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チャレンジカップ第2戦 オープン部門へ参加
 
安藤 努 広報委員
平成18年1月27日(金)〜29日(日) 岩岳スキー場

安藤 努さん

岩岳山頂にて

◆オープン参加を決めました

県連の広報委員は、例年、この大会にオープン参加しているとのことで、真夏の広報委員会の作業中から、「広報委員はこの大会に出場すること」と話が進んでいました。

昨年の成績も「コンマ何秒早かった」「遅かった」とか、「ワンピースを着る」とか「着ない」とか盛り上がっていたのです。

私は、怪我をして数年、レースから遠ざかっていたのですが、そろそろ再開しようかなと考えていた矢先だったので、広報の仕事を一先ず置いて、新人ではありますが、みんなで盛り上がりたいと思い、参加を決めました。(M広報委員長だけは、広報担当として仕事しておりました。お疲れ様でした。)

大会前日の金曜日の夜は、塩尻を越えたあたりから雪で、松本近辺では、高速道路上は真っ白の状態。宿の駐車場から玄関に車を着けようとしても滑って不可能な状態でした。

そんな吹雪も一夜明ければ快晴。今シーズンはどこへ行っても、雪、雪、雪、だったので、春が来たかのような気分で初日を迎え、岩岳スキー場は、絶好のレーシング日和となりました。


大会会場全景

取材に専念、守谷広報委員長

◆初めて前走しました

初日、28日(土)は回転競技ですが、私たちは参加しておらず、朝はのんびりとコーヒーを飲んでいるところへ、前走の依頼が入りました。「誰も滑っていないコースを滑れる」と思わず手を上げてしまいました。ちょっと「しまった」と思いがよぎりましたが、時間が押し迫っているので、急遽、T理事の車両でゲレンデまで送ってもらいました。本部で前走ゼッケンをもらい、スタートハウスに着きましたが、すでにインスペクション時間は終了。しかもGSのスキーだったので、よたよたと前走。選手の皆さんに申し訳ないことをしてしまいました。

この日、前走の後、広報委員会スキー部有志(?)は、のんびりと岩岳スキー場を満喫する予定でした。T理事をはじめ、OBのK夫妻(Kさんは、現在SAJ広報委員)、KZさん、O女史、M女史、また、それぞれの友人、私が、岩岳の山頂に集まり、白く聳える鹿島槍、五竜岳、白馬岳を堪能したあと、滑り始めました。


熟睡の安藤さん

オープン参加の三浦さん、大井さん

しかし、それまでの穏やか言動とは裏腹に、O女史、M女史が、かっ飛び始めました。どうやら、勝負はここから始まっていたようです。何本か滑ったあと、昼食は味もボリュームも満点な麓のレストラン「鷹」で食事を取っているところへ、私と同じ新人のKW君が、半日遅れで到着。午後は、SL終了後開放されたバーンでGSを想定して滑りました。SLで荒れたままでしたが、KW君、O女史、M女史、KZさんは飛ばしていました。危険を感じたチームO49(オーバー・フォーティーナイナーズ)は、15時に倉下の湯を目指してそそくさと移動(実は、混みあう前に、入ってしまおうという魂胆だったのです)。アンダー49だけは、明日の勝利を夢見て、滑り込んでいました。

倉下の湯は、建物・お湯ともに風情があり、アルプスを見ながらのんびりと疲れた筋肉をほぐしてくれました。欲を言えば、お酒がほしかったところですが、新人としては少し遠慮をしてしまいました。来年は、お酒をもって入ろうと決めました。

夜は、某メンバーの誕生日ということらしく、T理事が八方まで出かけて買ってくれたケーキ、KZさんのシャンパンなどで盛り上がったらしい(のですが、私はあまりのも気持ちのよい床暖房の上で、何をされても動かない状態で、気を失ったように熟睡してしまいました(申し訳ありません))。


表彰式

オープン男子Cクラスの面々

◆ レースを楽しみました。

さて、翌29日は、いよいよGSのレース本番です。天気は、快晴。気温も昨日よりさらに上がったようで、ワンピースでも寒くありませんでしたが、インスペクションでは、「ここは片斜面だから」、「このスルーを抜けたクニックをどう入ろうか」、「急斜面終りのスルーは気をつけないと」、「スルーを抜けたらすぐにクラウチング」と緊張感がどんどん高まってきました。メンバーもどんどん無言になり、それぞれが対応を思い描きながら、スタートハウスに入っていきました。

あの独特のスタートサウンドが鳴り響き始めました。ピッ、ピッ、ピッ、ポーン・・・・。緊張するけれど、いい音だと思いながら、私もスタートバーを切りました。「想像した場面とぜんぜん違うじゃね〜か」「おい、板がちょっと走っていないぞ」「あれ、急斜面の入り口、方向はどっちだっけ」「あのスルーは、あれ、まだ、ぜんぜん下の方じゃねーか」などとキョロキョロしながら、久々のレースを堪能しつつ何とかゴールしました。滑り終えて、「途棄らなくてヨカッター、ゴールできてヨカッター」というのが本音でした。

他の広報委員も全員無事にゴールしました。競技終了後、表彰式が行なわれオープン男子Cクラスは我が広報委員会チームが上位を独占しました。

これで、広報委員会は来年に向けてのエネルギーが充填されました。また、1年間、楽しく仕事をしていきたいですね。

本レポートを読まれた方、レースに一緒に出てみませんか。楽しいですよ! 


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