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車山X 視覚障がい者とのスキー体験記

平成21年3月38日(金)〜 3月29日(土)車山高原スキー場
ボランティア講師 岩淵一彦


山下講師(右)

岩淵講師(右)

2007年の県連ハンディーキャップ行事の講師に登録したところ、委員の方から視覚障害の方の担当をお願いしますと、事前に連絡をもらってビックリ。他の競技では、その数年前から間接的にサポートしたりしていたが、自分が直接の担当になるとは思ってもいなかった。
で、2007年の五竜行事当日。HC行事初の視覚障害(全盲)で参加の村井さんにお会いし、あれやこれやと話をしているうちに講習開始。午前中は、内海委員にアドバイスを貰いながら試行錯誤で2時間終了。前を滑りながらマイクとスピーカーから出る声で誘導し、後方確認しながらの講習だった。音を追いかけて滑るということでかなり神経を集中させるためか、村井さんもお疲れの様子。私も頻繁にした後方確認で目が少し回り気味。と、いう1回目の体験でした。
2009年車山Xで村井さんとのコンビも5回目。2人とも進歩したらしく滑るスピードも上がり、ターンもいい感じで描けるようになった。特に今シーズンは、滑りながら細かい指示を出せるようにバックボーゲンで滑り講習をした。最初の頃は、ターンのタイミングに合わせて声を出していたのが、方向だけ判るようにして自分でターンを構成してもらうようになった。誘導の声もほとんど雑談のような感じだ。疲れの度合いもかなり少なくなって休憩を入れていた講習が、入れずに余裕で終わるようになった。


今の目標は、2級合格とチャレンジカップへの参加。ポールの経験は、全く無いので機会を作って練習をしようかと話して、今シーズンを締めくくった。
ゲレンデで研修会や養成講習の最中、何度となくお邪魔しましたが、温かい目で見て頂いたことに感謝します。来シーズンも更なるレベルアップに挑んでいきます。


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