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スノーワールド in 北海道 (前編)

平成25年12月10日(火)〜15日(日) キロロ、札幌国際、朝里川
川添 徹 広報委員


みんなで最高の雪を楽しみましょう

バックカントリーの講習もスタート

平成25年12月10日(火)から15日(日) 札幌国際、キロロスノーワールド、朝里川温泉
Aコース10日(火)〜
Bコース11日(水)〜
Cコース12日(木)〜
Dコース13日(金)〜

【行事】
1.指導員研修会コース
2.クリニック
3.指導員養講習 (準)指導員養成コース・認定指導員養成コース、養成講習会のみ
4.県民スクール (ベーシック&上級者コース)
5.ハイパー講習会
6.ポールレッスンコース
7.バックカントリー講習会(ニュースタイル)

 さあ今年も始まりました毎年恒例の神奈川県スキー連盟の"SNOW WORLD IN HOKKAIDO"  公益財団法人になって二回目の開催で今回も200人を超える方々に参加していただいました。

 今年Aコースでは「キロロリゾートマウンテンホテル」1.5泊が行程に組まれ、さらにオプション で粟野氏とキロロスタッフが参加する懇談会「スキーヤーズミーティング」が開催されました。
私は、Cコースだったので、リアルタイム取材はできませんでしたので聞き込み取材で、参加者に話を聞いたところ輪島知恵さん なども参加されとても楽しい時間を過ごせたようです。参加したかった・・・(涙)
 Aコースでは、スキーヤーズミーティング、札幌移動などで不手際がありご迷惑をおかけしたようで、 しっかり反省点となって改善項目に取り上げられています。 来年はより皆様に快適なツアーになるように役員一同、努めてまいります。 これに懲りずに来年に期待してほしいと思います。
 札幌ステイはレストランなどの設備が充実している「札幌プリンスホテル」となり、ホテル内 の温泉露天風呂(有料)でスキーで疲れた体を癒す事が出来てアフタースキーへの備えも万全にでき たのではないでしょうか。
 そして今回初めてバックカントリー講習会(ニュースタイル)が行われました。講習内容は、バッ クカントリーを安全で楽しく滑走できる方法と用具の使い方などのレクチャーです。実際に密着取 材を行いましたので下記でレポートします。
 また13日(金)には、恒例の懇親パーティー(オプション)が「おれの札幌」で開催され、ジン ギスカン他を美味しく飲み放題付きでいただきながら、恒例の大抽選会がデジタルビンゴ?で行わ れるなどの新しい趣向で大盛況でした。
 肝心の積雪量は、昨年よりも少なくキロロの長峰第2コースは(4日目の土曜日も)クローズで残念でしたが、 三日目以降は降雪があり心配された札幌国際も良い状態で迎えることが出来ました。 また最終日の朝里川は前夜の大降雪で北海道らしい新雪とパウダースノーを満喫することができました。

 この週は週中から大荒れの天気で今回新設されたDコースの飛行機が予定どおりのフライトで到着 でるか心配でしたが、折り返し条件付きで飛び立ったものの無事到着できて、役員全員ほっとした のでした。この悪天候は最終日まで続き、札幌市内でも一時吹雪になり北海道ならではの天候を味 わったのでした。また、最終日は高速道路もいたるところで通行止めになるなどしたため、早帰り (12:00千歳発)の参加者以外は、全員16:00ホテル出発となりましたが、おかげでゆっくり と買い物や食事をすることができました。
 日本旅行スタッフの後藤さんのリスク対応が功を奏して全員無事に帰路に就くことができたので した。


新千歳空港で各コースお出迎え
日本旅行の後藤さん

日々の情報は、SAKデスクで確認
夜な夜な更新されます

さぁー!はりきってすべりましょう!

ご夫婦で参加していただきました。

わくわくすますね!

ちょっと寒いけど最高の雪が舞ってます

札幌国際に到着!

