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7.9オフトレレポート
 
SAK教育本部強化委員 竹腰 誠

皆さん気軽に参加してください

◆7.9 オフトレレポート

 7月9日に行われたSAK教育本部強化委員会主催のオフシーズントレーニングについて、今回は強化委員会のオフトレ担当竹腰がレポートします。

◆フットサルトレーニング

 今年第2回目のトレーニングとなった今回は、およそ25名(途中入れ替わり有り)の参加でたいへんにぎやかに、そしてハードに行うことができました。会場となった昭和電工体育館には早くから選手の皆さんが集まってきて、トレーニング開始を今か今かと待っておりました。
  今回のトレーニングのメインは強化委員会担当清水理事の息子さんがコーチとして参加してくれたフットサル(室内サッカー)トレーニングでした。みなさんもご存知のようにサッカーは欧州のスキー選手の間でオフシーズンのトレーニングとしてたいへん親しまれています。(ちなみに、我がSAK教育本部にもフットサルチームがあるのを皆さんご存じですか。)
  前半はボールを使った基本的な動きを中心にトレーニングが進められました。強化選手も一般参加の選手も足を使うトレーニングには適応力があるようで、すぐにうまくなっていきます。中には元サッカー小僧ではと思わせるくらい動きのいい選手がいたりして、外気温30°はあろうかと思われる中、本当に集中して行われました。途中グループでのリレースタイルのトレーニングなども組み込まれ、普段個人競技としてスキーに携わっている皆さんのチームワークが見られたのは収穫でした。

◆さすがに代表選手の皆さんは体力があります

 フットサルトレーニングの後半は5人1組に分かれてのゲームです。時間制限なし1ゴール交代制で行われたため、どのチームもゴール目指してまっしぐらです。作戦をたててゴール前でボールを待つチームがあったり、うまくコートに散らばりバランス良く攻撃を組み立てるチームがあったりと様々でしたが、勝ちへの執念は皆同じでした。勝負事はやはり勝たないと楽しくありませんよね。しかし約90分間の勝ち抜きゲームは想像以上に体力勝負でした。さすがに代表選手の皆さんは体力がありますね。

◆午後はリズム感や器用さという調整力を求めたトレーニング

 昼食をはさんで午後のトレーニングに入りました。午後のトレーニング担当はわたくし竹腰でした。瞬発力・持久力共に使い果たした午前中のことを考え、午後のメニューはリズム感や器用さという調整力を求めたトレーニングにしました。トレーニング用具として使用したのは縄跳びで、最初は2本のロープを使う“ダブルダッジ”という縄跳びに挑戦してもらいました。ほとんどが初めての人ばかりで、まず回転する2本の縄にはいるのに苦労していたようです。しかしながら、そこはさすがスキー選手。ちょっとタイミングをつかむといとも簡単に跳び始めました。私も仕事でちょくちょく使うのですが、大学生でもすぐに跳べる子は少なく、スキー選手の非凡さを感じました。跳んでいる最中は気づいていなかったと思いますが、縄跳びはウォーキングやランニング以上にカロリーを消費する運動です。ダブルダッジにもっと慣れてくれば、シーズン中のトレーニングに使えるくらい上手くなるのではないでしょうか。

 縄跳びトレーニングの後半は“一本の縄を跳びながらボールを受け渡しする”トレーニングです。これもリズム感や器用さを求めるトレーニングですが、ひとつの運動をしながら目で別のものを追うというトレーニングはスキーをする上でとても必要な能力であると思います。このトレーニングはトランポリンを跳びながら、またはインラインスケートをしながらボールの受け渡しをするという風に応用ができます。皆さんも周囲の安全を確認した上で、ぜひチャレンジしてみてください。

◆“ブラジル体操”で締めくくり

 トレーニングの最後はサッカーのトレーニングで有名な“ブラジル体操”で締めくくりです。これもまたリズム感や器用さ、種目によっては筋力や柔軟性にも効果のあるスキーにはうってつけのトレーニングです。歩きながら、スキップをしながら、ステップを踏みながらといろいろなパターンがありますので、次回以降のトレーニングでもやっていきたいと思っています。

 こんな感じで第2回目のトレーニングが終わりました。指定選手・一般参加の選手など関係なく、とにかく体を動かすことを目的に行っていますので、トレーニング参加を躊躇されている方、心配しないでぜひ参加してみてください。オフシーズンにどれだけからだが動かせたかで、次のシーズンに目標とする滑りが違ってくると思います。

 強化委員会一同お待ちしております!


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