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スキー公認検定員クリニック理論
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平成29年11月11日 川崎市教育文化会館
広報委員 中里、佐藤、森、高木

◆スキー公認検定員クリニック理論

● 主管県連責任者挨拶 山田力副会長
おはようございます。例年この会場で研修会、クリニック、養成講習会と1日かけて使用しております。朝早くから先生方にはご苦労様です。
登録会員が減少する時代になりました。皆さんの役割は検定員としての役割もありますが、スキーを通じて多くの方にスキーの魅力を伝えるのが最大の役割だと考えております。
バッジテスト、検定に立ち会うことが少なくなってまいりました。しかしながら指導者として、検定員として色々な所を見ていただき、スキーは旅をする所から始まり、地方の文化に触れてスキー場でスキーをする。是非多くの方に伝えていただきたいと思います。
子供の体力が低下している傾向にあります。冬はスキーをする!ということで多くの子供達に、そしてまた年配の方々には生涯スポーツとして魅力を伝えていただきたいと思います。午前はクリニック、午後は研修会と長い1日になりますが、皆さんにとって実りある1日となるよう祈念して挨拶に代えさせて頂きます。ありがとうございました。


山田力副会長


●クリニック理論T: 安全対策委員会 上杉委員長
皆様おはようございます。安全対策や事故防止は無限のものであり、常に先生達が個々で考えていただくことが重要になってきます。その為の補助としましてシーズン初めに確認したいと思いますので宜しくお願いします。


安全対策委員会 上杉委員長

<スノースポーツに内在する危険>
(雪山特有の危険との遭遇)
◆自然環境による危険
・自然の雪山を滑り降りる自然に由来する危険
(1) 天候に伴う危険(寒さ・風)
(2) 地形に伴う危険(斜度)
(3) 雪質・雪面状態による危険
(4) 自然の障害物による危険

◆人工環境による危険
・様々な人工物の設置・配備
・人工物の存在と危険度への理解
(1) リフト・人工降雪機等への衝突による危険
(2) 雪上車両との衝突による危険
(3) スノーパーク利用時の危険

◆スキーヤー自身による危険
(1) 自己転倒による危険
(2) 他のスキーヤー等との衝突による危険
(3) 疲労・飲酒など体調不良による危険

<安全な滑走のために>
スキーヤーの責務
(1) スキーヤーの基本的注意義務
@予見 A結果回避 B前方注視 Cスピードとスキーのコントロール
この4つを注意していれば正面衝突を未然に防げる
(2) 守らなくてはいけないルール
@FISルール Aスノースポーツ安全基準 Bローカルルール
(3) 標識・指示の遵守
禁止標識と注意標識など、よく理解すること

<山岳スキーについて>
最近流行っているバックカントリーではニセコ・白馬エリアなどで、上記で出てきたローカルルールが存在する。
・スキー場(管理区域内)と山岳(管理区域外)では世界が全く異なる
・バックカントリーは手つかずの自然そのままの場所(木が生えている、非圧雪)
・この両者を明確に区別することが安全対策の第一歩

<スキー指導者の皆様へお願い>
(1) 率先模範(率先してルールを守る、一般スキーヤーのお手本になる)
(2) 安全教育の徹底(ルールと安全の指導、講習会中はスキー場で優先権を持たないことの理解、事故発生時の対応指導)
(3) 重大事故(講習会場所の設定、管理区域外での滑走)の回避
→ゲレンデの真ん中で指導している事が危険であり、止まる場所等注意が必要

☆スキー技術の前に安全教育をお願いしたい!
ミーティングや懇親会の時でも構わないので、安全教育の努力をしてほしいと思います。



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