指導員研修会３班

指導員研修会３班

12月17日（金）札幌国際スキー場　晴れ
　公式日程初日、指導員研修会３班を受け持ちました。研修会３班は、研修会・クリ ニック６班とアドバンスコース（アクティブ）とほぼ同様に北海道の広く長いゲレン デを有効に使い上達したいという比較的若手の有資格者の集まりです。
　開会式終了後、８人乗りゴンドラに乗車し、山頂へ。札幌国際スキー場は、道内屈 指の積雪量を誇るスキー場として知られているが、今回は、１２月１１日（土）から 全面滑走可になったばかりで、まだ80ｃｍ程度の積雪。ゴンドラに同乗した同スキ ー場のスノーボードのイントラがゴンドラ下のコースの積雪を見ながら、「木がまだ 埋まっていないな」「標識の看板も全然埋っていないな」「パウダー２０ｃｍぐらいし かないからゲレンデの方が面白そうじゃねー」との会話。こんなに有希があるのにま だまだ不足なんだと驚愕。
　山頂到着後、班のメンバーと準備運動です。私からは、ストレッチは、「今、自分 は左足のふくらはぎを伸ばしています。」というような意識を持ち、「伸ばすところを よく意識してください」とだけ強調しました。
　午前中は、初すべりの方もおられるので、ポジションの確認や、基本的なスキーの 操作の確認をする形式にしたいと提案し、有資格者の方からも賛同をいただき、講習 に入りました。メンバーは、総勢９名、これなら手厚く対応できる人数です。研修会・ クリニック６班に負けない滑走量と講習の質が目標です。それでは、軽く１本目行き ましょうと声をかけ、ゲレンデ上部のウッディーコースをトレーンで滑走開始です。 気温も低くさらさらのパウダー状態の雪質がお出迎えです。思わず、気持ちいいって 感じでしたね。ウッディーコースの大きな右コーナー部分で、１回停止。皆さんの 楽しそうな笑顔、自分の滑りに満足しているようです。引き続き中斜面が続きます。 スイングコースに入りました。スイングコース下部の分岐点周辺では、ＳＬＯＷ　Ｄ ＯＷＮの文字が、皆さん原則ですよ。フラットな斜面が少しだけ変化しウェーブ状に なっているのが心地よいです。ここからゴンドラ乗り場まで視界は開けており、加速 です。大回りと中回りのリズムでゴンドラへ。
　２本目、体が皆さんよく動いています。朝早いうちに急斜面行きますかと声をかけ、 いざ、上級ダウンヒルコースへ。コース上部の３０度の急斜面は非圧雪バーンです。 急斜面の１本目なので、安全にお願いします。適当な間隔でスタートして下さいと声 を掛けました。
軽くコブかなと思い、突っ込んでいくと雪は軟らかく、コブではありません。最初 　は大回りで入り、中間下では、小回りも練習しておこうという感じで滑りました。
　　班のメンバーも思い思いにこの急斜面を楽しんで、集合地点では皆さん笑顔です。
　口々に「気持ち良かったですねー」との声です。コースが荒れないうちに来て良かっ たと思いました。しばらく滑ると２枚目の中急斜面２５度の壁です。こちらは、圧雪 してあり、これもまた具合がいいですね。ここからは、ゴンドラ乗り場まではもう目 の前です。この後、午前の最後にウッディーコースからスイングコースへ大回りから 中回りのリズムで滑走し、お昼です。
　午後は、小回りでターン弧に落差のあるものや、やや深回りのもの、捻りの要素を 伴った歯切れの良いものなど、演技テーマを設定してそれぞれの滑りの違いが明確に できるようなトレーニングを中心に行いました。何本かゴンドラに乗っているうちに 山頂から眼下に石狩湾が見えてきました。海に近いスキー場の眺望はなかなかです。 午前３本、午後４本、合計７本のロング滑走。１４時５５分、ゲレンデ下部メルヘン の鐘に到着。３班のメンバーの皆さん本当にお疲れ様でした。また、何処かのゲレン デでまたお会いしましょう！

指導員研修会３班

バス・ジャンケン大会で大活躍！