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南関東ブロック研修会
開会式


杉崎壽三男SAJ立会い理事

地元代表の挨拶をいただきました

◆杉崎壽三男 SAJ立会い理事 挨拶

 お忙しい中ご苦労様です。今年は何と言っても、夏の猛暑から始まり台風、そして新潟中越地震など天災がありました。新潟県のかたがたはこれから冬を迎えるに当たって大変だろうと、お悔やみとお見舞いを申し上げます。さて、この研修会も、本来であればここに東京が入って1都2県で開催されるものでありますが、人数的な問題もあり、東京は先週北海道で実施いたしました。やはり雪の問題があり会場を変更して対応いたしました。この車山高原スキー場では、非常にご苦労され雪を作って頂き、研修会が実施できるのとを大変感謝いたします。
  全日本から、デモンストレーター4名、伊藤敦さん、竹田征吾さん、中澤美樹さん、嶺村聖佳さんという豪華メンバーを派遣いたしました。この機会に大いに勉強していただき、習得したものを各県連に持ち帰っていただきたいと考えます。
  今年のテーマは、いままでとちょっと違っております。標語的なものではなく、木の樹木を考えていただきたい。根があり、幹があり、枝があり、葉もあり、実もなる。今回のテーマは葉の部分の技術編、あるいは幹のことであれば、スキーばかりではなくウインタースポーツまで含んだものとご理解願えればと思います。スキーヤも減少しておりますが、今日お集まりの皆さんがスキーは楽しいんだと教えたり、誘ったりすることが大切と考えております。シーズン初めではございますが、身体に気をつけ実りあるよう頑張ってください。

◆飯島清重 信州綜合開発観光株式会社 代表取締役

 南関東ブロック研修会を開催いただきまことにありがとうごさいます。昨日、安全祈願祭を実施し、本日スキー場開きを行い、皆様をお迎えできることを感謝申し上げます。スキー場の経営そのものも厳しい環境になってきております。当スキー場も例外でなく、お客様の減少の中、どう稼動していくか大きな試練の場にあることも事実であります。そういった中で、この様な研修会を実施いただき、最大限協力をさせていただきながら、皆様方に喜んで頂けるように努力をさせていただきます。その意味での12月の早い時期に今後も開催していただけるよう条件整備を推進していきます。


富岡幸一郎千葉県スキー連盟会長

片忠夫(財)神奈川県スキー連盟専務理事

◆富岡幸一郎 千葉県スキー連盟 会長

 今年は大変暖冬でありますが、この研修会のために雪を作っていただきましたスキー場関係者の方々に御礼を申し上げます。この研修会を皆さんの協力で素晴らしいものになると確信しております。どうかよろしくお願いいたします。
  場違いかもしれませんが、タレントの泉アキさんが、「指導者に望むこと」という講演をしていただいたことがありますので、要約をお伝えしたいと思います。
  彼女は今現在はスキー2級レベルなのですが、習い始めた時は4級、それ以下だったと思います。先生に教えていただいたおかげで白銀を自由に乱舞すること、滑ることが出来、こんなに感激したことはありませんと話されていました。がしかし、スキーの研修会風景というのは、かならずゲレンデのどこかに停まり、先生が指導論、技術論を展開しております。教えていただく立場の4級、5級レベルですと、何を言っているのか全然判らない。自分達の頭の上を素通りしてしまい、言葉は悪いのですが、先生方の自己満足ではないかと、こんな話をされていたことを思い出しました。皆様方がスキー指導をする時には条件、状況で言葉を選んでいただきたい。特に、子供達のスキー指導は理論より先生の師範から始まると思います。よくご理解いただきたいと思います。

◆片 忠夫 (財)神奈川県スキー連盟 専務理事

 スキーの技術論は進化しております。私も驚きを感じたのですが、皆さん指導員ですので、学んで、そしてディスカッションして、自分のものにしていただきたいと思います。学ぶことを忘れた時から、もはや指導員ではないということであります。ナショナルデモンストレーターの方々も含め、十分な交流を深めていただきたいと思います。


山田隆SAJ主任講師

前向きな姿勢で研修に望みます

◆山田隆 主任講師 SAJ広報委員会委員長

 天候の状況により日程を変更させていただきました。本日は、素晴らしいデモンストレーターの皆さんに来ていただきました、雪上で納得のいくまで研修を進めていただきたいと思います。明日は理論研修として、2軸理論についてお伝えできればと考えております。2軸理論は、我々が何十年もかけて培ってきた1軸(中心軸)の理論とは違うところがあります。ただ、知らないことを拒否するのではなく、新しいものを覚えていくという前向きな姿勢で頑張っていただきたいと思います。


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