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県民体育大会

◆いよいよ最終戦
 第4戦目となる。国体選考で不本意な成績だった選手は、一部の望みをかけてこの大会でラップの成績を出そうと熱くなる。

◆雪模様に、ワックス勝負か…
  しかし、天候はなんと雨から雪となった。朝のうちは、上越地方特有の湿っぽい雪で、滑っていても引っかかったようにブレーキがかかる。それに、この天候だと板が滑らない為、ワックスやストラクチャーの勝負になるとの話もあった。

◆セットの特徴は
 Aコースのセッターは、緩斜面の廊下から急斜面への入り方がポイントだという。いかに落とされないように、減速せず次の緩斜面に入れるか。Bコースは、緩斜面の廊下から尾根伝いに急斜面にはいるが、スピードを落とさずに緩斜面に入れるようなセットになっているとのこと。

◆気温が低下、滑りやすいコースに
 レースが進むに従い、気温もだんだん低くなってきた。寒い。雪の降りも少なくなってきた。実は意外にスピードがでるコースに変貌しているかもしれない。

リザルト
男子   女子  
★少年   ★少年  

★成年A

  ★成年A  
★成年B   ★成年B  
★成年C      
女子入賞者
大回転 クラス:女子少年
1位 三星眞奈美 荏田高校 1:00.49
2位 関美和子 関東学院高校 1:03.39
3位 門倉美由紀 相模女子大高校 1:05.05
4位 高井美弥 関東学院六浦高校 1:06.09
5位 井出晶子 ショウナンキッズ 1:06.24
6位 中山真里 関東学院高校 1:08.68

◆三星真奈美は4戦全勝!
 三星真奈美(荏田高校)は、さすが!としか言い様がない。スピードコースに仕上がったBコースを無駄のない滑りで、1:00.49という圧倒的強さで1位となった。もちろん女子総合でラップで、4戦すべて1位である。素晴らしい強さだ。2番スタートの八木翔子(神奈川総合高校)は、急斜面で板を外し途中棄権と波乱が起きた。が、2位関美和子(関東学院高校)、3位門倉美由紀(相模女子大高校)と、昨日のレースと順番は変わらない。

大回転 クラス:女子成年A
1位 与口華那 日本女子体育大学 1:01.56
2位 尾野由希恵 日本女子体育大学 1:08.60
3位      
4位      
5位      
6位      

◆与口華那は、女子全体でも2位に
 
女子成年Aは2名と言う結果であったが、さすがに与口華那(日本女子体育大学)は、女子総合タイムで2位とその存在をしめした。中学生時代に、神奈川県という雪なし県に生まれ育った選手として、全中大会で10位に入るという、快挙を思い出す。学連1部でもぜひ頑張って欲しい。

 

大回転 クラス:女子成年B
1位 内田美穂 ショウナンキッズ 1:02.32
2位 森川順子 クラブ・ド・ネージュ 1:02.48
3位 鹿野亜季子 横浜スキークラブ 1:02.53
4位 水野みどり 日産車体 1:04.86
5位 羽鳥綾子 富士通 1:05.02
6位 永吉雪絵 シーフェル 1:05.15
◆前日3位の内田美穂が1位に!
 このクラスは、昨日3位であった内田美穂(ショウナンキッズ)が大健闘で1:02.32のタイムで、見事1位となり、2位の森川順子(クラブ・ド・ネージュ)に100分の16秒差で押さえ、昨日の雪辱を果し1位に入った。やはり国体入賞経験もあり、黙っているとは思えなかったが、みごとやってくれた。3位の鹿野亜希子(横浜スキークラブ)も1分2秒台で、1位〜3位まで、2秒台という大混戦となった。
男子入賞者
大回転 クラス:男子少年
1位 土井雄太 栄光学園高校 1:01:11
2位 池辺寛一 横浜商大高校 1:01.21
3位 平賀淳人 川崎スキークラブ 1:01.68
4位 外崎充 関東学院六浦高校 1:01.78
5位 田沼祥太 法政第二高校 1:01.98
6位 田中成明 森村学園高校 1:02.20

◆3位までは、昨日の上位選手
 1位土井雄太(栄光学園高校)、2位池辺寛一(横浜商大高校)、3位は平賀淳人(川崎スキークラブ)と、昨日と順位は入れ替わったものの、1秒台で上位選手が占めた。1位から5位までは2年生が占めたとのこと。全体的にレベル差の少ないクラスで、誰にでも入賞のチャンスがあると考えられる。

大回転 クラス:男子成年A
1位 三星雄大 法政大学 58.91
2位 森 健 青森大学 59.29
3位 蔵本浩一 横浜レーシング 59.72
4位 濱 秀徳 ビックディップ 1:01.22
5位 町野正佳 NEC玉川 1:01.27
6位 河口絋太朗 神奈川大学 1:01.83
◆昨日と殆ど変わらぬ順位
 何とっても、三星雄大(法政大学)の強さが圧倒的だ。58秒台とラップをたたき出す。当然、3戦全勝で文句なし。2位の森 健(青森大学)も大健闘である。以降、このクラスの入賞の顔ぶれはあまり変化がない。
大回転 クラス:男子成年B
1位 市川高弘 神奈川若葉 1:00.81
2位 山上誠英 テルモ 1:00.84
3位 伊東雄一 ショウナンキッズ 1:01.18
4位 北埜章弘 神奈川若葉 1:01.37
5位 石田庄司 TOYOCOM湘南 1:01.75
6位 永吉登 シーフェル 1:01.91

◆昨日とは違う大波乱の結果に
 1位市川高弘(神奈川若葉)、2位山上誠英(テルモ)は、昨日のレースでは入賞圏外であり、大波乱の結果となった。彼らの健闘を称えたいし、これだからレースは面白い。スタート直後の廊下伝いの緩斜面から、荒れた急斜面への処理ミスが大きなタイム差につながった模様だ。その意味では、このクラスでは誰にでもチャンスがあるということだろう。

大回転 クラス:男子成年C
1位 水野浩二 日産車体 59.56
2位 清水雅友 ぴいたーぱん 59.87
3位 石川好之 富士通 59.89
4位 谷口雄大 ユーベル 59.94
5位 石塚俊逸 三菱電機鎌倉 1:00.09
6位 牧野高行 ビックディップ 1:00.24
◆このクラスも波乱あり
 何と、男子成年Cでも昨日7位の水野浩二(日産車体)が1位と大健闘。2位の清水雅友(ぴいたーぱん)も3位の石川好之(富士通)も、昨日は入賞圏外であり頑張った。結果として、上位3位が総入れ替え状態となった。戦国時代を思わせる。このクラスも誰にでもチャンスがあると言えよう。

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