ホーム > 行事レポート > チャレンジカップ第2戦 岩岳    4
チャレンジカップ第2戦岩岳
第1回ハンディキャップチャレンジカップ

2004年1月31日(土)〜2月1日(日) HC委員会 野村亮太
レースに参加いただきました
さぁ、スタート がんばれ〜

◆第1回ハンディキャップチャレンジカップ
・対象:上下肢障害(チェア−を含む)、知的障害、聴覚障害等の身体に障害を持つ方々
・期日:平成16年1月31日(土)〜2月1日(日)
・場所:長野県白馬岩岳スキー場  カモシカコース
・競技日程:1月31日 SL競技(1本目9:30スタート、2本目12:10スタート)
        2月 1日 GS競技(1本目9:30スタート)
・参加者:LWクラス(チェア−)  SL競技4名、GS競技2名
      IDクラス(知的障害)  SL・GS競技6名(女子2名)
      Dクラス (聴覚障害)  SL・GS競技3名(女子1名)                            延べ24人
・役員:ハンディキャップ委員 渡辺儀一、野村 亮太、堀 浩二(手話通訳)
     教育本部専門委員   福岡昭充、望月光弘
     競技本部専門員    高橋 清勝(主審)、宮園 節、坂田 元政
     競技本部理事     菊地 富士夫(技術代表)、平沢 幸一
     ハンディキャップ担当理事 越前谷芳隆

 30日、現地役員との打ち合わせが岩岳スキー学校事務所で行われ2日間の競技開催スケジュール、各役員の分担等が確認された。大会は女子、男子の順にスタートするがHCチャレンジカップの女子は本大会の女子の一番先にそして男子は本大会の男子の一番先にスタート、またLWクラス、IDクラス、Dクラスの順にスタートすることになった。

 17時ホワイトプラザ体育館で開会式とTC(チームキャプテン)ミーティングが開催され、TCに明日のスケジュール当を周知された。HCチャレンジカップ参加者は交通手段の都合等で翌日の受付に間に合うように会場に到着する予定となっている。

レースに参加いただきました
さぁ、スタート がんばれ〜

1月31日 危惧された天候も朝起きると稜線がくっきり、快晴。今日はSL2本すべる。

 7時30分から8時30分の受付およびゼッケン配布に全員が間に合った。8時45分からビブを着けてのインスペクション、IDクラスの出場者は普通のレースに参加したことがなく(超緩斜面で10旗門程度のレースは経験有り)ゴールエリアからコースを見上げていた時は、戸惑いを隠せないでいた。スタート地点からのインスペクションにおっかなびっくりで付き添われながらの横滑り。本番と同じ気持ちだったかもしれない。

 LWクラスの方々は、さすがに経験があるのかレーシング仕様になっていた。IDクラスの選手にとって、それでもSL、GSとインスペクションを含め本数を重ねていくたびに一人で滑りきれることができるようになっていった。ゴールの少し前から、ゴールした時、皆さん一様に「おもしろーい、楽しかった」「来年もまた参加したい」との声が上がっていた。一人だけ技術的にもう一歩ということもあり出場を取りやめた。Dクラスの選手は特に問題もなくインスペクション、本番もこなしていた。ゴールするとほっとしたのか笑顔が出ていた。IDクラスの方同様にタイム、順位は別にして「楽しかった」のコメント。

◆回転競技 結果
女子回転  IDクラス 1位 河野とし子
               2位 熊谷操
     オープンクラス 1位 森田舞衣子

男子回転  LWクラス 1位 近藤 俊樹
                2位 田中 祐介
               3位 木の本卓也

IDクラス 1位 川上 直孝
       2位 高橋 淳二
Dクラス  1位 高橋  勉

レースに参加いただきました
さぁ、スタート がんばれ〜

 2月1日今日も快晴、普段の行いがよいからかな。 今日は大回転一本すべることになるが距離も長いし、スピードも出るがどうだろうか気になる。
 昨日と同じ7時30分から8時30分の受付およびゼッケン配布には全員が間に合った。8時45分から9時15分までビブを着けてのインスペクション。9時25分前走がスタート、9時30分から女子大回転からスタートした。出場選手みな果敢にチャレンジしゴールした。

◆大回転競技 結果
女子大回転 IDクラス 1位 河野とし子
               2位 熊谷 操
     オープンクラス 4位 森田舞衣子
男子大回転 IDクラス 1位 高橋 淳二
               2位 桑江 広介
               3位 工藤 大輔
               4位 川上 直孝
LWクラス 1位 近藤 俊樹
Dクラス  1位 高橋  勉
        2位 小林  剛

レースに参加いただきました
さぁ、スタート がんばれ〜

 2日とも晴天に恵まれ見ていても気持ちのよいスキー大会だった。障害を持つ方もスキー教室からスキー競技へと、初めての試みもであったが成功であったと思われる。
  今回の反省点として、同じ時期にチェアースキーの大会がいくつも重なってしまったことから予定していた人数の参加とはならなかった。開催時期の再検討が必要だろう。またHC委員会の委員の参加が少なく、運営のフォローが十分できなかったため他の大会役員の方々に大変なご迷惑をお掛けしてしまった。お詫びしたい。

 またスピードが出ないとはいえ公式の大会なのにヘルメットの着用を義務付けなかったことは大きな反省の一つだった。次回は必ずヘルメット着用を必須としたい。
  スキー場関係者の皆さん、競技運営に携わった関係者の皆さん県連役員の皆さんありがとう御座いました。

                          ハンディキャップ委員   野村 亮太


 < 前へ
ホーム > 行事レポート > チャレンジカップ第2戦 岩岳    4