県民スキースクール＆級別テスト
町田教育本部専門委員
県民スキーに参加された方々、お疲れ様でした。我々を熱烈歓迎してくれるかのように、北海道は大雪でしたね。連日の大雪、札幌では十何年ぶりということで、市内は除雪されていない道に車が右往左往、渋滞していました。
◆北海道を味わいながらレベルアップ
県民スキー公式行事初日は、札幌国際スキー場。氷点下の大雪の中、前日にキロロ、ルフツ、ニセコで滑走された方も、昨日到着された方も一緒になり、それぞれのレベルに応じた班でスキーの技術を自分の理想に向けて、レベルアップに励まれました。
私の班は３級を目指す人、目指したい人で、北海道のスキー場自体も初めての方もいて、北海道を味わいながら、レベルアップを目指しました。
でも、北海道の味とは、、、横殴りの風雪、リフトも止まるほど。大雪そのものでしたね。それでも、熱心に滑走する皆様。それに負けじと、３級合格まではと思い、いっぱい逆風の中を滑りましたね。真っ白な斜面で自分が進んでいるのか、風に戻されているのか、分からないこともしばしば。激しい雪の中、「休憩しますか？」「滑りましょう」という会話を何度となく、かわしました。その熱意、正直脱帽です。その成果か、３級を検定された皆様は無事に合格されました。おめでとうございます。
二日目は朝里川スキー場。今日も雪はしんしんと降っています。しかし、風が弱いせいかとても暖かく感じてしまいました。（氷点下ですから、けして暖かいわけではないのですが、）このスキー場、いろいろな斜面があり、いろいろなことを試しましたね。緩斜面で大股開きしたり、ピエロの様に滑稽なすべりを試みたり。昨日合格証をもらった方も、そうでない方も。本州では滅多に滑れない、キュキュと鳴く新雪にシュプールの跡を残して。（手形や、尻跡もありましたが。ストックも落ちてましたね。）
我が班の自慢は、朝里川最大の急斜面を、大回りで全員滑走したことです。正直上級者コースには厳しいかなとも思ったのですが、皆、爽快そうに滑ってきたのには少し心躍りました。余裕いっぱいの方（小回りまで入れる人）もいて、これからいろいろな斜面を皆様独自に試して下さいね。
そうそう、講習を終える頃に教えて頂いたのですが、「我が班は元気。」と思い、ギブアップしない参加者の方々に（催促され？）支えられながら講習をしていたのですが、その中に７２歳になられる人生の大先輩がいらっしゃったとは、まったく講習を終えるまでは気が付きませんでした。（見かけも５０代にしか見えなかったので。。。）午前中２時間、午後も２時間以上、休憩無しの、このハードな班で。。。。。脱帽です。
また、皆様と雪上で、そうですね、是非、北海道の雪上で再会できるのを楽しみにしています。いっぱい滑るのが好きな方々と御一緒できて良かったです。ではでは。
