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第2回 ジュニア雪とのふれあいツアーA
2006年12月25日(月)〜27日(水)
阿部文善 総務専門委員レポート
期待にワクワク

■ジュニア雪とのふれあいツアー決行
 前シーズン3月末に神奈川県スキー連盟初のビギナー対象のジュニアスキー行事が行われ、前回の反省をもとに 今シーズンは更に充実したツアーになるようにと雪質のよい時期にと計画されました。
 冬休み設定でしたが年末の慌しい時期だったこと、更に積雪情報に惑わされながらどうにか参加人数は当初予定の 半分以下になりましたが参加者33名、役員9名、バス1台で厚木→横浜と回っていくことにより開催にこぎつける ことが出来ました。
 初日は天気に恵まれましたが、その夜から日本列島を襲った低気圧で雨また雨と雪不足に泣かされたツアーとなりました。

■電脳オヤジのタイムスタンプ付き撮影奮闘記
12/25(月)早朝にしては暖かく穏やかな一日の始まりでした。


未だ薄暗い厚木公園集合

横浜駅前でピックアップ
6:00 役員集合既にバスは到着、参加者も集まり始めていました。
6:15 厚木中央公園集合時刻には全員集合して
6:25 に厚木を出発し東名を経由して横浜に向かった。
7:15 保土ヶ谷入口で少し渋滞があったがほぼ順調な交通状態で横浜駅前到着、
7:30 横浜地区参加組みが乗車し横浜を出発、第3京浜出口でトイレ休憩
9:20 渋滞の環八を経由し、関越自動車道の料金所を通過
9:30 三好SAで休憩、朝食抜きの吉野さんはここでやっと朝食、その後順調に走行。
10:50 赤城高原SAでトイレ休憩。いい天気、でも近くの山々に雪がほとんど無い!
12:00 ピッタリ当初の予定通りホテル到着、レンタル確認の後カレーライス昼食、3杯のお代わりをする子もいました。

12:00 ホテル到着

3杯のお代わり組みもいました
先行して自家用車で現地入りしていたスノーボードの岩森講師に現地の状況を把握してもらい当日のスキーは尾瀬戸倉スキー場に移動して行うことを往きのバスで決定。 岩鞍スキー場は上部のゲレンデに雪があったのですが初心者には無理な斜度のため断念。 隣接した片品スキー場はスノーボード禁止のため全員が行けないと諦めました。
13:45ホテルを出発、約15分後晴天の尾瀬戸倉スキー場到着し16:00過ぎまでスキー・スノーボードスクールを実施しました。

尾瀬戸倉スキー場

岩森先生のスノーボード班
16:35にホテルに戻りました。かなり疲れたけど天気の良い中スキー・スノーボードが出来た満足感に満ちた子供達の顔がありました。
18:30夕食、人気の岩鞍スキー場ゲレンデ隣接ホテルとあって期待以上のかなり質素なメニューでした。
19:30から15分ほどの班別ミーティングが行われ今日のスキー・スノーボード講習の反省会が行われました。

青木先生、門倉先生の班

中田先生、後藤先生の班

羽石先生の班

小林先生の班

12/26(火) 大雨予報のある中、朝からしっかりとした雨、更に雨足が強まるとの予報からスキーを諦めホテルから40Km弱離れた“月夜野びーとろパーク”に行くことにしました。  サンドブラストコースで皆さん思い思いのイラストや文字をマグカップに彫り込みました。 昨晩は比較的雪が豊富な丸沼スキー場に行くか今日と同じ戸倉スキー場に行くか散々議論して雨予想があることから初日と同じ近場にある戸倉スキー場にしようと決めていました。しかし、朝からしっかりとした雨、朝の集いも外は無理と中止し、朝食後には雨が強まったことであっさりとスキーを断念しました。なにをするかを探し回る奮闘のひと時があり午後には体育館が空くからドッジボールと縄跳びをと、午前中は・・・・宿に相談し片道1時間強のガラス工房の体験コースに行くことを決め9:30にホテルを出発しました。約1時間で“月夜野びーとろパーク”に到着、子供たちはマグカップに思い思いの模様を刻むサンドブラストを楽しみました。

