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2014年11月8日(土)、川崎市教育文化会館に於いて、平成26年度 スキー公認検定員クリニック理論、スキー指導者研修会理論、スノーボード指導者養成講習会 (A) 理論(正指/準指)、スノーボード検定員クリニック (A)の各行事が開催されました。 【スキー公認検定員クリニック理論 1】 ■片 副会長 挨拶 今年度、教程が変わりました。スキーが発生したヨーロッパでは、ほぼスキー技術が固まってきた頃、日本はまだ「八甲田山死の彷徨」があった時代であり、ヨーロッパからスキー技術を学ばなければならなかった。その技術はインタースキーにおいて一つになり、今日に至っている状況です。 最近、SAJは何をやっているのかと意見を頂くが、世界的に考えれば面白いことです。指導者が指導を止めたら終わりであり、行動を変えていかなければなりません。 県連では認定指導員他の養成理論に台湾に出向き、又未就学児童のスキー大会を行うなど進めています。このように具体的に行動を変えいけば、3Sにつながっていくと考えます。 日本が世界に誇る指導員制度を持ち、それに根ざして指導していくためにも、皆さんと一緒に学んでいきたい。 ■上田 専務理事 挨拶
■クリニック理論研修 安全対策について 上杉安全対策委員長 安全で楽しいスノースポーツを目指すための環境としては、「事故は起こるべくして起こる」等の阻害要因がある。その阻害要因を解消するためには、ヒヤッとした経験を無視しないことである。ハインリッヒの法則に「1:29:300」があり、1件の災害の裏には29件のかすり傷程度の軽災害があり、その裏には怪我ではないが、300件の体験がある。その300件のヒャッとした状況は、当事者の感覚であり、他の走者から見ると「危ない」と思われない事も多々ある。 スキー指導者の責任としては、大きく2つに分類される。第1に「スキー指導者の任務」であり、正しいスキー技術指導のためには、FISのルール等をオフィシャルブックで再確認して指導する必要がある。第2に「講習中の事故と指導者の責任」であり、受講者に怪我をさせないために年齢、天候、技量等を念頭に置き、安全に指導する事を心掛ける必要がある。 スキーとスノーボードの受傷割合は、6割がスノーボード、3割がスキーで減少傾向にある。事故を防止して安全で楽しいスノースポーツを目指すためにも、ヘルメットの着用、安全手帳の活用、各種標識等を理解して、今シーズンも事故防止に協力して頂きたい。
■クリニック理論研修 バッジテストについて 教育本部 中田専門委員 今年度、スキー教程が新しくなりました。詳細については、オフィシャルブック等で確認して下さい。 「最近、検定していますか?」との質問に、会場の受講生の内、1/3〜1/4しか「した」と回答しなかった。 その原因としては、「・希望者がいない・皆、1級を取ってしまった・費用をかけるほど人が集まらない」などの原因がある。そこで「あるべき検定の姿とは何か?」と考察すると、その解答が来年度SAJ教育本部のDVDに入っており、目的が明らかになっている。具体的には、スピードテクニック等の状況適応能力を高めることです。 検定をただのテストに終わらせないためにも「検定勘」を養いましょう。「検定勘」とは、目の付け所であり、検定会以外でも検定勘を養う必要があります。「検定勘」にはいいことがたくさんあり、具体的には「・アドバイスが適切になる・自分の滑りが変わる・リフトの上でも退屈しない」などがあります。自分自身の状況適応能力を養うことにより、生徒に対する指導が変わってくると考えます。 「さあ検定しましょう。」受講生にも先生方にもちょっと違う楽しみ方があるかもしれません。 【スノーボード検定員クリニック (A)】 スキー公認検定員クリニック理論の会場とは別室にて、スノーボード検定員クリニックが開催されました。
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