |
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片専務理事 |
渡辺本部長 |
◆執行責任者あいさつ 片忠夫専務理事さわやかでなごやかな片専務理事からは、執行責任者として「皆さんへの状況報告とお願い」があった。
◆教育本部執行方針 渡辺三郎教育本部長 新体制として、専門委員68名、スノーボード6名 ,パトロール4名で臨む。本年度の準指受検者は110名、正指受検者は38名で、昨年度より大幅な減である。 新規の事業としては、
研修テーマについては、研修テーマDVD(¥2,000)が作成されたので、活用して欲しい。資料13ページの中心軸、2軸運動が中心である。この後の市野氏の講演で詳しく確認していただきたい。 |
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和田専門委員 |
指導員会 水島会長 |
◆安全対策委員会報告 和田均安全対策委員長◆指導員会あいさつ 水島秀夫会長 |
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北海道委員会 |
北海道へいきましょう! |
◆「北海道企画委員会」プレゼンテ−ション北海道企画委員上田英之総務本部長より『皆さんのクラブの初すべり行事として是非活用してほしい』との紹介があり、続いて製作委員会が作成したプレゼンテーションビデオの上映が行なわれた。 |
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北海道委員会プレゼン |
北海道へいきましょう! |
◆北海道ツアーの内容は以下の通り
又、オプションとして
があるとの事。 宿泊;札幌京王プラザホテル(札幌中心街) |
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北海道委員会プレゼン |
北海道へいきましょう! |
《コメント》 スキーのみならず楽しいイベントや豊富なオプションがあり、参加する価値は多いにあると思われます。 |
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北海道委員会プレゼン |
北海道へいきましょう! |
北海道でお世話になるシティフェイスさん |
協賛会員の皆さん |
◆協賛会員挨拶○信州総合観光開発梶@車山高原スキー場 ○塩沢町観光協会 ○シティーフェイス(各企画の紹介)
○オガサカスキー ○富士見パノラマスキーリゾート ○会津たかつえスキー場 ○BOYA ○白馬五竜観光協会 《コメント》 協賛会員の中で会津たかつえスキー場は私も何回か行ったことがあります。標高が高いので雪質は良いです。又、紹介にはありませんでしたが、私が利用していたのは東武鉄道でシーズン中毎週末運転している浅草発のスキー夜行列車『スノーパル2355』でした。(往復運賃(バス含む)、リフト券付、朝食付で確か1万円前後位) 雪道の運転に自身の無い人、1人でこそっと練習に行きたい人には便利かも! |
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ハンディキャップ委員会 神谷委員長 |
新潟県中越地震義援金ありがとう |
◆ハンディキャップ委員会 神谷明宏委員長SAKのハンディキャップ委員会も、2期4年の実績をあげて、SAJでもこの活動は認められてきたところであるが、今シーズンtotoの助成金が配布されないとの決定になった。今シーズン、新たなスポンサーを探してはいくつもりであるが、この活動の趣旨を理解していただき、皆さんに寄付をお願いして事業をすすめていきたいと考えている。 過去多くの指導員の方がボランティアに協力していただいた結果が、今につながっていると感謝している。ボランティアへの参加は、研修会の出席としても認められるので、今後ともご協力をお願いしたい。 全員の方にはお配りしていないが、募金の振込用紙を同封させていただいた。一口は一応1,000円としているが、いくらでも構いませんので協力をお願いしたい。また、競技用のヘルメットで不要なものがありましたら、寄付をお願いしたい。 スキーの仲間をふやす一環として、指導員の皆さんのご協力をお願いしたい。 《コメント》 広報委員会でも僅かながらですが募金に協力させていただきました。皆さんご協力お願いします! |
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山田副会長 |
取材の打合せ中の広報委員 |
◆SAJ立ち会い責任者あいさつ 山田隆SAJ広報委員会委員長「さきほどまで、高輪プリンスホテルで開かれていた全日本スキー連盟の評議員会に出席してきた。昨日の役員選考委員会の結果を受け、SAJ会長を辞任する堤義明氏に代わり、新会長に北海道スキー連盟会長で、現SAJ副会長の伊藤義郎氏が就任することになった」 ◎そこに並んで言った通りに滑って」では、もう通用しない さらに山田氏は、この冬に向かい新しい2軸理論にどんどんチャレンジしてほしいと話を続けた。 「ここ数年、SAJのスキー指導法が大きく変わったように誰もが感じていると思う。スキーの板も大きく変わった。その変化は、以前のノーマルスキーからスノーボードに履きかえるほど、大きく違う。ノーマルの板を履いていたころの、『そこに並んで、私の言った通りに滑ってください』という指導法では、もはや通用しない。スキーの評論家の志賀仁郎さんが、『確実な板を買って、確実な靴を履けば、いまのスキーは習わないほうがうまくなる』と例えているほどだ」 「それぐらい、カービングの板は回転性能が良くて、教わらなくてもスキー板の向きを変えることができる。そんな状況で、指導員資格を持った教師が『そこに並んで言った通りにやれ』と旧態依然の指導法に固執していていいのだろうか。ひとり一人が考えてほしい。県のみんなを指導する、専門委員、ブロック技術委員も大いに反省してほしい」 ◎1軸理論だけに固執しないで、2軸理論も楽しんでほしい 続けて山田氏は、市野理論について次のように触れた。 「新しいスキーの理論『2軸理論』について、誤解が生じたり、うまく理解できないと言う人がいる。今日の理論研修では、去年に引き続き、名古屋から市野聖治SAJ企画委員会委員長が駆けつけてくれた。愛知教育大学の教授でもある市野さんは、新しい理論をわかりやすく伝えてくれると思う。私も1軸理論を覚え、40年間、1軸で滑る努力をしてきた。だが、どちらが合理的かと言えば、やはり1軸より2軸理論だ。できなくてもいいので、とりあえず市野さんが言っていることを理解して、ゲレンデに立ってからは、指導する生徒と一緒に悩んで勉強していってほしい。新しい感覚でスキーを楽しめるようになれるといいと思う。1軸1本筋で、新しい理論を拒絶して終わってしまうことのないように、今まで覚えてきたことをいったん横に置いて、新しい理論を楽しんでほしい」 《コメント》 私も学生時代からずうっと、抜重でターンのきっかけをつくり、外向・外傾を死守しつつ、外スキーを大切にしながらの1軸スキーで滑ってきた人間だ。ここ数年、頭では少しずつ2軸の滑りを理解しつつあるつもりだが、いざスピードを出して、気持ちよくカービングしようとすると、ついつい体から板が遠くに離れていって板を送り出してしまう。今シーズンこそ、内足をうまく使ってウエートのかかった滑りを習得したいものだ。山田さんの話で気分は高まった。去年、ロボットの映像を使って衝撃的なカービングの話を披露してくれた市野さんは、今年はどんな話を聞かせてくれるだろうか。楽しみだ。 (以上 広報委員 安藤 努、守屋 匡裕、富川 貴幸、中里 健二、大井 智子) |
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