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◆小林(淳)SAK専門委員 詳細内容

■小林(淳)SAK専門委員 「スキーの為のフィットネス」152P

◆スキーのためのフィットネスの考え方152P

指導理論編ですが、皆さんも出費がたいへんでしょうが、私達講師も自前で購入していますので、大変だなと思ってあげてください。フィットネスですが、昨年がトレーニング部分が多かったのですが、152Pにはフィットネスとは、と書いてあるのですが、健康な体力づくりのわけです。選手としてどういう風に鍛えていくのかということではなく、レクレーション活動としてスキーを楽しむ多くのスキーヤにとっては、健康の維持・増進と心身の調整、身体の準備が目的となるというとことです。

◆フットネスの一般原則152P

何をして行きたいか、個々のニーズに合わせることが必要です。これは、押し付けではなく、何が課題なのか、みなさんも雪上に出て、指導員が一方的にああしてくださいとするよりも、お互いに話し合いながら、わたしは個々を習いたいなど、養成講習でも話していただければ良いと思います。

◆鍛えておきたい体力要素

持久力
筋力
柔軟性
を向上させる

◆体力を自己診断してみる153P

速歩で20分間歩くことができるか(持久力の向上)
自分の体重を支えることが出来るか(筋力)
 専務理事が、フィットネスの講義をする私を見て、もっと鍛えた講師のほうが良いといわれました(笑)

脂肪を燃やして運動すると考えますと、30分ぐらいの予備的な運動とそれから運動が必要です。わたしは、だいたい30分以内で終了しているので、やはり脂肪はもえていませんね。

◆フィットネスの実際

今、何をして行ったら良いのか。まず、日常生活の運動不足の解消があげられます。

ウォーキング: なかなか歩く機会がすくないです。車での移動も多いです。できるだけ日常生活の中で取り入れてください。駅ひとつ手前で降りる、階段を利用するなどです。万歩計を付けるのも手です。東海道シリーズなど楽しみながらできるようですので、ご利用ください。最低9000歩は必要です。

ジョギング: 有酸素運動の代表格ですが、継続して行うことが難しいです。

サイクリング: 私は、片道1時間自転車で通勤したこともありますが、行きは1時間ですが、帰りは1時間半かかりました。朝は遅刻しては行けないので1時間で行くのですが、帰りはどうしてもゆっくりとなってしまい、そのうち自転車を置いて帰りたいと思うようになりました。

水泳: 少しの運動でかなりの効果を期待できますが、これも継続が難しいと思います。

筋力トレーニング160P
静的な手段、動的な手段

ストレッチングの有効性162P
肉体的、精神的な高揚
ゆっくり動かす
無理をしない

◆全体を通して

フィットネスという考え方は、いままではあんまりなかったと思います。いろいろな年齢層のいろんな条件のもとで、いろんな方がどう楽しくスキーをしていただけるのか、そちらでアドバイスをしていただけると良いと思います。指導員になると、教える側、教えられる側という上下の関係が出来てしまいます。そうではなく、同じ目線で話が出来ないと行けません。一人でも多くの人が楽しくスキーができるために、指導員がどんな支援がえきるのかということが大切だと思います。


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