お気に入りの模様造りに真剣です

上手くできたこれから砂ブラストです
12:20に終え空腹をかかえホテルに戻ったのが13:35、なんと岩鞍スキー場は雨が止んでいる、スキーが出来そう! 遅くなりましたがホテルで美味しい牛丼昼食をとり、

岩鞍スキー場の少ない雪のゲレンデ

スキーが出来るとはラッキー!
14:35からホテル前にあった僅かな人口雪に群がり、リフトが動いていないゲレンデでスキーをすることにしました。(今日のリフト代は午前中のサンドブラストで使い切っていた)薄暗くなった16:00過ぎまで小雨に濡れながらもスキー、スノーボードの教室を行いました。

ビンゴゲーム、リーチ聴牌中

綺麗なお部屋はどこに大笑い!
19:45から大広間でビンゴ大会、皆に配られたお菓子とビンゴ順の景品選びに盛り上がっていました。 ビンゴ大会の後、整理整頓促進のために行われた「お部屋きれい競争」に優勝した312号室には名誉とご褒美が授与されました。もっとも不名誉なワーストはガントツの310号室で部屋の様子ポテトチップが落ちていたりと披露されて皆さんの笑いを集めていました。罰ゲームに課した帰りのバスまでにお友達の名前を覚えようは玉砕されて流されてしまいました。今回この競争のおかげで前回のような物無い事件が激減した効果がありました。 20:20 から天気の良かった昨日撮ったビデオを見ながら流れ解散になりました。
その夜も大雨で周りの雪を殆ど融かしてしまい最終日スキーが出来るかまたもやピンチ状態で3日目の朝を迎えることになりました。

昨晩中降った大雨で大ピンチ

リフトに乗って沢山滑りました
 12/27(水)朝の集いは雨で中止、ゲレンデの状況を確認しに走り回りまたもや前日決めた予定の片品スキー場を変更して初日の戸倉スキー場の雪が残っていることを確認し、朝食後に小雨になったのでホテルの送迎バスで移動し講習会を行うことにしました。 前日の練習成果もあり3日目には皆さん沢山リフトに乗ることが出来ました。一時は青空も見えていましたが天気は不安定で、雨脚も強まりかなり濡れましたがリフトに何回も乗って滑れたことに満足できた様子でした。
 ホテルに帰り昼食をとって帰りのバスに乗る頃には、気まぐれ天気が目まぐるしく土砂降りの大雨。スキー場から国道に入る頃に晴れ間もあって綺麗な虹が「我々をこれに懲りずにまた来てください」と言っているかのように見送ってくれました。

何度も見かけた大貧民ゲーム

沢山滑れて帰りのバスはぐったり
 本来ならばシーズンのいい雪質でかなりの上達が見込め、ホテル前ゲレンデの楽さを堪能できるはずでしたが全て期待外れになってしまったことは残念です。中止も止む無しになるところでしたが、なんとか出来そうと決行し、雪不足と生憎の雨交じりの湿雪で快適なスキーを味わうことができませんでしたが、何とか3日間雪上に立ててスノースポーツを楽しむことができたことに満足してもらえたのではと思っています。また皆さん新しく連帯感のあるお友達が出来たツアーだったのではと思います。元気なお友達は帰りのバスの中の他にもちょっとした朝昼の時間待ちを惜しんで大貧民ゲームを楽しんでいました。
参加者の声を聞いてみました。一番は新しくお友達が出来たこと、いっぱい喋ったり、スキーしたり楽しかったです。お菓子がいっぱい貰えた事、先生たちが皆優しかったです。など皆さん楽しいツアーとなったと言う声が沢山聞かれました。

決まっているでしょう!

