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「SAK・SAC スノーパラダイスin北海道」
スノーボード
大井智子 広報委員レポート

望月委員長にインタビュー
上達しましたか

•  スノーボード講習会

 12月13日、朝里川温泉スキー場のイエローコースで、スノーボード講習班に出会った。参加者は男性1人、女性2人の計3人。初心者クラスの多かった去年に比べると、レベルは高そうだ。スタート地点で講師の指示を受け、みなさささとじょうずに降りていく。

熱心な講習が続きます
景色も講習も最高ですよね

めざぜ!「県民スノーボード」

 主任講師を務める望月博文委員長は、「それなりに滑れる人が多く、レベルの高いレッスンができました。『ある程度滑れないとスノーボード講習会に参加できない』というイメージがあるのかもしれないけど、初めての人でも、どんどん来てほしいと思っています。初心者でもOKです。『県民スキー』のように『県民スノーボード』が開催できればいいですね」と望月さんは話す。

 3人の講習生には、前日の札幌国際スキー場のレストランで昼食時に感想を聞いていた。

 知人が県民スクールに申し込んだのがきっかけで、今回参加したという女性は、スキー歴8年。おととしは毎週滑ったが、去年はまったく滑らなかったという。「以前、別の連盟のスキーツアーに参加した時、横から突っ込まれて、それ以来、スキーはやらなくなっちゃいました。今回は参加者が多いのかなと思ってましたが、3人だったのでよく見てもらえます」と話す。参加者3人とは、少しもったいない気もする。昨年に比べても、今年は1人減だ。

参加してくれてありがとう

広い北海道です

「知ってたら参加するかも……」

 スノーボードを始めて約4年という女性は、「いままでずっと自己流で、初めて先生に教わりました。普通のスキー場のスクールは2時間講習して終わりだけど、ツアーの間、ずっと見続けてもらえるのがうれしいですね。人の滑りも見れますし。スキークラブに入ってる友達が、『北海道スキーツアーにスノーボードの講習会があるよ。同じ先生が見てくれるから参加してみたら』とさそってくれました。さそわれなかったら、こういうツアーがあるって知らなかったと思います。スキークラブがあることも、初めて知りました」と、広報していくことの大切さを教えてくれた。

 「どうしたらみんなに伝わりますか?」とたずねると、「『バートン』とかの展示会にちらしを置いたら、もっと参加者は増えると思いますよ。今度は仲間をさそってみようかな」と答えてくれた。

 女子に囲まれ白一点となった男性は、去年に続けての参加。インタビューに答えてもらうのはこれで2回目だ。スキーの正指導員の資格を持っている。「こうした機会でもないと、なかなか一人で北海道まで滑りに来れません。去年は雪が多かったので、指導というよりパウダースノーをどんどん滑りました。今年はしっかり教えてもらっています」と話す。

 「要望はないですか?」とたずねると、「『スノーボード講習会』に参加するのは3年目だけど、だんだん参加者が減ってます。もうちょっと人が集まった方がいい。そうすれば、いろいろな人の滑りが見れますから。5、6人から10人ぐらいかな。それ以上だと、インストラクター一人ではたいへんでしょう」と話してくれた。

楽しんで頂いていますか〜
望月スノーボード委員長です

「スキーよりスノーボードの方が楽しい!」

 彼のスキー歴は 15 年で、7年目からスノーボードを始めたという。ボード歴は8年だ。年に15日ほど滑り、多い年は、毎週スキー場に通ったという。「スキーよりもスノーボードの方が楽しい」と言い切る理由は、「スキーは上達すると伸び悩むようになりますが、ボードはやればやるほど伸びていきます。もしかするとボードも、ある程度うまくなると伸び悩むのかもしれませんが。それからスキーと違うのは、カテゴリーが多いことです。大きく『フリースタイル』と『アルペン』があって、『フリースタイル』には『ワンメークジャンプ』や『ハーフパイプ』とかがあり、いろいろやれますから」と教えてくれた。

 去年は、スキーの専門委員の中にもボードを購入して挑戦する人が結構いたと聞いた。なんとなくスキーに伸び悩みを感じ、パウダースノーをただひたすら気持ちよく滑りたいと思ったら、来年は、少数精鋭の若人が集う、スノーボード講習会に参加してみるのもいいかもしれません。

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