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第53回神奈川県総合体育大会冬季大会スキー競技会
新潟県マウントパーク津南スキー場
◆守谷広報委員レポート
◆3月2日インタビューから
 横須賀市佐藤アルペン監督 女子は調子がいいので予定どおり入賞者が出た。次は男子に期待したい。

 SL選手 今年は硫安を効果的に撒いてくれているので、案外ほれていないようだ。

 茅ヶ崎市大場選手 いつもここでは天候に泣かされているが、今年は何とか持ちそうだ。(SLの2本目途中で、ピーカンからいきなり霰、雨になり最後は雪という成年A・成年一般の人たちには最悪の展開だったけど)

 逗子市佐々木選手(成年C) 最近はスキーよりは温泉とイメージトレーニングだね。靭帯を痛めてから滑れないんだよね。(しっかり2本滑ってポイントしてました)

 横須賀土屋選手 (成年A 雨の中で)SL2本目はワールドカップの選手かなといわれるような滑りをするからね。見ててねー!(無残じゃー)

◆3月2日(土)SL(第3ゲレンデ)
 朝方は今にも降り出しそうな曇り空だったが、SL競技の途中で太陽が顔を出したと思ったら、暑いくらいの好天気。
 山田専務が、僕が来るとこんなもんだよと言ったとか。(そのあと大風が吹いたと思ったら雨が降ってきた)
 今年のコースは、昨年とは変わり第3ゲレンデで、TDの菊池競技本部長によるとこのコースはFISの公認コースもとれるのだそうだ(ただし、女子)。
◆突然の雨風も津南ではあたりまえ‥
 1本目48旗門、地元スキースクール講師のセットでかなり振ってある。しかし、各市町の代表は苦もなく旗門をクリアしていく(本当は結構大変そうだった)。
 2本目43旗門。菊池競技本部長のセット。いわく、「川崎の片さんをこけさせてあげようと思ってね」といいながら、後半部分では、「そろそろみんな足にくるころだからやさしくしとこうっと」と呟きながらのセットでした。
 あいにく、2本目の途中で、好天気から霰、そして雨に変わり最悪のコンディション。でもみんな、津南で雨は当たり前。そんな事より真剣にレースを楽しんでいるように見えました。
◆ノルディック・クラシカル
 続いて、雨から変わった雪の中で、ノルディックのクラシカルが行われた。ノルディックのレースを見る機会のなかった広報担当者の目には、未知の世界が広がっていました。
 しかし、ノルディックってあんなに速いものなの?あっというまにレースが終わってしまってびっくり。みんな、上り坂を風のように滑り上がって(!)行くのです。あんなに楽そう(?)なら一度やってみたいなと思ってしまった私はお調子者かな。でも、世の中そんなに甘くないよね。きっと大変な努力の上にあの滑りがあるんだよね。
◆ゆったり自然を楽しむのはノルディックで
よく見ると、上位入賞者が楽々ゴールした後、鼻水とよだれだらけになってゴールに倒れ込む選手もいて、これって実はきつい種目なんだなと認識を新たにしました。
 でも、ゆったりと自然を楽しむのには、もってこいのスポーツなんですよとは、同宿したノルディック関係者の弁。最近、ノルディックの競技人口が減っているので底辺拡大を図りたいと、アルペン以上に危機感をもっているようでした。
◆3月3日(日)GSL(第7ゲレンデ)
 朝方は、昨日の雪が残っていたが、競技開始時にはそれもあがり、好天の中の大回転競技となった。 ポールセッターは、菊池競技本部長。昨日の2本目と同じ優しいセット(?)スルーが一ヶ所だけだったので、コースミスをする人はほとんどいない。ただ、天気がよすぎて下の方の雪がゆるみ、かなり掘れていたようだが、皆さん気持ちよく滑れたのではないでしょうか。女子のトップのタイムを男子がなかなか抜けないのにはびっくりした。暖かかったので、競技役員として協力してくれた各市町協会の役員の方々ものんびりとした雰囲気でジャッジできたのではないでしょうか。やっぱり、天気がいいのが一番ですね。
◆クロスカントリーリレー競技
 さて、アルペンが終わると、県総体最後の競技ノルディックの継走(リレー)です。12市町えりすぐりの3名の選手により、1周2km周回コースを1周ずつの計6kmのコースで競われる。神奈川県スキー連盟の古郡副会長のスタート合図により12名の選手が横一線のスタートを切り、周回コースへ飛び出していく。はっきり言って壮観な光景です。ぜひ、一回観戦されることをお勧めします。

◆最後に大逆転が‥
ところで、レースの方は、ダントツで他を引き離していた横須賀市を横浜市が最後の最後で逆転というドラマチックな幕切れで、これまた大コーフン!!いやー、ノルディックはいいですねー(今回の取材ですっかりノルディックびいきになってしまった広報担当)

 総合優勝は、選手層の厚い相模原市が獲得、2位横浜市、3位川崎市の順となった。


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