スキー場は雪がふってました

Aコースキロロ泊スキーヤーズミーティング
豪華メンバーです

Aコースキロロ泊スキーヤーズミーティング
みんなで記念撮影

◆公式行事 一日目  13日(金)札幌国際スキー場

 13日〜15日にかけては連盟の公式行事です。初日は札幌国際スキー場で開会式 が行われ冒頭に山田副会長ほか役員とスキー場関係者の方から挨拶があり、行事が スタートしました。


役員整列

主管県連責任者 山田副会長

SAJ立会責任者 上田SAK専務理事

行事執行責任者 木村統括常務

主任講師 森本教育副本部長

さぁこれから講習開始!

チェアスキーヤー3名が参加

準備運動でケガのないように!

<新企画バックカントリー講習会>
 ここ数年人気のバックカントリースキー。SAKもついに公式行事の一つとして取り入れました。 講師は、さまざまなスキーシーンで活躍している堀専門員と佐藤専門員です。まずは、現地パトロー ルに講習場所等の確認を行って移動しました。リフトを降りてゲレンデ逆側に今まで積もった雪がそ のままの状態で残っている場所へ移動しました。そこは10メートルの距離を進むのも苦労する新雪 の中を堀さん先頭にラッセルして進みます。


リフト裏の吹き溜まりで講習です

掘講師

参加者10名、研修会よりこっちの方が楽しい?

リフト降り場の裏へラッセルで

 まず用具の説明から始まりスコップで雪を掘って雪の壁面を指で刺したりなぞったりして雪の層を 見ていきます。雪の壁は高さ約1.5メートル程でしたが、触ってみると感触が違うことが良く分か りました。そして、今度は実際にゾンデ棒を刺して具合の違いを実感し、さらにリックを埋めてゾン デ棒の先が触れる感触を確認していました。


コース外には行きません。でもパウダーです

まずは用具の説明スコップ、ゾンデ棒、ビーコン

スコップを使ってみんなで掘りほり

雪の層を見て積雪状況をチェック

 次にビーコンの使い方を体験。ビーコンさまざまな物が売られているようです。アナログ、デジタ ル等で、これはやっぱり持っているだけではだめで、複数の人と練習が必要だと実感した。通常は発 信で携行し、雪崩で埋まった人が居たら即座に受信モードに、電波の特性や、複数の人で行う事など 実践的な講習でした。


ビーコンも色々なタイプが

佐藤拓也専門員を探せ!

 堀さんからは、実際の雪崩発生現場での行動など生々しい説明があり、参加者も真剣に耳を傾けて いました。次に、抱えられるほどの雪柱を作って水平に引っ張ってみます(弱層テスト)。すると先 ほど確認した雪の層でスライドして剥がれてしまいました。これにはみんなびっくりした様子でまさ に表層雪崩が起きるのはこういう事かと実感できた瞬間ではなかったでしょうか。同じように積もる 雪ですが、気温等状況によって雪質が異なった層が体積していくということとがとてもよく理解でき ました。
 自分にバックカントリーの経験がないので正確にお伝えできていない事もあると思いますが、ご容 赦ください。
 今回は、スキーヤーだけ、テレマークスキーも1名の参加でした。バックカントリー講習会はスノーボーダーの方も募集しています。 正しい知識を身に着けてオフピステを安全に楽しむために是非参加してもらいたいと思います。次回は2月8(土)から9日(日)の五竜行事Uです。


やっぱり北海道!雪質が違います

拓也さん。テレマークでもさすがです

パウダーを見つけては

テレマークスキーやってみたくなります



各講習もスタートです

雪の中の講習ですが、楽しそうです

最高の雪質でレッスン

ベーシックレッスン講習中

ポールレッスンは、みんなでセット作業

コースをならしながらセットアップ

クローチングも決まってます

ハイパー講習班 金子智子SAJデモ

金子智子SAJデモ



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