初めてのスキーだったけどもうこんなに

■先生が楽しめたか、感想コメントを頂きました
(本とは記事作成依頼したかったのですが上手に交わされてしまいました。)
 実行委員長の青木先生のコメント: 今回雪が少なくて子供達にいい条件じゃなかったのですが、子供達のやっている姿をみると非常に活き活きといい顔していて、多少小雨の中でももっとやりたいということでしたから成果があったのではと思います。スタッフが臨機応変に子供たちの対応、日程の調整をして3日間飽きさせずに楽しんでもらえるようにしていただいたと言う力も大きかった、出来れば雪質の良いときに楽しいスキーを沢山の子に経験していただければと思います。
 車山研修会行事から梯子したスノーボード担当の岩森先生: 今回スノーボードは3人と人数が少なくて残念でしたが、最後のほうには悪天候の中3人とも何とか降れるようになり良かったのではないかと思います。 自家用車が1台あったおかげで近隣の積雪状況の把握、バスに弱い子の移動と臨機応変に対応することが出来ました。ありがとうございます。
 面倒見の良い門倉先生: 雪の少なかったのはいろいろ大変でしたが、子供たちがガラス細工とかもやって楽しめたのは良かったと思います。予期が少ない状況を暖冬とか環境問題につなげて考えていたらまたいいかなと思いますがちょっと難しいかな!
青木先生に誘われた後藤先生: 雨が降ったり、雪が少なかったりと大変でしたが臨機応変に企画が出来て十分に満足できたのではと思います。自己満足ではなく少なくとも僕は皆さんと一緒に楽しめました。
 元気なママさん羽石先生: 暫く考えないと迂闊なことは言えません、一番は雪不足で天候に恵まれなかったことですが、これだけの子供がいると色んなことが起きる、物がなくなってしまったり忘れてきてしまったりなどなど次から次へと絶えることがなかった。今回のように子供たちだけのツアーで生活面の面倒まで見たのは初めてでよい経験が出来ました。 沢山の子供と知り合えて色んな話が出来てとても楽しかったです。特に雪合戦始めたときに子供たちがとっても楽しかった。そう言う思い出もできて良かったと思います。とにかく沢山雪に触れることが出来たことがよかったと思います。
 指導委員会から協力していただいた小林先生: 3日間天気が非常に悪くて大変だったですね。雪も少なくてジュニアのスキーにしては厳しい条件だったと思います。自然相手ですからこういうスキーもあるということで、それでも楽しいスキーだったのではと思います。参加してくれた皆さんに感謝します。また皆さんとお会いできる日を楽しみにしています。
 大奮闘の中田先生: 天気が悪かったのですが、隙間を縫って3日間スキーが出来たという印象があります。結果的にうまく言ったかと思います。 昨年度に引き続いて色んな人に巡り合えたことがとても楽しかったです。
 一番大変だった担当SAK理事の吉野先生: 思ったように人が集まらず中止も止むなしかと言う状況、更に本番が迫り雪不足で実施できるか危ぶまれるドキドキものでした。行けば何とかなる、例え岩鞍スキー場に雪が無くとも最後の頼み綱の丸沼高原スキー場あると気楽に構えていました。しかし雨にこんなに好かれるとは想定外、かなり苦労させられました。皆さんの頑張りと協力で、どうにか今回のツアーが成功したことを参加者、役員の顔から感じられました。一人初日に体調不良で熱を出し夜にご両親に迎えに来てもらったことはありましたが、そのほかの皆さんは3日間元気に行動できたことが一番嬉しかった。次回は更に大きな輪になることを願っています。ジュニアツアー万歳、また頑張りましょう!
 今回はパパラッチと呼ばれてしまった阿部@必撮カメラマン: 今回も皆さんのビデオ・写真を沢山撮りました。ビデオも順次公開していきますのでご期待してください。皆さんの楽しんでいるいい顔を撮ることが出来て満足しています。 もっともっと、天気のいい日に格好よく滑っている姿を撮りたかったです。 思い残すは、全員の集合写真を撮れなかったことです。 次回2月のジュニアツアーはいい状態でスキーが出来ると思います。天気に恵まれることを祈って皆さんの参加をお待ちしています。


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