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県選手権(技術系)

 

写真:コースセット中、ポールをかつぐ関専門委員

時間をかけ、多くの役員によるコース整備は続く。おりしも雨が降ってきた。リフトに乗っていると、結構気になる降り方だ。明日の天気予報は晴れ。それなら都合が良い。この雨で硫安が雪に染み込んで最適なバーン状況の厚みが増す。明日のSLには300人近いエントリーがあり、そのプレッシャーにバーンが耐えられなければならないからだ。役員一同、雨で喜ぶ。雨は夜半まで降ったが、翌朝覗いてみると雪がチラホラと舞っていた。(写真は関主審)

 
写真:回転競技中 そして競技開始後、日差しが差し込む晴天となった。朝早くから、さらなる硫安を散布し、セットの最終調整を行った。コースセットは完了だ。3月の上越国際はさすがにグサグサの春の雪だ。しかし、このスラロームのバーンはHARDに仕上がった。選手の安全のためにも300人のプレッシャーに絶えられる仕上がりだ。 選手のみんな、思う存分滑ってくれと胸を張れる気持ちだ。
 
写真:コースセット中、ポールを締め付ける阿南競技委員長

地元の応援は、上越観光開発の高橋喜平太次長を中心に、旗門審判係、スタートやゴール、ゴールセット、硫安散布隊、コース整備等など、30人をはるかに超える規模となった。本当にありがたい。神奈川県スキー連盟の役員18名と合わせて50人を超えるスタッフが要領良く動く。これが選手への最高のプレゼントなのだ。(写真は、阿南競技委員長)

 
写真:インスペクション

実は、翌日のGSLと合わせて、硫安144袋をを消費した。選手は、最高の仕上がりとなったコースで思う存分実力を発揮できたのではないだろうか。 (写真は、インスペクション風景)

 


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