まずクラス分け |
ルスツ・イーストコースで記念撮影 |
◆昨年を越える参加者でスタート
12月13日(火)〜18日(日)、昨年以上の参加者を迎えて北海道スキーツアーが行われました。
日本海側を中心に北極圏並みの大寒波が襲ったこの週末は、訪れたどのスキー場も連日の降雪による新雪が我々を迎えてくれました。
そしてその好条件の中、さまざまな行事が行われました。
イゾラコースで記念撮影 |
ポジションを熱血指導中 |
◆オプション・ルスツスキー場
Aコースの初日(12月15日)は、キロロスキー場、ニセコスキー場、ルスツスキー場、朝里川スキー場の4コースから参加するコースを選ぶことができます。
私は最も参加者の多い、ルスツスキー場へと向かいました。
北海道随一の37コースを誇るルスツスキー場は、さまざまなロケーションでの滑降が可能です。
当日は時折日差しものぞく好天候とパウダースノーに、「新雪が気持ちいい!」「転んでも痛くないから思い切って滑れる」「何だか上手くなった気がする!」と参加者には大好評です。
参加者は、県民スキースクール、指導員養成講習会、基礎スキー強化合宿の3行事に分かれ、それぞれで熱心な講習が行われました。
県民スキースクールでは、今回が初滑りとなる参加者が多いこともあり、さまざまなゲレンデをより多く滑ることに注力していましたが、その中にあっても講師の熱血指導が随所に見られます。
強化合宿参加者の皆さん |
講師の説明を真剣に聞いています |
基礎スキー強化合宿は、更にレベルアップを目指す1級取得者のグループと、スキー技術選出場を目指す2グループに分かれ講習が行われました。
参加者の皆さんはそれぞれに課題を持って講習に取り組んでいます。特に技術選出場を目指すグループは今シーズン既にかなりの日数を滑り込んでおり、スキー技術の向上に対する意識が非常に高いのが印象的でした。
大回りの修正点をアドバイス |
マンツーマンで熱血指導 |
札幌国際スキー場での開会式 |
全参加者が集合 |
◆全員集合 札幌国際スキー場
Aコースの2日目(12月16日)は、札幌国際スキー場にCコースの参加者が合流。
北海道ツアー参加者が全員集まり、今日から指導員研修会、シニアポール大会などの公式行事の始まりです。
野地副会長 |
養成講習会 ちょっと雪が… |
◆開会式
■主管責任者挨拶 野地副会長挨拶
昨晩Cコースの皆さんが到着致しました。これで北海道行事の全参加者が集まったことになります。
今年は千葉県からの参加者はありませんでしたが、昨年を上回る皆さんに参加を頂きまして、改めてお礼を申し上げます。
また、ここ札幌国際スキー場の関係者の皆さまには、私たちの行事がスムーズに進行できるようご配慮を頂いております。参加者を代表致しましてお礼申し上げます。
シーズン始めでもございますので、最初からあまり飛ばさず怪我に十分気をつけて頂き、
各々の目的に合った楽しいスキーができますよう、私たちスタッフもお手伝い致します。なお明日から天候が崩れるような予報も出ており心配をしておりますが、この北の大地・北海道で楽しい思い出をたくさん作って頂けるよう進めて参ります。
熱心な講習風景 |
講習風景 |
当日の気温は-2℃。一日中降雪が続き、決して天候に恵まれた状況ではありませんでしたが、熱心な講習が繰り広げられました。
指導員研修会にはSAKデモの佐藤拓也選手が講師として参加。参加者の注目を集めていました。
SAJデモ佐藤拓也講師 |
真剣な講習風景 |
やはり北海道は最高、講習風景 |
講習風景 |
◆キリンビールエンで懇親パーティ
そして夜にはキリンビール園で懇親パーティが行われました。
キリンビール園は熱気ムンムン |
材料が到着! |
食べ放題・飲み放題のジンギスカン料理とビールで、会場の熱気は最高潮!
ステージでは、シニアポール大会表彰式、第一回クイズ王選手権、恒例のプレゼント抽選会などさまざまなイベントが行われました。
ジンギスカン完成真近 |
いただきま〜す |
どうぞ、どもども〜カンパ〜イ! |
このまま飲んじゃおうカンパ〜イ! |
◆シニアポール大会表彰式
まずは日中に行われたシニアポール大会の表彰式です。
各クラスの入賞者には賞状と記念品が贈られました。
表彰式 |
受賞者の皆さん |
受賞者の皆さん |
受賞者の皆さん |
◆初代のクイズ王は
そして第一回クイズ王選手権が始まりです。
日中、スキー場からの帰りのバスの中で○×クイズを実施。
各バスから2名ずつ選ばれた精鋭がステージに集合し、更に3名まで絞り込みます。
珍問・難問の中から、初代クイズ王の栄冠を勝ち取ったのは、中原リーゼンの高峰さん。おめでとう!
