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11月12日オフトレ7 レポート
 
SAK教育本部強化委員会 石井 淳也


みんなでシートを検討

みなさんご苦労様でした

 オフトレ7にて、教育本部強化関連のオフトレーニングは全て終了いたしました。ご参加いただいた皆さんありがとうございます。

◆オフトレ7レポート

強化委員 石井 淳也

 11月12日(晴)竹腰コーチが勤務されている神奈川大学湘南キャンパスにて、オフトレ第7回が開催されました。今年最後となった今回は、初回と同じフィジカルチェック(体力測定)を行いました。6月からオフのトレーニングでどれくらい身体能力が向上したかを確認します。

◆私も選手と一緒に測定を

 最近「枯れ木も山の賑わい」とか言われながらも、まだ選手として神奈川県予選に出場している私も選手と一緒に測定を行いました。

まず体脂肪率、皮脂厚(お腹の肉幅を挟みます)を測定し、体脂肪率18%と人生最高記録を更新してのスタートです。一昔前は体脂肪率一桁で、ミッチー王子様だったのが最近はめっきりヘタレコメディアンなのが数字で確認されてしまいました。

午前中はまず握力、背筋力、反復横とび、伏臥上体そらし、立位体前屈、座位体前屈、お馴染みの体力測定項目をこなし、反復横とび20秒間、腹筋30秒間と段々とキツイ種目になっていきます。

 そしてスキーに関するアライメントとして、立ち幅跳び、六角跳びを行いました。六角跳びは1辺80cmの六角形を前→真中→右前→真中・・・と3周回るタイムを測定します。この辺の種目は多少コツもあり、人に負けるのが悔しいので、立ち幅跳びでは2m50cm、六角とびでは9秒をきるまで、何度も挑戦してしまいました。私も選手と一緒に熱くなってしまい、午前中最後の台跳び(およそ30cmの台を30秒間左右に上ったり降りたりします)の時にはすでに足腰がふらふらになってしまいました。

 そして昼食後、屋外で50m走、5分間走を行いました。5分間走はひとことキツイ。午前中の測定のおかげで走っているときに足がプルプルします。「六角跳び一回で止めとけばよかった」などと、去年と同じ反省をして、自分の成長のなさを痛感してしまいました。

 その後体育館に戻って垂直とび、閉眼片足立ち、をやってなんとか体力測定は終了しました。

s 修了するとシートを作ってもらえます

 終了すると上のようなシート(これは一部)を作ってもらえます。7角形がきれいに出るほど体力バランスがよく、大きくなるほどレベルが高いことをあらわします。私の結果は筋持久力だけ並外れてよい。前回のデータも並んで記入されており、トレーニングの効果が確認できます。

 さらに、参加したほかの選手と自分の成績も比べられます。私に関して言うと、今回参加した全日本出場経験者の皆は、心肺持久力が5段階の“5”。私は3。他の項目はほとんど差がなかったので、「スキーヤーには持久力も重要なんだ!!」なんてこともわかります。

◆合同でトレーニングもなかなかです

一人でトレーニングする派も多いと思いますが、このように合同でトレーニングすることで、スキーに対するモティベーションが上がり、競争意識もあるため自分に対する妥協もできません。それに手前味噌ですが、スキーのオフトレーニング企画で雑誌などでも活躍されている竹腰コーチが年間を通してトレーニングを監修して、体力測定データを蓄積してくれるのは非常に貴重です。

 来シーズン以降も継続して行いたいと思っておりますので、基礎スキーヤーだけでなく、競技で上位を目指している方もぜひ一緒にトレーニングしましょう。

 


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