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平成16年度 競技担当者会議
平成16年 7月17日(土)神奈川県社会福祉会館
徳本進 理事

菊池競技本部長、古郡副会長

三塚常務理事
◆平成16年度 競技担当者会議が開催される

 去る7月17日(土)神奈川県社会福祉会館において、各スキー協会の競技担当者と県連競技本部役員との意見交換会が行なわれた。

 これには神奈川県下のスキー加盟団体の中から12協会の競技担当者が出席されて、県総体行事やSAK主催の競技大会等について、SAKへの要望事項や意見などを聞かせていただき、今後の行事に反映させるために開催した。

◆ SAK古郡副会長の挨拶

 本日はお暑い中をお集まりいただきましてありがとうございます。この競技担当者会議は今回初めての試みで、大会現場では話をする機会も少なく、このような場にて皆さんからの意見を伺い競技運営に活かしていきたいとの考えから今回開催しました。本日は普段思っていること、SAK主催の大会でこのようにやってほしい要望やその他色々な意見がありましたら、忌憚なく聞かせて頂きたい。 これからも楽しい充実した競技会運営のために頑張っていきますので宜しくお願いします。

◆三塚常務理事の挨拶

 本日は猛暑の中をご苦労様です。我々の置かれているスポーツ関係は大きな曲がり角にきていると思います。若者が目的を持って汗を流すことが嫌いになったようで困ります。皆さんのお知恵を拝借して抱えている問題の対応を少しでも前向きに考えていきたいと思います。SAKは競技団体でありますし、皆さんと協力して、より良いSAKの競技部にしていきたいと思います。

◆菊地競技本部長の挨拶

 本日は大変ご苦労さまです。日頃よりSAK行事にご協力いただきましてお礼申し上げます。 数年前から各協会の競技担当者とこのような会を開いて活性化に努めていきたいという考えを持っていましたが、なかなか会議を開催することが出来ず、今日ようやく開催することが出来ました。

 先程、三塚常務よりお話がありましたが、競技本部全体からすると大会でのトータル人員では大きな目減りはしてない。これは皆さんの力のお陰と思います。しかし、SAKが単独でスキーの活性化に努めているのではなく、これからはクラブ・協会と一体となってスキー界の活性化に努めていかなければいけないと思います。スキー界の活性化には皆さんがいる所属クラブに活性化がなければ協会の活性化もなく、最終的にはSAKの活性化に繋がっていかないと思います。開催が遅くなりましたが、競技担当者会議を定例化して、この会も活性化してスキー界の普及になればと思う。皆さんからのザックバランな意見を出していただき、より良い競技運営につなげたいと思います。

      ≪…… この時丁度 地震があり、震度3です ……≫


各協会の担競技当者の皆さん

司会進行の平沢理事

◆ジュニア育成システム ・ ・ ・ 菊地本部長の説明

 今年からジュニアの小学5〜6年の育成を始めたいと思っています。配布した表の、地域クラブの役割は非常に大切であります。各地域のクラブが一番大きくなくてはいけない。ここでは、子供達にスキーの楽しさ、サッカー • 野球等の楽しさを広めていく。子供たちのスポーツ人口を増やしていくと共に人材育成もして、スポーツしている子供達に目標を持たせることにより人間的にも成長していく。

  将来はオリンピック選手・スキーデモンストレーターに ジュニア育成システムなるとかの目標を見つけさせる。その上に各市協・ブロックで強化・合宿を行なっていく。レベルの高い指導をしていく。また各協会では大会運営をしていると思うが、その大会では子供のクラスを必ず作り、普及育成に努めていく。市協・ブロックでも選手の育成は必要と思うが、その上にSAKがある。大会のグレードが高くなり、県の大会はジュニアクラスを設定して、クラブの子供が力を発揮できる環境にしており、又、競技本部の中で2回/年指導者育成を行なっている。1つは指導者・コーチの育成を考えており、もうひとつは競技大会の運営に携わるセミナーを予定している。2回/年が妥当かは詰めていくが、指導者不足が深刻になっていることは事実で、各協会内でジュニアの指導に携わりたい方の推薦をお願いする。

 SAKの強化委員会では各大会の成績を見て、評価してみてジュニアの指定選手を選考しているが、各市協にも有望選手がいたら是非推薦をして頂きたい。
  最終目標は、インターハイで1ケタ入賞を目指して、各地域・ブロック・SAKの流れが上手くいかないと選手強化も上手くいかないので、是非協力をお願いしたい。秋までに小学5〜6年を対象にメンバーを決めて立ち上げたいので各協会のご協力をお願いする。

 県体協からはジュニア育成・強化に補助されるが、その他に新横浜の医科学センターから指導者の派遣、県体協がジュニア育成強化に全面的にバックアップしてくれるので、来年はSAKでも取り入れたい。次回の開催ではもっと詳細な方向性が説明できると思うが、強化の進捗状況をフィードバックしていくつもりですので、ご協力をお願いします。