○か×か? |
右端が初代クイズ王の高峰さん |
◆恒例のプレゼント抽選会!
最後は恒例のプレゼント抽選会。
協賛各社のご協力によりスキーウェアやグッズなど、豪華賞品が満載です。
中でも目玉は北海道ツアーペア旅行券!
「誰と旅行に行かれますか?」との質問に「もちろん愛妻と」と答える優しい旦那さまが旅行券を手にしました。
さあ抽選開始 |
北海道ツアー券が当選! |
◆朝里川スキー場
Aコースの3日目(12月17日)は、朝里川スキー場で開催。
前日の指導員研修会らの公式行事に加えて、クラウン・テクニカルプライズテスト、及び級別テスト、検定員クリニックなどが行われました。
1・2級検定会が開始 |
さぁ、頑張れ! |
いよいよスタート |
緊張のスタート |
さぁ、テスト開始です |
クラウン・テクニカルプライズテストでの滑り |
クラウン・テクニカルプライズテストでの滑り |
検定員クリニックも行われました |
◆閉会式
■主管責任者挨拶 野地副会長挨拶
終わり良ければ全て良しという言葉がありますが、今年はお日さまがのぞくことなく雪の中での講習となりました。
北海道の大自然を楽しみながら滑るという訳には参りませんでした。
残り少ない時間ではありますが、朝里川温泉や札幌で楽しい思い出を作って頂きたいと思います。
神奈川県連の行事も4月の第一週まで続きますので、多くの方に参加頂きたいと思います。
特に2月2日〜3日の韓国スキーツアーはとても楽しい行事ですので、是非ご参加ください。
シーズンは始まったばかりですので、今日までの講習の内容を頭に入れながら、楽しく安全なスキーを行ってください。
■級別テスト総評
シーズンの初めで初滑りということもあり、まだ板に馴染んでいないように感じました。
シーズンは始まったばかりで、滑る機会はまだたくさんありますので、今回残念ながら不合格となりました方は
再度挑戦して頂きたいと思います。
閉会式の模様 |
3級合格の青柳さん |
2級合格の皆さん |
1級合格の皆さん |
■クラウン・テクニカルプライズテスト総評
検定中の天候やバーン状況は、非常に滑りやすい状況だったと思います。
逆に難易度が若干低いように思われましたので、採点基準で考慮致しました。
次に種目別の講評となりますが、大回りに関しましては検定を受けられる方の滑りの精一杯表現して頂くには
マティリアルの選択の部分でもう少し調整をして頂ければと思います。
具体的には、大回りであれば大回り用の板を選択して頂ければ、より滑りの表現ができたのではないかと思われます。
若干短い板の方がいらして、スピードがなかなか出せないという滑りが見受けられました。
小回りにつきましては、落下運動が少ないように感じました。またスペースの使い方も少ないかなと・・
一本のラインを左右に移動するような動きではなく、二本のラインの外側に弧ができるようなターンをイメージして
頂ければ自分の表現ができたのではないかと思います。
<合格者の皆さん>
3級 青柳さん
2級 久保さん、内藤さん、梅田さん
1級 小石さん、高橋さん、上田さん、日隠さん、本間さん
テクニカル なし
講習風景 |
講習風景 |
◆寒波の中、大きなトラブルもなく
最終日(12月18日)は朝里川スキー場で県民スキースクール、指導員養成講習会などの公式行事が行われました。
しかし寒波に伴う積雪の影響で、スキー場までの高速道路は通行止め。
更には帰りの飛行機の心配もあり(前日はほとんどの飛行機が欠航!)スケジュールを早めに切り上げることになりました。
しかしそんな中でも講師の熱血指導は健在。参加された皆さまの真剣に取り組んでいる姿が印象的でした。
講習風景 |
講習風景 |
◆無事に全日程を終了
予定通り千歳からの飛行機も出航し、無事帰路に着くことができました。
今回の北海道スキーツアーは概ね天候にも恵まれ、豊富な積雪量とパウダースノーが北海道のスキーゲレンデの素晴らしさを感じさせてくれました。
シーズン始めの時期で初滑りの皆さまにとっては、こうした恵まれた環境がスキーの楽しさを思い出させてくれたことと思います。
また各講師の熱意のある指導が、参加者の向上意欲やスキーの楽しさを倍加させてくれたことは間違いありません。
そして何より、今回のツアーが良かったのかどうかは、ファインダー越しに目にした参加者の皆さまの笑顔を見れば一目瞭然です。
是非この北海道スキーツアーで得たこと学んだことを、これから続くスキーシーズンに生かして頂きたいと思います。
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