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ジュニアの育成強化
★平成14年度全中大会レポートはこちら  
村山健介(横浜スノーメイツ)
黒柳萌絵(横浜スノーメイツ)
◆15年前からジュニア強化に力を注ぐ
 神奈川県スキー連盟では、15年前からジュニア合宿を設定し、ジュニアの強化について力を入れてきた。スキー人口の減少の中、競技人口が横這いから漸減ですんでいるのも、その先見のおかげであり、先達に感謝したい。
立石胡奈津(バディー)

◆神奈川53国体を契機に拡大
 神奈川で開催された53国体では、開催県として当然ながら、国体強化策が促進され、ジュニア強化の拡大も行われた。国体終了後、スキー連盟としては継続して強化を行って来た。現在は、ザウス、八幡平、野辺山、水上とジュニアの強化合宿も4回に増え、組織をあげて育成してきた。
長岡祐太(秦野スキー)

◆ジュニア強化が大会レベルの向上に
 菊地競技本部長は、育成の秘訣は、あせらず気長にが基本という。合宿の位置付けもモチベーションを高めるぐらいだというが、その結果は如実に現われ始め、ジュニア選手の目覚しい活躍によって、なんと大会全体のレベルが上がることとなった。

◆目覚しく育っている若い選手達
 三星真奈美(荏原高校)は高校3年生であるが、この4連戦をすべて総合ラップで制覇した。驚くべき結果であるし、もちろん将来に期待したい。

三星真奈美(荏原高校)

◆学連1部校で活躍
 三星雄大(法政大学)は、今年のインカレ1部で3位という、とんでもない成績を出した。三星雄大が本格的にはじめたのは中学からという。中学時代は早さはあったが棄権も多かったと聞く。当時の恵まれたライバルは与口華那で全中で10位と驚く成績を上げていた。与口華那に刺激されたこともあってか、三星雄大は中学の後半から高校で頭角をあらわしてきた。与口華那(日本女子体育大学)も現在、学連1部で活躍している。
★H14年 中学校、高校、大学選手権結果

三星雄大(法政大学)

◆横浜スノーメイツが好成績
 県内にもジュニアを育てているクラブが多くあり、今回のジュニアでは横浜スノーメイツが多くの優勝選手を輩出した。他にバディー、ヴィヴァント、ショウナンキッズ、秦野スキーなども優勝選手がでており頼もしい。組織的なバックアップが将来の有望選手につながる。

◆雪なし県の選手も活躍できる
 三星雄大も三星真奈美も与口華那も、神奈川県という雪無し県で生まれ育った有望選手だ。ぜひ、後輩たちに刺激を与え、さらなるジュニアの育成に貢献してほしいし、ジュニアの選手も彼らをライバルとして、神奈川県選手として頑張って欲しい。

与口華那(日本女子体育大学)
外崎未(ショウナンキッズ)
田所冬美(ヴィヴァント)
土井雄太(栄光学園高校)
塘田隼也(ショウナンキッズ)
   
佐藤唯(ショウナンキッズ)

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