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第52回全日本スキー技術選手権大会
平成27年3月11日(水)〜15日(日) 長野県 白馬八方尾根スキー場
佐々木生道 理事


リラックス〜いい雰囲気の神奈川選手たち

開会式 いよいよ始まります

大会参加役員の皆さん、たいへんお疲れ様でした。
長期間ご協力ありがとうございました。
題記大会について、下記のとおり報告いたします。

              記
日時    2015年3月9日(月)〜3月15日(日)
場所   長野県北安曇郡白馬村 白馬八方尾根スキー場
役員   理事:中村、佐々木 専門委員:堀、園部、大嶋、長田、嘉代
選手   男子:荒井、中村浩章、勝木、翠川、中村英知、沼上、三辻、滑川、小林
       リザーブ:吉田
      女子:八木、石田、明賀、水谷、高島、木村 リザーブ:村井

◆成績

決勝 男子:荒井拓磨 39位(来年のシード権獲得)昨年:49位
本選 男子:荒井57位決勝進出 70位まで
中村浩章74位 勝木131位
女子:八木68位
予選 男子:中村浩章74位 勝木83位 本選進出 90位まで
翠川98位 三辻104位 沼上137位 中村英知137位
小林185位 滑川220位
女子:八木53位 本選進出 60位まで
木村70位 石田78位 水谷83位 高島83位 明賀91位
リザーブ男子、吉田選手は予選1日、本選のフォアランナーで出場
リザーブ女子、村井選手は予選1日、フォアランナーで出場


本選終了後 お疲れ様

神奈川の監督コーチ陣

◆ 3月11日予選1日目 天候:雪 ウスバ、名木山中カベ

大会初日は、選手に固さが目立ち大回り、小回りとも ミスが目立ち、点数が伸びなかった。

◆ 3月12日予選2日目 天候:雪 ウスバ、名木山 中カベ

大会2日目、昨日の巻き返しをしなければ、本選出場ないなか、各自成績をあげたが、男子2名、女子1名の
本選進出の結果となった。


女子 予選53位 八木翔子選手

女子 予選70位 木村あゆみ選手

女子 予選76位 石田由利子選手

女子 予選83位 水谷万里子選手

女子 予選83位 高島亜也子選手

女子 予選91位 明賀香奈選手

男子 予選74位 中村浩章選手

男子 予選83位 勝木将利選手

男子 予選98位 翠川和也選手

男子 予選104位 三辻秀徳選手

男子 予選137位 沼上一浩選手

男子 予選137位 中村英知選手

男子 予選185位 小林伊芙樹選手

男子 予選220位 滑川浩選手

◆ 3月13日本選 天候:雪


予選〜本選と3日間雪が降りづつけました

女子 本選68位 八木翔子選手

男子 本選57位 荒井拓磨選手

男子 本選74位 中村浩章選手

大会3日目、連日の降雪により、バーンの確保が難しくウサギ平の使用予定を全てウスバに変更、昨年シード権を獲得した荒井選手も出場した。
1種目目の急斜面・不整地・小回りでは、いきなり本選出場の調整の難しさからか、後半ターンの精度が乱れて、得点260点、順位115位と厳しいスタートになった。しかしながら、残り2種目で高得点を揃えて、決勝進出を果たした。
中村選手は、3種目ともに大きなミスもなく得点をまとめたが決勝進出に2点足りず、残念であった。
勝木選手は、初の本選出場で、予選のような滑りはできなかったが、本人は、大きな収穫があったようです。
八木選手は、昨年に続く本選出場であったが、決勝進出には得意の大回りで得点を伸ばしたかった。

◆3月14日決勝1日目 天候:晴れ ウサギ平、ソデグロ


決勝1日目小回276点荒井拓磨選手


決勝1日目大回277点 荒井拓磨選手

3日間の降雪も収まり、小回り急斜面、フリー規制をウサギ平、大回り急斜面をソデグロのバーンを使って行われた。
荒井選手は、1種目目急斜面小回りを276点の叩きだし、27位のロケットスタートを切った。2種目目もソデグロで急斜面大回りで277点、23位の高得点で、前を滑走する68番皆川賢太郎と同点でした。
3種目目は、ウサギ平でショートターン用のスキーでのフリー規制種目でしたが、ここでリズム変化を入れる位置の雪面が若干荒れており、 少しバランスを崩し272点、順位57位と順位を落としました。決勝1日目は、58位でした。

◆ 3月15日決勝2日目 天候:晴れ ウサギ平


決勝2日目小回不整地 ウサギ平


小回りインスペクション 荒井選手


決勝2日目フリー278点 荒井拓磨選手


決勝2日目小回り272点 荒井拓磨選手

1種目目の急斜面フリーは、荒井選手の得意種目でもあり、278点で24位と昨日の58位から総合ポイントでも大きく巻き返し、38位となりました。最終種目、急斜面・不整地・小回りは、女子の演技が終了後、1時間30分を超える中断があり、選手もコンディションやメンタルの維持に苦慮したと思われる。上位有力選手でも転倒する選手がいる中、272点、42位の順位で難しい斜面厳しい待ち時間の中、集中力を切らすことなく荒井選手は、総合39位で踏みとどまり、来年のシード権を獲得した。

◆総括


さて得点は!


神奈川チーム お疲れ様

チーム神奈川としては、前回大会が本選出場男子4名、女子3名と合計7名、今回大会は、男子3名、女子1名と本選出場選手数は、下回りました。
男子においては、決勝進出に僅かに届かなかった中村選手、初の本選出場で来年に期待のもてる勝木選手、予選では本選出場に僅かに届かなかった翠川選手、三辻選手と選手層も充実してきております。
女子については、八木選手が本選出場を果たしたものの、他選手は本選出場の60位の得点までは、差がありさらなる強化が必要です。ただし、明賀選手が、18歳での最年少出場、リザーブの村井選手が19歳という若い選手も出てきたので、ベテランと若手の競争で良い刺激になると思います。
また、予選で敗退した選手も本選、決勝を応援いただき、チーム神奈川として、荒井選手の支えになったことは間違いありません。
荒井選手は、昨年49位から39位に順位を上げており、来年にさらに期待できる結果となりました。
補足ですが、男子では、北関東ブロック、南関東ブロックで来年のシード権を獲得したのは、当県の荒井選手1名です。


小回り不整地をインスペクションする堀監督


小回り不整地コース状況で監督会議


男子フォアランナー 吉田陽平さん


女子フォアランナー 村井七海さん



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