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第30回障がいをもつ人のためのスキー教室 
(スポーツ振興くじ助成事業)



平成29年3月24日(金)〜26日(日)車山W行事
ハンディキャップ委員会 山内 望


開会式会場の2階へ 開会式


3月25日、深夜0時を過ぎたホテルのロビーが賑わいだしました。前日の20時に横浜、相模原を出発した、公益財団法人神奈川県スキー連盟「第30回障がいを持つ人のためのスキー教室」のバスツアー参加者の皆さんが到着したのです。
車山行事Wの「第30回障がいを持つ人のためのスキー教室」は、3月25日〜26日の日程でしたが、バスツアーでの参加の方は一足早く深夜に車山に到着していました。
明けて3月25日(土)の朝、晴天の車山スキー場で「第30回障がいを持つ人のためのスキー教室」が2日間の日程で始まりました。
今回の「第30回障がいを持つ人のためのスキー教室(スポーツ振興くじ助成事業)」は、視覚、聴覚、肢体、下肢、知的障がいを持つ方、付き添い含め48名の参加者があり、スキー指導者研修会、スキー公認検定員クリニック事業からのボランティア講師を含め講師・介助スタッフ計39名とハンディキャップ委員会13名の総勢100名の教室となりました。


朝の体操 準備完了


同時開催行事全体の開会式後、スキー教室参加者と講師、サポーターが各自グループとなってスカイプラザ前で準備体操をして、ゲレンデに飛び出していきました。思えば昨年の同行事は大幅な雪不足で、狭いゲレンデの中での講習となりましたが、今シーズンはこれが同じスキー場かと思うような良いコンディションとなりました。
特に1日目は「車山ブルー」と称される碧空と真っ白な雪のコントラストがまぶしい中、熱心なレッスンが行われていました。その成果として、昨年はなかなか滑ることができなかった斜面をサポートを受けながらでも滑り降りたり、自らウェーブに挑戦したり、山頂までのツアーに出たりと、参加者の皆さんがそれぞれステップアップして、思い思いにスキーを楽しんでいる姿が見られました。


講習@ 講習A

講習B リフト乗車

チェアスキー@ チェアスキーA

バイスキー@ バイスキーA

2日目は朝から雪が降っており、この時期にしては珍しく10センチほどの軽い新雪の中での講習となりました。また、この日は、希望される参加者にバッヂテストを実施、当日積もった雪はとても軽い雪で、滑りを妨げるようなこともなく、皆さん日頃の成果を思う存分発揮されていました。1級2人、2級3人、3級1人、4級4人、5級2人が合格し閉会式で合格証とバッジが公益財団法人神奈川県スキー連盟の会長から授与されました。
スキーを通しての成功体験が、バッヂテストにチャレンジした皆さん、スキー教室に参加された皆さんの自信につながっていくことを祈りつつ、「第30回障がいを持つ人のためのスキー教室」は無事終了しました。


閉講式 5級合格

4級合格 3級合格

2級合格 1級合格

集合写真@ 集合写真A

 


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