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第62回国民「結団式〜開会式〜選手コメント」
平成19年2月9日(金)〜13日(火)秋田
川田光代 総務本部理事

アルペン競技は田沢湖スキー場で

スギッチと野地副会長

◆第62回国民体育大会冬季大会スキー競技会

(総務本部理事 川田光代)

平成19年2月10日、第62回国民体育大会冬季大会スキー競技会「秋田わか杉国体」開会式が田沢湖スポーツセンター陸上競技場にて行われました。華やかなアトラクションの後に、各県選手団が堂々と入場行進。熱戦の火蓋が切って落とされました。開会式には秋篠宮さまもご臨席され大会に華を添えました。秋田県では10年ぶり5度目の開催です。

神奈川県選手団結団式

神奈川県選手団はこの開会式に先立ち、会場の隣接する待機場所で結団式を行いました。

司会は県体協競技スポーツ課長 池ヶ谷敦さん。始めに県体協副会長 碓井進さんから鈴木祐太選手に団旗授与。続いて県教育委員会教育局スポーツ課副課長 石渡眞澄さんより「日頃培った力を発揮してよい成績が残せるように」と激励。

(財)神奈川県スキー連盟会長 河野洋平衆議院議長からのご挨拶を野地副会長が代読。「日頃の練習の成果を遺憾なく発揮し、県民の期待に応えて欲しい。ご健闘を祈念します」。

碓井進団長からは「すでにスケートとアイスホッケーは終了し、天皇杯8位という素晴らしい成績を残しています。何点でもポイントを取り、本大会に送れる頑張りをして下さい。監督、コーチの指導の下、最後まで滑りぬいて下さい」とご挨拶をいただきました。

選手宣誓は、関麻美子選手(関東学院高等学校・ジャイアントスラローム少年女子)。「私たち選手一同は秋田の大地で“君のハートよ 位置につけ”のスローガンの下、神奈川県の代表選手として誇りを持ち、自分自身が持っている力を充分発揮できるように努力します。そして感動のシュプールを描けるよう神奈川県選手団一丸となって試合に臨むことをここに誓います」と爽やかに宣誓が行われました。

 引き続き役員の紹介が行われ、最後は「神奈川県!がんばるぞ!」の掛け声で結団を確認しました。


選手と監督コーチ

少年男子 岡崎博門さん

開会式周辺の風景

選手団が集合するこの待機場所では、テントが設営され地元特産の「山の芋鍋」や「きのこ汁」が振舞われるなど、地元ご婦人の方々の接待で賑わいを見せていました。人情よし、味よし、温泉よし、と秋田の良さを堪能できました。

大会は、アルペン種目が日本一深い田沢湖を眼下に望む「田沢湖スキー場」で、クロスカントリーが「花輪スキー場」で、いわゆる「分散開催」で行われました。しかしこの2つの会場間の距離は150km。移動する必要のある役員の方々はだいぶ苦労をされました。

実は来年のスキー国体の開催場所がまだ決定していないという(但し2月28日に長野県野沢温泉の開催が決定)。大規模化する大会ゆえに、場所選定も難しいものがあるようです。「分散開催」も苦労の賜物だったのでしょう。


成年女子A 高橋万里さん

成年男子C槻橋正峰さんと斉藤理事

少年女子 関麻美子さん

少年女子 市川涼さん


成年女子B 石塚志乃さん


 少年女子 鈴木香采子さん

◆選手の意気込み

選手の皆さんの意気込みを聞いてみました。

ジャイアントスラローム 少年女子

関麻 美子 :少年女子で出るのは今回が最後。頑張ります。

市川  涼 :精一杯力を出し切りたい。

鈴木 香菜子:初めての参加。実力を発揮出来るように頑張ります。

 

ジャイアントスラローム 成年女子A

木田 江里乃:入賞できるように頑張ります。

服部 七穂 :点数を獲得できるように頑張ります。

高橋 万里 :80人くらいまくるように頑張ります。

 

ジャイアントスラローム成年女子B

森川 順子 :ビブナンバー6と良いので、シードを守るように頑張りたい。

石塚 志乃 :ポイントが取れるように頑張ります。調子はまぁまぁです。

 

ジャイアントスラローム少年男子

平賀 淳成 :来年につながるように、20位以内に入りたい。

小林  礼 :精一杯、頑張ります。

岡崎 博門 :(インタビュー出来ませんでした。ごめんなさい)

鈴木 祐太 :来年のシード権を獲得できるように頑張ります。

外崎  未 :精一杯力を出して頑張ります。

 

ジャイアントスラローム成年男子A

水口 達史 :今年は調子がいいので、ポイントを1点でも取るようにしたい。

齋藤  翔 :今年は成年男子Aで出場しますが、ベストを尽くして少しでも上位に行くように頑張ります。

藤原 哲哉 :頑張ります。完走します。

小島 久典 :後ろの方からのスタートだが、一人でも多く抜きたい。良い仕事をしたい。

 

ジャイアントスラローム成年男子B

下村 泰則 :入賞を目指します。

角田 昌紀 :下村さんに勝つように頑張ります。

岡本 晋二郎:7年前の富山国体以来の参加。頑張ります。

 

ジャイアントスラローム成年男子C

比留間 悟 :悲願のポイント獲得を目指します。

花田  要 :調子はまぁまぁ。頑張ります。

槻橋 正峰 :(インタビュー出来ませんでした。ごめんなさい)

 

選手の皆さんはそれぞれに全力を尽くしました。すばらしい滑りでした。来年の大会に、また皆さん自身の将来に、是非この大会の経験を活かして下さい。

ゲレンデでは“わか杉”にちなんだマスコット「スギッチ」が愛嬌を振りまいていて、選手達の人気を集めていました。


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