◆責任者挨拶

今シーズンは暖かく、雪不足を心配しておりましたが、信州綜合観光開発さんのおかげで、雪を付けていただき、なんとか研修が出来ることになりました。いつも、ありがとうございます。
今回の研修会は２日間で短いですが、内容を濃くやっていただき、この２日間怪我の無いように御願いします。

◆ＳＡＪ報告

しばらくぶりに皆様と再会できてうれしく思っております。 全日本にも立場を変えて入ったわけですが、 私が休んでいる間に、銀行はつぶれるは証券会社はつぶれるはデパートはつぶれるは、世の中は急激に変化していますが、全日本だけはあいかわらず、昔と同じように進んでいる気がしました。これで良いのか悪いのかはわかりませんが、いづれにしても、執行部側は旧態依然とやっているのだなと感じております。そんな中で、評議員会が年２回行われまして、南関ブロックからいくつかのシビアーな質問も出ております。

・検定種目ジュニアが大幅に改定されました。このやり方であれば、 子供達に夢と将来のスキーをつたえるよい方法かと思っておリます。

・教育本部のスローガン「安心・誠意・感動」この３つの言葉ですが、本当に指導する立場として原点だと思っております。まず必要な原点が言葉に出ています。受けるほうとしてはどいう考えているのか？かなりシビアーに帰ってきます。すばらしい言葉で好評でもあります。

南関ブロックから６項目

・ＳＡＪ研修会立会いのについて、理事又は顧問とありますが、顧問については、現役を引退しているのでアドバイザーであるのですが、アドバイザーが責任者になるのはどうかという提起で、これに対しましては、顧問を削除し、理事又は各県連の会長が指名する者といたしました。

・指導員検定の中にポールがなくなったのはどうかという質問にたいしては、準指でやっているものの、ポールをあまりやらない指導員の増加も含めて、たしかに検討が必要であり、前向きに検討することになりました。

・準指検定の養成講習会の加点の件について、いろいろありまして、もう少し検討することになりました。

・指導員検定でＦＩＳの大会、国内Ａ級大会の入賞者は、準指を経ないでいきなり指導員を受けられると言う規定がありますが、それはいかがなものか。いくら優秀な選手でも、教えることに関しては、言葉で話したりすることも必要で、この辺は、養成講習会を受講することについて、検討していくことになりました。

・私は、総務で登録関係をやっておりますが、そうとう苦労しております。細かく出来るだけシビアーにやりたいということで進めますが、細かければ細かいほど複雑化して非常に大変になっております。これも３年目を向かえましたが、各県連さんからアイデアもいただいており、良いところを取り入れて行きたいと考えています。人の動きも、日々動いております。それを毎日毎日キャッチしていたのでは大変です。その辺については、来年からは１回登録したものは、早く御渡しして支障きたさない方向でいきたいと考えております。ゆくゆくは専用のカードにて、どこのスキー場でも通用するようなものを用意していきたいと考えております。

最後に、「安心・誠意・感動」と言う言葉を、再度読んでいただいて、各県連に帰りましたら指導にあたり徹底していただきたいと思います。御願いいたします。２００２年から小学校中学校が５日制になります。この時を、良いチャンスとして対応し、先生方を育てていただきたいと思います。

◆閉会の挨拶

開会式のときにお話しました、「安心、誠意、感動」これはまさしく今回、会場を用意していただいた信州綜合観光開発さんにあてはまる言葉だと思います。夜も寝ずに雪をつけていただきました。本当に感謝しております。（拍手で御礼）この２日間見せていただきましたが、非常に個々の講師、コーチをうまくやっていただき、特徴の有る研修会が出来たと思います。ご苦労様でした

１０日ほど前の新聞にでていましたが、いま家族ずれのスキーヤーが若干増えてきています。３０代、４０代の人が、若いときにスキーをやったことを思い出して、家族で来る。これが、２００２年からの５日制に結びつくのかなと思っております。永田町では組織改革で騒いでいるようですが、文部省に言って、５日制を４日制にしてもらえれば、さらにスキーのチャンスも増えるのではと思います。また、２月１日をスキーの日で祝日にしようというアクションも広げて行きたいと考えております。ＳＡＪは２５％の会員増を目標に掲げております。各県、クラブにもどりましたら、その辺を強調して、会員の増強に努めていだきたいと思います。どうぞ、よろしく御願いいたします。