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平成18年度日赤救急員養成正規講習会
広報委員  江口潤


三角巾と副木

担架の実技

◆日赤救急員養成正規講習会

 SAK18年度教育本部事業NO2「日赤救急員養成正規講習会」が3日間集中(9月2日、9日、10日)で実施されました。中日の9月9日に「三浦ふれあいの村」で実施された講習会を取材しましたので報告します。

 受講生は、SAK関係の方を中心に、そのほか一般からの応募参加もあり、総勢28名(内女性11名)、指導スタッフは、安全対策委員会の委員の方々、総勢11名により運営されていました。

◆スタッフのみなさん

スタッフの皆さん

戸島洋治さん、和田均さん、山川正一さん、上杉一哲さん、古谷省吾さん
佐藤公一さん、石川恭代さん、深沢啓子さん、辻内賢一さん、米倉孝則さん、柴山さん

◆9月9日は、残暑厳しい日でした

 会場の「三浦ふれあい村」は、地域の子供たちの研修センターの風情で、しゃれたデザインの小学校という感じでした。また、暑熱下での講習は、受講生のとっても、指導スタッフにとっても、肉体的・精神的に相当な負担のかかる活動であったように感じました。


心肺蘇生法の講義

心肺蘇生法の実技

 早朝9時より開始された講習会の担当は、SAKパトロール技術員で安全対策委員会の和田均氏でした。心肺蘇生法の実習前の講義が行われ、10分ほどの休憩の後、山川正一氏の指導による心肺蘇生法の実技が行われました。ダミー人形を相手に、受講生の皆さんは指導員から丁寧な指導を受けていました。近年、交通機関やスポーツ施設に設置普及しているAED(自動体外式除細動器)の実習も行われました。


楽しい昼食風景

プラスチック製の食器

 午前の講習が終了すると、受講生スタッフ全員で給食室に移動し、プラステイック製の食器に盛られた給食を頂きました。小学校時代の初々しい気持ちになりましたね。


三角巾と副木

担架の実技

 午後の講習は、三角巾、副木を使用した固定、担架、毛布を使用した搬送の実技が行われました。

リーダーの戸島洋治氏からは、「現行の仕組みで実施されるようになるまで大よそ10年余が経過しており、この事業自体は、安全対策委員会の皆さんの尽力の賜物です」とお聞きしました。

◆取材後記

 受講生の皆さん、指導スタッフの皆さんお疲れ様でした。翌日(10日)の午後に学科検定と実技検定が行われ、晴れて救急員の資格を付与された皆さんの、現場でのご活躍を期待しております。

 スキーの現場のみならず、私たちの日常生活で起きる緊急時の対策の基礎知識を学ぶ場として、日赤とのコラボで実施されているこのプログラムは、大変有意義な講習会でした。今後も安全対策委員会の皆さんのお力で、ますます充実した講習会になりますことを祈念いたします。  以上

                                 (取材 広報委員 江口潤)

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