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平成14年度 指導員研修会理論

◆教育本部より 渡辺教育本部理事

 いよいよシーズンが始まります。昨年この会場で皆様方にご協力いただき、アンケートを取らせていただきました。

 教育本部に対していろいろなご意見をいただきました。それらについてお答えしていきたいと思います。

◆指導員研修会理論について
 この理論研修会につきましても色々ご意見がございまして、場所としてはもっと県の中央でやって欲しい、複数回開催して欲しい、日曜の開催、夜の開催などありました。会場の件では、日曜は優先的に地元の自治体が押さえてしまい、なかなか確保が出来ません。場所では、川崎が2年続きましたが、来年は藤沢の会場が確保できそうですので、小田原の方にはご迷惑をおかけしましたが、少しですが近くなると思います。

◆指導員研修会実技について
 実技研修では、講師は楽しいスキーを心掛けてくださいと言うが、県連の研修会は楽しいかというと、なかなかそうでもない。教えている講師に聞いてみて欲しいという意見がありました。自分もそうなのですが、自分も楽しく滑れないと生徒も楽しくないと思います。そして一方通行にならない研修を心掛けていきたいと思います。

 昨年から、エンジョイ班とチャレンジ班という区分けをしました。これに関しては、分けた違いがわからないという意見がありました。カービングスキーが普及してきましたが、その指導法を覚えるのは従来のスキーでは難しいということで、従来のスキー用具、指導法で十分で構わないし楽しみたいと言う方や、多少お年を召した方はエンジョイ班と考えております。チャレンジ班はカービングを中心にハードに滑ったりということです。五竜行事などでは、最初はエンジョイ班で始めたのですが、途中でチャレンジに変更されると言う方が何名かいらっしゃいました。それは構いません。申込書に未記入の場合はとりあえずエンジョイ班に入れさせていただきますが、現地にて変更していただいてかまいません。

◆検定員クリニックに関して
 昨年は、ビデオを利用し、特に技能テストなどへの理解を深めていただきましたが、参加人数にもよりますが、実際の模擬ジャッジも出来るよう検討しております。アンケートには、エンジョイ班とチャレンジ班にはけて欲しいと言う声がありましたので、今年は分けたいと思っています。クリニックの内容としては、具体的には、第1日目に検定に関するクリニックをやっていただき、期間中に級別テストの模擬検定を実施していきたいと考えます。

◆車山Tの研修会に関して
 例年、車山Tの研修会に700人以上が集中してしまいます。12月のあの時期で雪も少なく、限られたバーンでもあり、内容も充実するとは言いかねます。一般の方との接触なども起き易く安全確保には十分な注意も必要です。(一般の方からクレームあり)できましたら他の研修会への参加検討を是非お願いいたします。

◆養成講習会について
 すでに理論講習会2回とも終了しています。受講者延べ数では昨年より60名減少しております。養成講習会も1班あたりの人数を少なくして行きたいと考えています。15名ぐらいでしょうか、希望としては12名ぐらいでしたが出来るだけ要望にこたえていきたいと考えております。内容については、2シーズン続けて、シュテムターンの理解について講師間で不統一がありました。シュテムターンはスキッディング要素と言われていますが、スキッディングというと横ずれ的な、初歩的なシュテムターンが一部にありました。この後、「スキー指導の要点と検定のポイント」のビデオを見ていただきますが、そこで今年の検定種目について触れております。映像で確認していただければ、一目瞭然だと思います。

◆BC級公認検定員検定会理論について
 BC級公認検定員検定会の理論問題については、従来アナウンスがなく、現地であったかと思いますが、勉強されている方はされているのですが、今回、受付にて「SAJ資格検定受験者の為に」を用意しましたので、それをご利用して勉強してください。尚、検定規定などはオフィシャルブックにも掲載されております。

◆強化合宿
 選手の育成では、従来の五竜行事以外に、北海道行事にも基礎スキー技術の強化合宿を新設しました。どしどしご参加いただきたいと思います。

◆技術選手権の千葉県共催
 従来、神奈川県単独で技術選手権を開催しておりましたが、今年度は千葉県と共催で開催することになりました。千葉県との担当者とも7月ごろより数回打ち合わせを行い、つい14日には計算係、総務関連の打ち合わせも行いました。昨年実績からは400名の大会になりと思います。ぜひ皆さんの参加をお願いします。

◆環富士山技術選手権大会
 それから、手続き要領には掲載できませんでしたが、今回パンフレットを配布させていただいておりますが、富士山を囲む3県(静岡県、山梨県、神奈川県)で技術選手権大会を開催することになりました。2002年のオフィシャルブックですが、静岡県の行事案内には掲載されておりますので、参照していただきたいと思います。3月16日,17日白馬五竜スキー場で開催されますが、最低でも1県で40名以上、3県で100名以上の規模で開催したいと考えており、ぜひご参加お願いします。この時期は、SAJ技術選手権大会が終わった直後であり、代表選手たちは疲れており参加しないかもしれません。ぜひ、栄えある第1回のトップをとるチャンスかもしれませんので、参加をお願いします。

◆クラ・テク検定会
 従来から要望のありました、1.5泊での検定を五竜行事で実施いたします。

◆専門委員の技術強化
 SAK専門委員は、直接みなさんと講習会を行うわけですが、神奈川県には60名ほどおります。強化につきましては、昨年より予算もつけていただき、強化合宿を開催しています。1回12〜3名ということで、60名はなかなか対応できないので、順次行っていきます。専門委員には、滑り込んでいただくしかないのすが、このご時世ですし、皆様方にも是非、温かい目で見ていただくようお願いします。

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