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第7回 神奈川・千葉県スキ−技術選手権大会
平成20年1月18日(金) 〜21日(月) 車山高原スキー場
広報委員 高木豊

神奈川・千葉県スキ−技術選手権大会レポート
車山行事U
平成20年1月18日(金) 〜21日(月) 車山高原スキー場
第7回 神奈川・千葉県スキ−技術選手権大会

神奈川県SAJスキー技術選手権大会選手選考会
第13回神奈川県学生スキー技術選手権大会
神奈川県スキー技術選チーム対抗戦
スキ−専門委員研修会 [ジャッジ研修]

■新星現る! 第7回神奈川・千葉県スキ−技術選手権大会で初参加・村田雄介選手が総合優勝!

 平成19年1月18日(金) 〜21日(月) 車山高原スキー場で開催された「第7回神奈川・千葉県スキ−技術選手権大会」において、 本大会初出場となる村田雄介選手(シーフェルスキークラブ)が総合優勝、そして同じく本大会初出場の荒井拓磨選手(シーフェルスキークラブ)が総合7位につける大活躍を見せた。全日本スキ−技術選手権大会においても十分に活躍が期待できる新星だ。
 これまで神奈川県スキ−技術選手権大会で上位を占めていたベテラン達も、ライバル出現にもううかうかしていられない。


男子総合優勝の村田雄介選手
(シーフェルスキークラブ)

男子総合7位の荒井拓磨選手
(シーフェルスキークラブ)

■得点システム導入で、選手に分かりやすい得点掲示が実現!

 本大会では初めて、競技の得点掲示に「得点システム」を導入した。これまでは放送による得点読み上げ方式であったが、得点システムの導入により、選手により分かりやすい得点掲示が可能となった。
 またこれまでは得点用紙に手書きで得点を書き込んでいた審判員達にとっても、ボタン入力によ得点入力は作業を効率化することができ、競技進行をスムースに行なうことができた。
 更に、競技終了後のデータ集計も格段に簡便になるなど、作業効率や時間短縮の面でも大きな導入効果が見られた。


得点システムの入力機器

雪上での得点掲示

■開会式:前日開催により予選ラウンドの進行がスムースに!

 第7回神奈川・千葉県スキ−技術選手権大会は、男子290名、女子71名と昨年以上の参加者によって盛大に開会式を迎えた。
 従来は、予選ラウンド開催日の朝に開会式を行なっていたが、予選ラウンドを円滑に進行させることを目的に、本年度は予選ラウンド前日の夜9時より開会式が行なわれた。
 前日開催により全員参加者とはならなかったものの、この結果翌日の予選ラウンドを朝9時からスタートすることができ、予定通りにスケジュールをこなすことができた。

大会委員長 色摩SAC副会長 挨拶

  今回初めての試みとして、前夜に開会式を行なうことにしました。参加者が少ないのではと心配しておりましたが、このように多くの選手の皆さんにご参加頂き、誠にありがとうございます。
 第7回を迎えた本技術選手権大会を開催するに当たりまして、事前に準備を怠り無く行なって頂きました地元関係者の皆さまに心よりお礼申し上げます。
 選手の皆さまには、素晴らしいピステに、ダイナミック且つ感動的なシュプールを描いて頂ければ、役員一同大変な喜びであります。
 選手諸君の健闘をお祈り致します。

選手宣誓 佐藤拓也選手(平塚スキークラブ)

 我々選手一同は、この銀色のシーズンに相応しく華麗で優雅なターンを刻み、最後まで滑り抜くことを誓います。


選手の受付

ゼッケンを受取る

色摩大会委員長の挨拶

選手宣誓をする佐藤拓也選手

■予選ラウンド

 予選ラウンドは、小回り・急斜面整地フリー(スポーツマン)、総合滑降・総合斜面整地フリー(ビーナス)、大回り・急斜面整地フリー(スポーツマン)、小回り・中斜面整地フリー(ビーナス)の4種目で競われた。
 ジャッジは各種目とも5審3採用で行なわれ、男子は成績上位200位タイ、女子は成績上位50位タイが、準決勝ラウンドに進むことができる。
 予選ラウンド当日は雲ひとつない晴天の上、地元スキー場のご努力により十分に整備されたバーンが絶好のコンデションをもたらした。
 コースは若干固めなものの十分にスキーで捉えることが可能で、選手にとっては言い訳のできない条件が揃った。


小回り・急斜面整地フリー

小回り・急斜面整地フリー

総合滑降・総合斜面整地フリー

総合滑降・総合斜面整地フリー

大回り・急斜面整地フリー

大回り・急斜面整地フリー

小回り・中斜面整地フリー

小回り・中斜面整地フリー

■準決勝ラウンド

 準決勝ラウンドは、総合滑降・総合斜面フリー(ビーナス)、小回り・中斜面不整地フリー(キャプテン)、大回り・急斜面フリー(ビーナス)、小回り・急斜面フリー(スポーツマン)の4種目で競われた。
 男子は成績上位100位タイ、女子は成績上位30位タイが、決勝ラウンドに進むことができる。
 決勝ラウンド当日は天候こそ良好だったもののバーンは昨日よりもかなり固く、意識的に雪面を捕らえていかなければ失敗を招くミスの許されない状況となった。特に小回りが行なわれた中斜面不整地(キャプテン)は、固く深いコブが待ち構えるコースで、スキー術だけではなく果敢にコースに挑む強いメンタルをも必要な厳しいコース設定となった。