 以上が育成システムの概略説明であります。その他では、 マスターズレースのルールは知っていると思うが、海外のマスターズレースに出場する人は、今年からマテリアルについて厳しくなる通達が来ておりますので、徹底をお願いします。

A 国体の参加については今まで社会人は在勤在住でありましたが、古里制度が採用されて、例えば静岡の中学を出ているならば、今年神奈川県から出場していても、古里制度を選択したならば、来年からすぐに静岡県から出場可能となる。もし北海道に神奈川県の中学を出た有望な選手がいるならば、古里制度により来年から神奈川県の選手として出場可能となる。これらについては事前に提出書類があるので、準備出来次第協会・クラブに送ります。

  競技本部の行事計画でありますが、各市協とSAKの大会がバッテイングしていることがあるので、来年度は担当者とカレンダー会議を開催したいと考えています。


積極的に討議する秦野の宮園会長

栗田理事の説明

◆ノルディック歩くバスツアー行事について ・ ・ ・ ・ ・ 平沢理事の説明

 平沢理事より、ノルディックの競技人口が減ってきており、ジュニアは0名である。県総体で多くの選手が出場しているが、ノルの普及に力を入れたい。“ゴールの快感はよい!!“
  ノルディックの活性化として昨年から歩くスキーを始めました。協会・クラブの皆様の力を借りて活性化に繋げていきたい。

◆県総体行事について ・ ・ ・ ・ ・ 栗田理事の説明

 栗田理事より、県総体行事について配布した資料を基に県スポーツ課と打合せを行なうが、昨年と異なる個所をアンダーラインで示した。変更個所としては、エントリー締切を2月初旬としていたが、各市協の予選会の都合上、締切を遅らせてほしいとの申し入れを受け、今回は2月14日(月)を締切としたい。但し、昨年まではエントリー締切後10日間程選手の変更届けの期間としていたが、今年はエントリーを遅らせたことから選手の変更を受付ない事にしたい。エントリー締切の2日後にプログラムを県スポーツ課に提出します。この間、日程的に厳しくなるが出来るだけ早目のエントリー手続きをして頂くことをお願いする。

 また、今までは一般成年については、オーバーエイジの出場可としていたが、SAKとしては若手育成のため、来年度は30才未満の年齢制限を守りたい。又、現地宿舎の申込みは2月1日とし、変更は2月14日までに行なっていただきたい等の説明があった。


各協会の競技担当者の皆さん


活発に討議する横須賀の中村さん

◆各市協会からの質問・要望事項

・競技委員長、TD、ジュリーメンバーはSAK内から指名してほしい。
・ゴールエリアのネット設置は、ゴール後の停止位置の安全を配慮して設置してほしい。
・ポールセットは1本目終了後に2本目をセットする等の配慮を考えてほしい。

・ノルディックの女子部を設定してほしい。但し個人戦のみで長いスパンで考えて皆さんが納得できるようにしてほしい。さらにリレー競技の得点の再考をお願いしたい。

Ans :県としてはこれ以上の市町村の負担増を提案しづらいとの回答あり。県は市町村が選手費用を負担していると思っています。女子の参加枠増えれば費用増となるので、整理して進めていきたい。採点の変更は、他の種目との兼ね合い、合計点で総合優勝を決めているので配点のバランスもあり、保守的である。出来るだけ良い方向へいくように打合せを行ない回答を引き出したい。

・ノルディックのコースに起伏がほしい。

Ans :ノルのコースは2年後は10kmのスノーハーブを使用できるが、アルペン会場からの移動時間が気になっています。現地はどちらでも可である。

・一般成年30才未満の出場枠2名の見直しは出来ないか。成年B組を2名として、30才未満を1名に変更してほしい(女子も含め)。… 各市協同意見あり。

Ans :女子組、距離競技を含めて成年B組2名枠を県スポーツ課へ提案する。10月頃の打合せで決まると思われる。

◆セミナーの開催案内

 最後に菊地本部長より、各市協及びブロックの大会を公認申請あればポイントをつけていきたいが、ポイント計算に費用掛かるので公認料を取る予定で申請書を準備します。またSAK競技本部の役員育成事業としてセミナーを開催しますので、競技担当者は、是非出席していただきたいとの要請がありました。その開催日時は下記の通りです。

1)第1回(10月3日)は県体協からの派遣講師によるセミナーを予定

2)第2回(11月7日)はSAJの競技関係者を予定

次回の競技担当者会議の開催は、来年秋に予定しますとの閉めの言葉で終了した。次に会場を「海舟」に移しての懇親会となりました。

この会議に出席できなかった各市協からのご意見・ご要望がありましたら、

SAK事務局までお願いします!!


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