ホーム > 行事レポート >北海道         9 10

「SAK・SAC スノーパラダイスin北海道」
札幌国際スキー場
中里健二 広報委員長レポート

素晴らしい天気の札幌国際スキー場
10号車の担当は栗田専門委員

「最後のバスで行く」

 昨夜到着した、Cコース参加の人たちが合流し、公式行事が札幌国際スキー場で今日から始まる。昨日より更に早起きし、 5 時 45 分には京王プラザホテル 1 階の「樹林」のバイキングの列に並んだ。 6 時から 6 時 30 分までが混雑のピークとなるので、早めに起きて食べるか、準備をすべて済ませて食べるのが常道だ。

札幌国際スキー場に向かうバスは、 7 時 45 分から順次出発していく。参加者を乗せたバスを見送り、大井広報委員と最終バスの 10 号車に乗り込む。ほとんど役員ばかりを乗せたこのバスは、何故か 1 号車から遅れること約30分、ようやくホテルを出発した。

 札幌国際に到着したところ、駐車場には自衛隊のトラックがずらりと並んでいる。「イラク派兵のための訓練か?」と、忘れていた現実の世界に引き戻される。

これか鐘です。
開会式に集まっていただきました

「開講式 〜天気がいい日に理論はいらない〜」

まずは主管県連責任者として、古郡副会長から、「雪不足が心配されたが、われわれがスキーをやるのに十分な状態になった。どうか、スキーを、北海道の雪を楽しんでほしい」とのあいさつがあった。

 つづいてSAJ立会い責任者として山田専務理事から「今年は、ややこしい研修会テーマがあるが、天気がいいときはやらなくていいことになっている。けがに注意して滑ってもらいたい」と話し、みんなの笑顔をさそった。

 行事執行責任者として片常務理事からは「ここが北緯43度のスキー場です。頂上ではマイナス13度。楽しいスキーを全員で楽しみましょう」と続く。

 同じく千葉県連を代表して、小沢理事から神奈川県との合同開催についてお礼の言葉があり、「全国的な雪不足の中、今シーズンは始まりましたが、このツアーで何かひとつ持ち帰ってください」とのあいさつがあった。

 主任講師として渡辺教育本部長からは「難しいことは言いません。けがのないように滑りましょう」とあいさつされた。

 地元を代表して、札幌国際スキー場スキー学校の渡辺校長から、「毎年ありがとうございます。いい天気をもってきてくれてありがとうございます。ぜひ楽しんでいってほしい」と歓迎のあいさつがあった。

 その後、役員として神奈川県スキー連盟押川顧問、井駒監事の紹介があり、各講師の紹介が続いた。

つかまってしまった班…
逃げ足の速い班〜♪

「市野理論の実践」

 午後には、いつもお世話になっている上田理事の研修会班に合流した。「市野理論」を熟知する上田理事の研修班ということで、たいへん興味深い。講習内容は斜滑降から内足に荷重して、山側に落下する運動を作り出す練習?上田理事が実践するが、何となくもどかしげな表情で、先生方も半信半疑であとに続く。理論は正しいが、実際にやってみると難しいのが「市野理論」ということか?滑り終わっての、上田理事と先生方との活発なやり取りも、「市野理論」の効用かもしれない。

 このあと、百海理事の研修班にも顔を出してみたが、われわれが近づくと、何だか落ち着かない様子。今朝のバス出発の遅れに関して触れられたくないのか、先を急いで降りていく。

田村専門委員と養成講習班

井駒監事の楽しい班です

「初心者班」

 井駒監事が講師の初心者班に合流したのは夕方近く、山頂近くのウッデイ第3リフト沿いの緩斜面。受講生の26歳の女性は、「井駒先生はとてもやさしく教えてくれます。昨日は、キロロスキー場の山頂で、散歩したりしてとても楽しかった。このツアーでスキーが楽しかったと思えたならば、またスキーをやると思います。」と、とても素直な感想をいただいた。

★電脳オヤジ「翁さん」のホームページ (北海道の写真満載です! クリック)

<< 前へ   次へ >>


ホーム > 行事レポート >北海道         9 10