総合滑降・総合斜面フリー

総合滑降・総合斜面フリー

小回り・中斜面不整地フリー

小回り・中斜面不整地フリー

大回り・急斜面フリー

大回り・急斜面フリー

小回り・急斜面フリー

小回り・急斜面フリー

■成績発表、表彰式

2日目の15時からは予選ラウンドの成績を基に、男女学生の部、男女2部・3部(35歳以上、45歳以上)、チーム対抗の部の成績発表と表彰が行なわれた。


神奈川県学生の部男子

神奈川県学生の部女子

神奈川県男子2部

神奈川県チーム対抗の部

■決勝ラウンド

 決勝ラウンドは、小回り・急斜面フリー(スポーツマン)、総合滑降・総合斜面フリー(ビーナス)の2種目で競われた。
 前夜からの降雪で10〜15CMほどの新雪が積もり、コースはスキーの捉えが可能な良い状況で決勝を迎えた。
 決勝ラウンドの結果により、予選からの総得点で男子は1位〜10位まで、女子は1位〜6位までが表彰される。
 また県別表彰では、学生男女、チーム対抗戦、男子2部(35歳以上)、男子2部(45歳以上)上位3位までが表彰される。


小回り・急斜面フリー

小回り・急斜面フリー

総合滑降・総合斜面フリー

総合滑降・総合斜面フリー

■成績発表、表彰式

 男子総合の結果、1位は村田雄介 選手(神奈川・シーフェルスキークラブ)、2位は鶴井靖之 選手(千葉県・あとりえS雪山滑降部隊)、3位は平井良司 選手(千葉県・船橋スキークラブ)が入賞した。4位以下は、佐藤拓也 選手(神奈川・平塚スキークラブ)、中村浩章 選手(神奈川・シーフェルスキークラブ)、翠川和也 選手(神奈川・まつりスキークラブ)、荒井拓磨 選手(神奈川・シーフェルスキークラブ)、神山良平 選手(神奈川・b-force)と続いた。特に1位の村田雄介選手と7位の荒井拓磨選手は本大会初出場ながら上位入賞を果たし、選手層の世代交代を感じさせた。

  女子総合の結果、1位は吉野繭子 選手(千葉県・ぴゅあスキークラブ)、2位は佐伯育美 選手(神奈川・エキスパートスキークラブ)、3位は吉原ゆみ子 選手(千葉県・ヨシキスキークラブ)が入賞した。4位以下の神奈川県の選手では、諏訪部織 選手(ハマスキークラブ)、太田加奈子 選手(平塚スキークラブ)、武井智栄 選手(ビッククラウドスキークラブ)、八木翔子 選手(アガベスキークラブ)と続く。
 大会を通じて全日本スキー技術選に推薦された選手の皆さんには、本大会までの期間中により研鑽を重ねて、神奈川の誇りを胸に全力で自分の滑りをアピールして頂きたいと思います。


男子総合優勝の村田雄介選手

男子10位までの入賞者

女子6位までの入賞者

神奈川県強化選手に選ばれた皆さん

■閉会式

大会委員長 色摩SAC副会長 挨拶

  非常に寒い中、選手・スタッフ・地元関係者の皆さん、ご苦労さまでした。
この大会で選ばれて全日本の大会に参加される方には、両県の誇りと自覚を持って、前年度より良い成績を上げて頂きたい。
 そうすれば今日まで苦労して大会を運営してきたスタッフも報われるものと思います。
大会運営に当たりましては、地元関係各位には大変お世話になりました。ありがとうございました。
 来年もますますこの大会を盛り上げて行きたいと思っています。
今回問題となったスキーの置き方などのマナーや約束事を、来年こそ選手諸君には守って頂きたいと思います。

柳橋統括審判長 総評

  初日予選の総合滑降については、多くの選手が小回りに工夫を凝らして技術をアピールしていましたが、
大きいターンの中で自分のパフォーマンス、スピードと力強さを出して頂ければ、より高い得点が出たと思います。
特にスキー操作については、ただ単にスキー板を振るのではなくしっかりと板をたまわせてコントロールすること、
そしてポジションをスキー板の真ん中に置いて、自分に意のままに動かすことが非常に大切だと感じました。
  準々決勝では不整地小回りと急斜面小回りを見ましたが、小回りについて多くの選手が練習不足であると感じました。
特に不整地については固いコブを滑る機会が少ないと思いますが、しっかりと練習して頂くことで、
さまざまな条件下でも安定して滑ることができると思います。
整地の小回りについて上位入賞の選手はスキーをしっかりと操作し、しっかりと回して滑っていましたが、
スキー操作が上手くできない方は、スキーを横に振ってテールを動かして滑っていました。
スキーのトップからテールまで全体をしっかりと回して滑ることが、審判員にアピールするポイントです。
これから全日本の大会に参加される方、そして来年全日本を目指す方は、これらの点に注意してください。
  決勝ラウンドの総合滑降では、特に後半は雪が柔らかくなったため、滑走スピードが失速していました。
これを如何に克服し、躍動感のある滑りを見せてもらえるか期待していましたが、
大回り主体の構成ではなく、途中でギルランデや小回りを入れることで失速している選手が目立ちました。
総合滑降は何種目かを入れることが重要ではなく、自分の最も得意なターン、あるいは小回りでもあまり小さなターンではなく
自分のスピードの中でスキーが操作できることを審判員にアピールすることが大事だと思います。
またコースの取り方については、斜面を横切るよりは、審判員に向かって滑ってくることが最も大切なことです。
これからはこうしたことを念頭に置いて、練習をしてください。
  来年またこの大会で、皆さんの滑りを見ることを楽しみにしていますので、頑張ってください。


色摩大会委員長

柳橋統括審判長

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